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弁護士ブログ

2009/08/05

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 夏でもできるだけ自宅から歩いて通勤している。通勤経路はその日の気分などによってまちまちである。今朝の通勤途上で,若いOL風の女性とすれ違った。凄い美人に見えたので,すれ違いざまにちょっとお顔に目がいってしまった。確かにそこそこ美人なのだが,巨大なつけまつげであった。あれはマスカラとは違うと思う。仮に僕がこういうつけまつげを付けたとすると,その重量,負荷に耐えかねて眼瞼痙攣が起きそうだ。それにまぶたに気がいってしまい,書面の起案に差し支えるであろう。でも,そんなこと余計なお世話か(笑)。

 

 通勤経路と言えば,僕の自宅の近くには,小学校がありその敷地内には本当に見事な桜の木々がある。春にはこのブログでも述べたように,本当に感動的なまでの見事な桜の花を咲かせるのである。

 

 今朝はこの桜の木々を見ながらの通勤であった。その桜の木々にとまり,蝉が一生懸命に鳴いていた。あまりよくは知らないが,蝉というのは約7年ほどを土の中で生活し,やっと地上に出て僅か1週間かそこら,生涯の最終段階を過ごして死んでいくというようなことを聞いた。だから,今一生懸命に鳴いているのは生涯の最期の仕事なのだろう。これは少し的外れかもしれないが,前に読んだことのある正法眼蔵随聞記という書物には,人生は長いとか時間などいっぱいあると考えている人は怠惰になったり修行に励まなかったり人生を真面目に考えたりしないが,人生があっという間であることを識っている人はそうではない,あるいはそうあるべきではないというようなことが書いてあった。蝉も,自分の生涯が短いことを知っているのだろう。蝉の存在は,僕が幼い時は昆虫採集の対象,若い頃はその鳴き声がうるさいなという程度の存在,でも年をとった今は何故かしら自分の姿を投影してしまう面がある。

 

 桜は見事な花を咲かせ,あっという間に風に吹かれて散ってゆく。蝉も地上に出てからは声の限り鳴いてあっという間に死んでゆく。桜も蝉も,自然の呼び声に応じていつでもこの世を去る覚悟,潔さがある。いつも通勤途上に見る同じ桜の木々で,桜と蝉は季節を違えていずれも春,夏の主人公となっているのである。いやー,今日はどうしちゃったんだろう。とても内省的な人間に化けてしまった(笑)。

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