名古屋の無料法律相談ならあかね法律事務所


無料法律相談受付電話番号052-223-2101

受付時間(平日)
9:00〜18:00

無料電話
法律相談
無料面談
法律相談
アクセス

MENU

弁護士ブログ

2010/02/08

[カテゴリ]

 

 男子サッカーの東アジア選手権の初戦の相手は中国だったが,何と,0-0のスコアレスドローに終わってしまった。あれれの,れー,である。試合終了後の観客のブーイングも無理はない。僕もテレビ中継を見ていて,季節どおりのお寒い内容に思わず途中でチャンネルを変えてしまった。

 

 中盤からの組立ができず,決定機があまり迎えられなかった。ボール支配率だってそんなに差はない。日本代表としてのチーム作りがまだできていないのではないかと思う。だって,チーム戦術というのが明確でなかったし,有機的に機能しているという感じがしなかったのである。

 

 でも僕が一番気になったのは,試合終了後の岡田監督の記者会見における発言内容である。岡田監督は「完全に満足してないが,今の時期にこういう試合ができた。ワールドカップに向けてそんなに問題があると思っていない。」だと。あのー,完全でなくても満足されたら困るんだけど。「こういう試合ができた」と良い評価をされても困るんだけど。「そんなに問題があると思っていない」と思われても困るんだけど・・・。

 

 この中国といい,前の試合でも日本がスコアレスドローに終わったエクアドルといい,いずれもワールドカップ出場を逃したチームである。危機感が足りないのではないか。課題を自覚し,修正していく能力こそ,監督に要求されているのだ。あの岡田監督のコメントを聞いて,二度ビックリである。この岡田監督は,ワールドカップ4強が目標であるという。彼が試合終了後のコメントどおりの了見ならば,そのような目標は民主党のマニフェストのようになるであろう。

 

 あー,それから,名古屋グランパスのストイコヴィッチ監督,今年こそ頼むよ。本当にっ!元旦の天皇杯ではガンバ大阪に1-4の大敗を喫したにもかかわらず,試合後の監督のコメントからは不安しか感じなかった。浦和からはDF闘莉王,大分からはMF金崎を補強し,もうJリーグ屈指といってもいいタレントを揃えたのだから,チーム戦術を徹底して有機的に機能する,ものすごく強いチームにしなければおかしいのだ。頼むよ,本当に。それでダメなら,先頃2-0で中国に圧勝したなでしこジャパンしか応援しないぞ!

2010/02/04

[カテゴリ]

 

 いつも自宅から歩いて出勤しているが,今朝その途上であらためてびっくりしたことがあった。自宅から歩いてすぐの所に小学校があるのだが,その小学校にたどり着く途中で,アスファルト舗装の歩道を突き破って雑草が生えている光景を目にしたのである。そういえば,そういう光景は今までにも見たことはあったが,草がどうしてアスファルトを突き破ることができるのであろうか。恐らく,根が張ってたくましく成長し,アスファルトの下の土を長時間かけて盛り上げ,最終的にはアスファルトに亀裂を生じ,そこから草が日の目を見るということであろう。あらためて雑草の生命力に感動した。

 

 中国の後漢書の王覇伝の中に,「疾風に勁草を知る」という表現がある。これは,とても激しい風が吹いたときに弱い草はすぐに倒れるが,真に強い草は倒れない。疾風が吹いてはじめて強い草が見分けられる。苦難の中で落伍した多くの部下の中にあって最後まで支えた真の部下が分かる。それが転じて,苦難や事変に遭遇してはじめてその人の節操の堅さや意思の強さなどが分かるという意味である。

 

 そういえば,僕が弁護士になる前に東京勤務をしていた時,「勁(つよし)」という名前の上司がいた。いい名前だなと思っていたが,この上司は繁忙部署で審査官という責任ある立場の人だったが,どんなに忙しくても,ストレスを感じていそうでも,いつも温厚そうな表情を変えずに的確に事務処理をしていた。名前のとおり勁い人だったのだ。僕もこういう人になりたい。最近は仕事に追われて凹みがちであるが,今朝見つけた雑草のように,勁草のように乗り切っていきたい。

 

 それにしても,民主党の小沢幹事長は政治資金規正法違反の被疑事件については,不起訴処分となるようである。でも,今後は検察審査会に対する審査請求がなされる余地もある。予断は許さないであろう。民主党幹部で小沢幹事長の腰巾着と言われている人たちは,あたかも小沢幹事長という人が受難に遭ったかのような物言いをしているが,的外れである。小沢という人は,勁草などではない。新約聖書のマタイによる福音書の中に出てくる「毒麦のたとえ」でいえば,毒麦である。

2010/02/03

[カテゴリ]

 

 このブログも,社会に対する不満ばかりだと読みづらくなってしまうだろうけど,先日のコンビニでの一件は,何かなぁ・・と思った。人間,何かをするときには,他人の目から見てどのように映るだろうか,どのように思われるだろうかという意識もある程度必要だろうと思う。想像力といってもいい。

 

 ぜんまいざむらいの弁当箱に入った弁当のない日の昼食は,コンビニで買って済ますことが多い。まあ,今日はおにぎりと簡単なスープかなと思っておにぎりのコーナーに行こうとしたら,そのコーナーの直前にはOL風の若い女性が張り付いておにぎりをじっくりと選んでいた。真横に並ぶのも気が引けたので,斜め後ろから僕も遠巻きにおにぎりを選んでいた。するとその女性は,居並ぶ大勢のおにぎりちゃんに向かって遠慮会釈なく大きなくしゃみを吹きかけたのである。その後の僕の行動は,推して知るべしである。当然にそのコーナーから離れて,パンのコーナーへ移動した。遠慮会釈なくくしゃみを吹きかけたとしても,大勢のおにぎりちゃんはフィルムでくるまれているのだから衛生的には大きな問題はないのだろうが,目の前でそうまでされたら,僕としてはとうてい買う気にはなれない。その女性には,もう少し他人の目を気にする配慮,奥ゆかしさを求めたい。

 

 ところが,その日のコンビニでの一件はそれだけでは終わらなかった。パンとスープを買ってレジで順番待ちをしていたら,今度は若いサラリーマン風の男が,店内の中央部の腰より低い位置に並べられていたアイスクリームなどのデザートに向けて,これも遠慮会釈なく大きな咳を2度くれていた。これも良くない。もう少し他人がどう思うかを考えよ。しかしである。この時はそれだけでも終わらなかった。相変わらずレジの順番待ちをしていたら,これまた若い草食系男子風の男が,レジ付近にあったおでんのコーナーで信じがたい行動に出たのである。その店のおでんのコーナーは,レジ付近でお客に自由に容器に盛らせて精算するというシステムのようである。その草食系男子は,自分の選んだおでんネタを白い容器にいくつか入れていたが,その際に多くのおでんの前でこれまた何ら遠慮会釈なく咳をコンコンと何度もしていたのである。さすがに無防備に露出された多くのおでんの前でそんなことをしたら,人様がどう感じると思うか,想像力を働かせるべきである。

 

 この日の救いは,夕方,帰宅途中に立ち寄った書店での一件である。本を2冊選んでレジに向かったら,2つあったレジはいずれも空いていて,このうちの1つは国語学者の金田一秀穂さん(クイズ番組のQさま!に出演している人)風の壮年男性の店員,もう1つは清楚な美人でとても愛想の良さそうな女性店員だった。この状況で絶対に迷う訳がない。僕は一目散に女性店員のレジに向かった。その人は美しくて接客が清々しく,お釣りを手渡しされる時には,ぼ,ぼ,僕の手を両手で挟んで渡してくれた。外は寒かったが,あの手の暖かい感触よ,失せるなと思いながら家路についた。

2010/02/02

[カテゴリ]

         
 さあ,またとりとめのない話が始まるぞ。

 

 僕の低体温改善のためのスロートレーニングは順調である。その最中はとても辛いけど。最初のうちは,このスロートレーニングは朝にやる方がいいのではないかと思っていたが,出勤前にやるのはやめた。今は冬だからいいけど,夏場は恐らく汗びっしょりになってしまって大変だ。そういう訳で,今は夜に行うことにしている。理由は4つある。第1に,朝のスロトレは辛く,出勤前に疲れてしまう。第2に,成長ホルモンは午後11時ころから午前2時ころまでの間に最も多く分泌されると聞いたことがあるので,やはり夜にスロートレーニングをした方がいいという素人考えに基づくものである。第3に,さきほども述べたが,夏場などにスロトレで汗をかいて出勤するのはどうかと思うし,夜に汗かいても入浴できて衛生的である。第4に,夜にスロトレを行うと,適度な疲れに導かれてふとんの中に入り,本当にグッスリ眠れるのである。

 

 また,低体温解消のためには,半身浴も続けているし,クナイプ社の岩塩入浴剤もとてもいい。前にも言ったが,クナイプのオレンジ・リンデンバウム(菩提樹)が好きだし,体がよく温まる。それにしても,特に冬に暖かい毛布とふとんにくるまってこれから眠ろうとする時が一番幸せである。思わず自分自身に「おやすみ」と言いたくなる。

 

 1月31日はシューベルトの誕生日だそうな。短命に終わった作曲家だけど,今の季節は連作歌曲集「冬の旅」を想い出す。シューベルトのピアノソナタなんかを聴いていると,失礼ながら冗長な印象をもつこともあるが,シューベルトの歌曲は本当に素晴らしいと思う。「冬の旅」も古くはハンス・ホッター,そしてディートリヒ・フィッシャー=ディースカウで味わったものだ。この「冬の旅」には,第5曲目の「菩提樹」や第24曲目(終曲)の辻音楽師など素晴らしい曲がちりばめられているが,何故か昔から一番好きだったのは第1曲目の「おやすみ」であった。

2010/02/01

[カテゴリ]

 

 今,この日本国の首相という立場にある鳩山由紀夫という人の施政方針演説を聞いていて,本当にイヤになった。こういう人を国のトップにいただかざるを得ない国民の不幸を心の底から思うのである。この人は,あのマハトマ・ガンジーの「七つの社会的大罪」を引用していた。臆面もなくである。

 

 この人が「理念なき政治」と述べた時,思わず苦笑してしまった。どの口がそのように言っているのだと・・・。これほど理念,定見のない首相も珍しいのである。「いのちを守る」,「友愛」,「コンクリートから人へ」などといったフレーズは連発しているが,この国を今後具体的にどのようにしていくのかについての具体的,説得的かつ裏付けのある政策はないのである。空虚である。例えば,この国の安全保障についての確固たる理念があるのか。米軍海兵隊普天間基地移設問題についても,今年の5月までに覚悟をもって決定すると大見得を切っているが,これは日本としての案を確定するという趣旨か,同盟の相手方であるアメリカとの間でも成案を得るという趣旨か,はっきりしない。それにこの人は,これが実現できなくても自分が辞めれば責任をとったことになると安易に考えていないか。事は十分な抑止力を維持すべき安全保障の問題なのである。沖縄にも,連立のパートナーにも,決して裏付けがあったとは言い難いマニフェストにもよい顔をしながら,結局はこの問題が暗礁に乗り上げたままに終わるというのでは,あまりに無責任であり,同盟関係に回復しがたいほどの打撃を与える結果となる。この人がアメリカのオバマ大統領との会見の際に,自分の思いつきの友愛ボートのプランを得意げに述べ始めた時,困ったなという顔で大統領から途中で言葉を遮られたのは有名な話である。

 

 さらに,施政方針演説でこの人が「労働なき富」が社会的大罪だと述べた時,開いた口がふさがらなかった。一体誰のどの口がそんなことを言っているのだ。これを噴飯という。母親から約5年間にわたって月額1500万円,総額約9億円もの「子ども手当」をもらっていたこと自体,正に「労働なき富」というのではないか。このような人がガンジー師の言葉を引用するのは極めて不遜である。民放テレビのあるゲストコメンテーター(女性の大学教授)が,施政方針演説の内容としていかに高邁な理念が述べられていても,この人(鳩山首相)の存在自体が軽過ぎて,説得力がないとコメントしていた。

 

 僕は,子どものころは政治のことはよく分からなかったが(今もだけど・・),首相(総理大臣)という存在にはそれぞれ功罪はあっても尊敬の念はもっていた。例えば,池田勇人,佐藤榮作など。でも,こういった人たちとこの鳩山由紀夫という人とは,比較するのも罰当たりなことである。

 

 もう国会審議もどうしようもなくなっている。閣僚席にいる閣僚が,質問者にヤジを飛ばしているのである。また,菅直人財務大臣は,国の財政のトップたる地位にありながら,マクロ経済学のイロハである消費性向と乗数効果との関係も理解していないようだし,その過去の発言内容から,政府支出がGDP(国内総生産)の重要部分であることを理解していないフシもある。この国はどうなってしまうのであろうか。

ブログ内検索

カレンダー

2010年2月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728

カテゴリー


PAGE TOP