昨日は東京地方裁判所での仕事があった。こういう日は,たとえ裁判所での仕事が1時間程度であったとしても,往復の移動時間を考えると結局は1日仕事ということになる。午前10時ころの新幹線だから,東京駅にはお昼少し前に着いた。
あとは当然に,八重洲地下中央口の近くにある旭川ラーメン「番外地」に直行である。これは僕にとってはあまりにも当然の行動であるし,注文もあまりにも当然な「塩バターコーンラーメン」である。東京駅にはラーメンストリートというのが出来たのは百も承知だが,僕はどうしてもこのラーメン屋に足が向いてしまう。魚介系のダシの利いたスープを好むんでしょうね。
午後1時には東京地裁に到着し,予定の仕事を終えた。最初に応対してくれた若い女性の書記官はテキパキして美人だった。でも,面接した男性の担当裁判官の方はあまり感じは良くない。物腰もさることながら,全く相手の目を見て話さないのが不快感を与える原因なのだろうと思う。前日には名古屋地裁豊橋支部に出張に行ったのだが,その担当裁判官は非常に感じが良かったのに。様々だね。
さて,その後は裁判所の構内から依頼者と自分の事務所の事務員さんに指示を出し,あとはどうしてくれよう。鈴本演芸場で落語を聴いてやろうかとも思ったが,最近は仕事に追われていることもあり,そこはグッとこらえて帰路についた。八重洲地下にあるNHKキャラクターグッズを売っている店で「ぜんまいざむらい」の弁当箱を新しく購入しようと思い立ったが,ここもグッとこらえた。今使っている「ぜんまいざむらい」の弁当箱は確かに古くはなったし,絵の一部もはがれているけど,もう少しの間は使えると思ったからだ。まだ古いやつを捨てるにはかわいそう過ぎる。結局,ビール2缶とつまみを買って,新幹線の中では一人で宴会状態であった。ただ,あちこちで「プシュッ」とビールのふたを開ける音は聞こえたけど。
東京出張もたまにはいい。気分転換になるし・・・。でも,タクシーの運転手さんに,思わず「キャディーさん」と言い間違えて,案外しらけた態度をとられてしまったことは,返す返すも悔いの残る出来事ではあった。