昨日のお昼は無性にラーメンが食べたくなったのでありました。35度を超えるような暑さの日にはそんな気は起こらないけど,昨日は雨模様で割と涼しかったので,どういう訳かラーメンが恋しくなったのです。
以前このブログでもご紹介したラーメン屋に行きました。午前11時30分ころに行くと,客である僕1人と男の店員さん2人となり,数的優位を作られてしまうあのお店です。このお店の味噌ラーメンは野菜の食感が良く,スープもマイルドで美味しいので,この日も味噌ラーメンを食べようと思いました。
しかしながら,このお店は僕の過去数回の経験から,どうやらチャーシューのトッピングをしない限りはチャーシューを1枚も乗せてくれないのです。チャーシューのトッピングをすると300円。味噌ラーメンそのものが900円ですから,合計1200円になります。まあ,たまにはいいかと思って300円を上乗せしてチャーシューのトッピングをしました。ただ少し気になったのは,300円だからチャーシューが多すぎてもなーということです。
やって来ました,味噌ラーメンが。何と,チャーシューが4枚も乗っておりました。しかもどれもよく煮込まれた,柔らかくもこってりしたチャーシューでした。確かに美味しいチャーシューでしたが,その脂っこさは初老の身にはこたえました。実はこれなら1枚あれば十分でした(笑)。
ここはひとつどうでしょう,総額1000円でもいいからトッピングしなくてもチャーシューを1枚程度付けるか(要するに標準装備にする),あるいはトッピング方式でもいいから150円で2枚程度付けるかというシステムにしたら。貧乏性で昭和生まれの僕は,チャーシューを4枚出されたら,やっぱり残さずに食べてしまいます。数時間後には顔面が脂ぎってしまうことを覚悟しながら・・・。チャーシューが1枚も入っていなければ寂しいし,かといってさらに300円も出してまで脂っこいチャーシュー4枚も付けたくはない。帯に短したすきに長しであります。中庸,中道がいいのではないでしょうか。
「ヒットラー (舞台中央へ進み出て)そうです、政治は中道を行かなければなりません。-幕-」(三島由紀夫著,「わが友ヒットラー」新潮文庫より)