6月6日。家族に誕生日を祝ってもらった。ワインにお寿司,それにカミさんと娘からはそれぞれプレゼントをいただいた。事務所の事務員さんからは事前にお菓子のお祝いもいただき,一緒にご馳走になった。ありがたいと思う。
自分の誕生日がだんだん近づいて来ると,また年をとってしまうという気分的な停滞感があるが,誕生日を迎えていったん年を一つとってしまうと,あと一年間はこの年を維持できるという妙な安心感もある。西洋では6が並ぶことは縁起が悪いことだと言われているらしい。新約聖書の中の「ヨハネの黙示録」では6が三つ並んでいるのを「獣の数字」としている。そういえば,映画「オーメン」に出てくる悪魔の子ダミアンは6月6日午前6時に生まれている。・・・ふふん,そんなことはどうでもよい。僕はキリスト者ではないし西洋人ではない。れっきとした日本人だ。そんなもの関係あるかっ!・・・そうはいうものの,僕の出生した時間が気になる(笑)。
でも僕は,この6月6日という日は嫌いではない。生まれ変わるとして,好きな誕生日を選んでいいぞと言われたら,強がりでなくやはり6月6日を選ぶかもしれない。なにしろ覚えやすい。それに,昔から芸事は6歳の6月6日から始めると上達すると言われており,そのため6月6日は「楽器の日」,「邦楽の日」,「いけばなの日」にもなっているのである。そ,それに,あえて付け加えるならば,絵描き歌の「コックさん」の歌詞の中にも6月6日が出てくるのであるっ!(コックさんの絵はとてもかわいいし)。
ああ,そうそう。誕生日といえば,今年は運転免許証の更新もしなければならない。うっかり期限を過ぎてしまったら大変である。