先週の土曜日は顧問先のゴルフコンペに参加した。調子が悪く,スコアがどん底だった頃は行くのもおっくうだったけど,最近は以前ほどスコアは悪くないので,ゴルフを心から楽しみに行った。その1週間はずっと天気は悪くなかったのに,その土曜日に限って天気がいまいちだった。
ラウンド中は特に前半に雨が降り,傘を差さなければならないホールがかなりあった。でも僕の場合,強がりではないけれど,ゴルフ場での雨はそれほど嫌いではない。雨でしっとり濡れたコースも,いかにも自然と自分が一体になっているようで悪くはない。それと・・・以前にもこのブログで書いたことがあったが,傘を差しながらフェアウェイを歩いていると,どうしても「あめふりくまのこ」のメロディーが頭の中をめぐるのである。この歌は,子どものころから大好きな歌であった(鶴見正夫作詞,湯山昭作曲)。傘を差してフェアウェイを歩く時にこの歌のメロディーが浮かんでくるというのは,もう条件反射みたいなことになっている。
「おやまに あめがふりました」
「あとから あとから ふってきて」
「ちょろちょろ おがわが できました」
「いたずら くまのこ かけてきて」
「そうっと のぞいて みてました」
「さかなが いるかと みてました」
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こういう歌である。名曲だと思う。こういう名曲を今でも小学生にちゃんと教えてくれているのだろうか。このメロディーを頭にめぐらせながらのラウンドの結果はというと,いつものとおりであるが,ひところのどん底は脱した感はある。二番底がこないことを願っているが。
ゴルフと言えば,第74回日本オープンゴルフ選手権競技の最終日の模様を録画で見たが,これまで優勝経験がなかった小田龍一が3人によるプレーオフを制して初優勝した。初優勝が国内メジャータイトルだったから,喜びもひとしおだったろう。この選手に特に好感が持てたのは,ひたむきさが感じられたのと,プレーオフ第1ホール目のティーショットを打つ前に,他の2選手らに対し,「お願いします。」と丁寧に礼儀正しく挨拶をしたからである。こういうマナーの良さは見習うべきである。