いつもこのブログを読んでいただき,誠にありがとうございます。今,何をしておられます?コーヒーを飲みながら読んでるんだったらそれほど問題はありませんが,何か食べながらだったら・・・
もしもお食事中だったら,もうこの辺で読むのをお止めになった方が良いかと存じます。大丈夫ですか?・・・本当に大丈夫ですか?(笑) それでは唐突ですが,皆さんにご質問いたします。
もしもどうしてもそういう目に遭わなければならない運命だとしたら,皆さんはどちらの方をお選びになりますか?「下痢」になるのと,「便秘」になるのと,どちらですか?(爆笑)
たとえ数日間だったとしても,どちらもイヤですよね。それが数か月か数年間だったら,なおさらどちらも選びたくないですよね。でも,どうしても選ばなければならないとしたら,皆さん,「下痢」と「便秘」のどちらを選びます?
ある政治ブログを読んでいたら,民主党代表選を評して,「下痢」と「便秘」の選択にたとえた人がいるんですって。お食事中の人には申し訳ありませんが,本当に絶妙の表現ですよね。うまいもんだなぁ・・・。数日前のこのブログで目くそと鼻くそにたとえたんですが,このたとえの方が遙かにインパクトと説得力がありますよね。
いずれにしても,どちらが代表,そして首相に選ばれるにしても,日本国及び日本人のためにならないことだけは間違いないと存じます。私はふだんあまり確信を持てないタイプなんですが,この結論だけは確信をもっております(笑)。アメリカのクリントン国務長官の最近の演説の中で,同盟国に言及する常套句(順)になっていた「日本,韓国,オーストラリア」が「韓国,日本,オーストラリア」に変更されました。これはオバマ政権の外交指針を示す演説として注目されていたものであり,日本に対する何らかのシグナルなのではないでしょうか。また,ASEAN諸国も最近の日本の外交・内政の状況には失望を隠しておりません。本当にそれはそのとおりだと思います。米軍海兵隊普天間基地移設問題などではあのルーピー鳩山が対外的には全く恥ずかしいほどの醜態をさらし,菅政権の下でも遅々として進まず,小沢元幹事長はそれまでの日米合意をひっくり返さんばかりの発言を繰り返しております。
少しばかり言葉が過ぎましたかしら。でも,くどいようですが皆さん,「下痢」と「便秘」,どちらを選びます?
ブログを更新できない日というのは,たいていはすごく忙しい日か,あるいは二日酔いの日である。それはそれとして,どうやら秋らしくなってはきた。自宅の北側の部屋(最近家族からあまり弾かれる機会が少なくなって寂しそうにしているピアノのある部屋)の北側の窓から涼しい風が入るようになってきたからである。また,今朝の空には秋ならではの雲があった。
良い本を読み終えた。「真珠湾の真実-ルーズベルト欺瞞の日々」(ロバート・B・スティネット著,妹尾作太男監訳,荒井稔・丸田和美訳,文藝春秋)という本である。日本軍の真珠湾攻撃は全くの奇襲であり,アメリカ政府や軍にとっては不意打ちだったという説を根底から覆す内容の本である。実は当時のアメリカは,技術的,施設的に日本の無線通信を傍受することが可能で,かつ暗号を解読し,その内容を把握することも可能であったのであり,決して真珠湾攻撃はアメリカ政府や軍にとって不意打ちではなかったのである。ナチスドイツの攻撃にさらされている友邦イギリスを助け,ナチスによるホロコースト(ユダヤ人虐殺)を一刻も早く止めさせる必要があった。また,アメリカとしては中国を初めとするアジア地域での自国の権益を確保したいという思惑もあり,日本は邪魔な存在であって,日本に対するいわゆる「オレンジプラン」も策定していた。しかしその当時のアメリカは孤立主義をとっており,国民の大半は第二次世界大戦に参戦することに反対していた。
しかしアメリカ政府,ルーズベルト大統領(彼はユダヤ系のいわゆるエージェントという説も有力である)としては,経済封鎖等によって日本を徹底的に追い詰め,日本の方から「第一撃」を加えさせればアメリカ国民の参戦意思も決定的になると考えた。従前からのオレンジプラン,海軍情報部極東課長であったアーサー・H・マッカラム海軍少佐作成にかかる「(日本に対する)戦争挑発行動八項目覚書」の実行,ABCD包囲網,大西洋憲章に込められたアメリカ参戦密約が着々と進められていったのである。要するに,歴史の真実は,経済封鎖により窮地に陥った日本に「第一撃」を加えさせて,参戦の大義を得たアメリカが太平洋側から参戦を果たすという構図である。「裏口からの参戦(backdoor to the war)」というやつである。
では,真珠湾攻撃で犠牲になった軍や民間人の死をどのように説明するのか。ルーズベルトはそれも承知でやむを得ないと考えていたのか。それはそのように解さざるを得ない。少なくとも,真珠湾攻撃の前,日本軍による無線通信の傍受情報は,あろうことか太平洋艦隊司令長官であったハズバンド・E・キンメル大将や,陸軍ハワイ部隊司令官であったウォルター・ショート中将には提供されていなかったという異常な背景があったからである。真珠湾攻撃が決して不意打ちではなく,むしろアメリカ政府が日本を経済的に追い込み,挑発して「第一撃」をさせるように計画的にし向けていったのではないか,「真珠湾攻撃」を事前に十分に把握していたのではないかという疑念については,アメリカ国内において戦中も戦後も指摘されていた。本書は,アメリカの「情報の自由法」を活用して得られた膨大な量の通信傍受記録などの第一級の史料や,生存する当時の軍関係者からのインタビューなどに基づいて著述されており,相当の説得力をもっている。
あのダクラス・マッカーサー将軍は,戦後にアメリカ議会において大東亜戦争は日本の防衛戦争であったと明確に証言している。歴史というものは,その認識の仕方によっては,自国に全く誇りが持てなくなったり,無力になったりして,国の精神的土台を揺るがしかねないものである。その意味では歴史の真実を知ることは大いに意味がある。最近やたらとマスコミで流行っている池上彰のような人間に教えてもらう「歴史」は全く取るに足らないのです(笑)。
その日は午前10時から弁護士会で和解交渉をした。僕がある破産事件の破産管財人,交渉の相手方も弁護士である。どう転ぶか予断を許さない事件ではあるが,和解交渉の感触は良かった。今月末までの返事待ちである。
さて,時計を見ると午前11時少し過ぎ,手帳の予定を見ると午後4時20分から始まる刑事事件の公判までは珍しくフリーである。事務所に帰ってやらなければならない仕事はたくさんあったが,その日は何かしら精神的な余裕と,ここのところ土日も仕事でつぶれていたので,少しくらいは自分にご褒美をあげようという気持ちがあった。昼少し前から午後にかけて少しばかりサボったのである。
さて,まずは首と肩のコリがあったので60分コースのマッサージに行った。その担当の女性はマッサージがすごくうまくて,全身の血行がいかにもよくなった感じで体が楽になった。最近ではマッサージも60分くらいじっくりとやってもらわないと満足がいかなくなってしまった。この日のマッサージの終盤は,いわゆるヘッドスパのような頭部のマッサージであり,これがとてつもなく気持ちがよかった。頭部もコリがあるそうだ。このマッサージで頭皮の血行もよくして欲しいし,ついでに髪の毛もフサフサにして欲しい(笑)。この頭部マッサージの始めに,その担当の女性から「頭の方,さわらせていただいてもよろしいでしょうか?」と尋ねられた。もちろん僕は「ハイ」と答えたが,それと同時に,「僕がカツラでも付けていると思ったんだろうか」とひがみの気持ちが芽生えた。僕は確かに年齢のせいか最近では髪が薄くなったが,それでもカツラは付けてはおらず,ガチンコで勝負している。まぁ,その時は「頭を触られるのがイヤな人もいるだろうから,念のため尋ねたんだろう。一応,誰にも尋ねるんだろう。」と自分に言い聞かせた。
悦楽のマッサージを終えて,この日の僕へのご褒美はこれだけにとどまらなかった。さるデパートの上階にある中華料理店(四川料理)に入って一人でランチをしようと思い立ったのである。この店の麻婆豆腐がメチャクチャ辛くて大好きなのである。いつもはカミさんとあかねちゃんと僕の3人で訪れるのだが,今日は4人掛けの丸テーブルに僕1人で優雅にランチである。麻婆豆腐はメチャクチャ辛くて相変わらず美味しかった。本当はビールでもと思ったのだが,何しろ午後の遅くに刑事事件を控えているのでそれはやめた。ホンワカした良い雰囲気の一人ランチだったが,若干その雰囲気を壊す夫婦と思しき二人連れがあった。まずその夫と思しき人(40代後半くらい)は,30秒に1回くらいの割合で「シー,シー」と口を鳴らすのである。これは癖なのだろう。時間帯によっては10秒に1回くらいの高い頻度の時もある。「シー,シー,シー」と3連発の離れ業の時もある。下品である。仮に僕がその配偶者だったら,離婚をちらつかせてでも,この「シー,シー」を止めるように申し入れるだろう。一方,その奥さんと思しき人は,その旦那の「シー,シー」を一向に気に掛けない様子であったばかりか,大皿から料理を取り分ける時,「カン,カン」とすごく大きな音をたてるのである。これもいただけない。
まあ,くどいようだが僕が注文したいつもの麻婆豆腐がメチャクチャ辛くて相変わらず美味しかったのだけは救いであった。遅い一人ランチの後,事務所に戻ったら通販で注文したオフィスでリクライニングできるイスの調整ができていた。このイスは150度のリクライニングができ,オットマンに足を乗せると寝ているような状態になる。仕事に疲れた時などはこのイスを利用すると本当に楽である。いいイスを手に入れた。僕は今,有頂天である。
民主党代表選挙も宴たけなわである。小沢元幹事長の出馬で本当に面白くなってきたと思う。僕自身は何か裏付けがあって言っている訳ではないが,今度の代表選挙はどちらが勝っても,悪夢の民主党政権の終焉の時期が早まったと思うからである。
それにしてもここへ来て,菅内閣の支持率がアップしているという。菅内閣が最近国家,国民にとって何か見直されるようなことをしただろうか。否である。菅直人が首相になって何かやったとしたら,参議院選挙に負けたくらいである。またせいぜい歴史に汚点を重ねる「菅談話」というものを発表したくらいであり,何も国家,国民のためになっていない。どちらが首相にふさわしいかという世論調査では圧倒的に菅直人がリードしているが,その最大の理由が「短期間で首相が替わるのはよくないから」という極めて消極的なものである。また,さる新聞記者の伝によると,菅直人という人は「もぐらたたきの政治家」と呼ばれているらしい。政治家としてのしっかりとした国家観や中長期的ビジョンはなく,ただ単に目の前に現れた政治マターを反射的に「もぐらたたき」のように叩いて過ごしていくということのたとえである。また,評論家(元警察官僚)の佐々淳行氏によれば,菅直人という人は彼が学生運動をやっていた時代から公安当局から「第4列目の男」と呼ばれていたそうだ。警察に検挙等されるのはだいたいデモ隊の3列目くらいまでなので,自分は比較的安全な第4列目でデモ隊をアジるだけアジってコソコソしていたということのようである(笑)。しょせんこの人は市民運動家出身である。市民運動家がダメだと言っているのではない。日本国の首相という立場にありながら今も「市民運動家」の域を出ないというのがダメなのである。この人が幕末の志士高杉晋作などに言及して欲しくない。覚悟というのものが全然違うのである。
じゃ,それならばということで小沢一郎でもないでしょう。街頭の演説会に集まっている人がインタビューを受けて,「もうこの閉塞状況を打開するのは豪腕の小沢さんしかいない!」などと述べている人が結構多い。おいおい,小沢一郎という人が豪腕なのはいいけど,その標榜する政策の一つ一つを勉強したことがあるのか。拙速かつ裏付けなしに作成したマニフェスト至上主義。「子ども手当ては満額支給します」だと(笑)。その他のバラマキにも積極的であり,財政規律はガタガタになります。またこの人は韓国訪問の際に永住外国人地方参政権実現を約束している人ですよ。それと空虚なまでの国連至上主義。ツッコミどころは満載なのであります。
この代表選は要するに目くそ鼻くそを笑うのたぐいでしょう。
あとは昨日の読売新聞の社説でも取り上げられていたけど,この代表選の票(ポイント数)は民主党員・サポーターの票(ポイント数)が約4分の1を占めるにもかかわらず,民主党員やサポーターになるための資格としてはいわゆる国籍条項というものがない。僅かなお金さえ払えば外国人でもなれるのである。この政党の衆議院議員が300を超えている以上,「総・代分離」ということでもない限り,この政党の代表を選ぶということはこの愛すべき日本国の首相を選ぶということに帰着する。とても重要な選挙ではある。これに簡単に外国人が関与し,その政治的意思を反映させることができるというシステムには危機感を覚える。この政党の支持団体を見わたせばなおさらその感を強くする。さらには,自分は民主党の党員・サポーターになった覚えはないのに投票用紙が送られてきたという苦情が相当数に上るとの新聞報道もある。名義借りなど簡単にできるような杜撰でいい加減なシステムである。
初老の身にとって,今年の夏ほど暑さがこたえた年もない。全国で熱中症でお亡くなりになった方が401人だって・・・。改めて考えてみると凄い数字である。この暑さはいつまで続くのか。僕が毎年秋の気配を感じるきっかけは,朝の出勤前に北側の部屋に行くと爽やかな涼しい風が入ってくるようになること,空の高い位置に鱗状の雲が並ぶこと,夜に帰宅する際に自宅周辺のくさむらから秋の虫の鳴き声が耳にはいるようになることなどである。でも今年はまだまだである・・・。
もう9月だというのに,まだエアコンのお世話になっている。エアコンなしでは寝られないのである。その一方で,夜中に体が冷えすぎて目が覚め,エアコンのスイッチを消す。そうするとまた暑さで目が覚めてスイッチオン。これでは体によくない。冷房の中に身を置きすぎると体温調節機能に狂いを生じ,自律神経のバランスを崩すのである。
今年の夏の暑さは異常なほどであるため,サンマの不漁ということだけでなく,酪農業にも影響が出ているそうである。乳牛が暑さで食欲がなくなり,搾乳量が10%ほど低下しているらしい。乳牛ちゃんにはなんとか頑張ってほしい。幸い僕は食い意地だけは張っており,食欲は落ちない。そういう意味ではしぶとさがある。先ほど述べたように夜中に暑さで目が覚めたりはするが,おかげさまで概してよく眠れている。要するに栄養と睡眠は無事なのであり,むしろこれが夏を乗り切るには一番重要なのだと思う。寝る前には「はやく民主党政権がつぶれてしまえー・・・」などとうそぶきながら,安らかに眠りに入れるのである。それと,週末などあまり人に会わない時はニンニクを料理に入れたりしている。これは結構いいと思う。
それと,ここはひとつ半身浴を復活させるとするか。何かにつけて低体温が良くないということは分かっており,半身浴とか,スロートレーニングとかをやるのだが,長続きしない性分である。半身浴は,入浴中に本が読めるし,汗をかいて代謝と血液循環がよくなりそうだし,体の毒が出て行きそうだし,割と楽なので,この辺りで半身浴を復活させることにいたします。今晩あたりからクナイプの岩塩入浴剤なども使って・・。
皆さん,最後まで気を確かにもって,今年の夏を乗り切りましょう。そうすれば,今年は少し短いかもしれないけど,大好きな秋を迎えることができます。
「秋(とき)は今 天(あめ)からころげる 民主党かな」(字余り)