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弁護士ブログ

2010/11/09

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 娘のあかねちゃんと一緒にテレビを見ていても,出てくるタレントさんなどに関する評価は,父と娘とでそれほど大差はない。おおむね好みというものが似通っているのである。無理なくそのように言うことができる。

 

 しかし,娘のあかねちゃんと一緒にいる時,ある人物の評価をめぐってテレビの前で忌憚なく意見を言い合って,気まずくなったこともある。普段は好みが似ているからそんなことはないのだが,わりと先鋭な形で意見が相違することがごくたまにあると,これまた新鮮な感覚というか,父と娘の間に一瞬の緊張が走るときがあるのである。お互いに気まずさを矛に納めながらその場をやり過ごすのである。過去にそういうことがあった事例を3つほど挙げてみたい。

 

 第1は,江頭2:50である。僕は嫌いという訳ではないが,積極的に評価することはとうていできない。僕が否定的な評価をすると,あかねちゃんは気色ばむ。あかねちゃんは,どうやら好きのようである(笑)。こればかりは自分の娘ながら理解に苦しむ。「結構いい人なんだよ。」などと旧知の仲のような物言いをするし,「えがちゃん」などと気易く呼んだりするのである。先日などは,あかねちゃんは友人に誘われたとはいえ,名古屋のある大学祭に招かれた江頭2:50を実際に見に行ったりもした。娘の将来がとても不安である(爆笑)。しかしながら,「じゃ,えがちゃんは,何で『にじごじゅっぷん』ていうの?」と尋ねると,彼女は知らないらしい。まあ,大したファンでもなさそうだ。

 

 第2は,女優の宮崎あおいである。僕はこの女優はあまり好きではない。でも,そういうことを言うと,あかねちゃんは再び気色ばむ。宮崎あおいがNHK大河ドラマ「篤姫」に出ていた時に,父と娘とが実際に気まずくなったことがあった(笑)。あかねちゃんは,かつて,好きな歌手である中島美嘉と宮崎あおいとがダブル主演した映画「NANA-ナナ-」を見てから好きになったようである。

 

 第3は,AKB48である。あかねちゃんは,今どきの若い子たちと同じように,AKB48がそこそこ好きで興味もあるようである。これにはSKE48,SDN48,NMB48などといった姉妹プロジェクトがあるとのこと。僕はどうも・・・(苦笑)。好きにはなれない。素晴らしい日本の歴史と伝統を守り,世界中から尊敬されるべき堂々たる日本を作っていくべき若い人たち(特に男子)が,こういうユニットに熱狂しているような現象は,僕としては決して喜べないのである。

 

 このように,テレビの前では父と娘の間に一瞬の緊張が走るときがあるのだが,次に両者の間で争点になりそうな予感がするのは,マツコ・デラックスである(笑)。

2010/11/05

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 プロ野球の今年の日本シリーズも佳境に入っている。わが栄光の巨人軍が主人公だったらなと詮無いことを考えているが,はたして日本一の栄冠はどちらに輝くのか。

 

 それにしても,第4戦におけるロッテ西岡のバットへし折り行為は見苦しいことこの上なかった。大事な時に三振に倒れたことを悔しく思うのは仕方ないが,あろうことか持っていたバットを感情にまかせて思い切り地面にたたきつけ,へし折ってしまったのだ。だいたい,感情を抑えきれずに物に当たる行為がその人の未熟さ,限界を示しているし,見ている者に非常に不愉快な印象を与える。プロ野球選手にとってバットやグラブはその生業には欠かせない大切な道具ではないのか。夢を追ってプロ野球選手の一挙手一投足に目を輝かせている少年たちがこのような行為を目にしたら何と思うだろうか。まかり間違ってもカッコイイとは思わないだろう。

 

 中日の中田賢一投手も,その昔,神宮球場で行われたヤクルト戦でノックアウトされた後にベンチに戻り,手にしていたグラブを思いっきりたたきつけ,返す刀でベンチを思いっきり足蹴にしたことがある。誠に見苦しい振る舞いである。道具は大切にすべきだし,こんなことをして何になるというのだ。

 

 私は古い人間だから,いくら実力があり有名なスポーツ選手でも,マナーが悪かったり,横柄だったり,このように感情にまかせて道具に当たったりする選手は応援しないし,嫌いである。前にもこのブログで書いたことがあるが,ゴルフの名プレーヤーであるアーノルド・パーマーがその父と一緒にラウンドしていて,自分の思いどおりのプレーができずに道具(クラブ)をぞんざいに扱うという見苦しい振る舞いをした時,父から「もうゴルフはやめろ!」とこっぴどく叱られたことがあったそうだ。それ以降,そしてプロになってからのパーマーの紳士的なプレーぶりはよく知られている。

2010/11/04

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 この寒さはいったい・・・。あれほど長い,あれほど暑い夏だったのに。厚手の布団で寝ていても,どうやら寒さで目が覚めた。大好きな秋が短く終わり,このまま冬に突入するのだろうか。低体温に気をつけなきゃ。

 

 リチェルカーレというのは,ウィキペディアによると,楽曲様式の一つで,その淵源を辿るとルネッサンス期までさかのぼる。リチェルカーレはイタリア語で「探求」という意味のようである。その様式はフーガと同様いくつかの声部からなり,曲の冒頭で1つの声部に示された主題が次々と他の声部に模倣されていく。その模倣の態様にフーガほどの規則性はないが,素人の耳にもフーガとよく似ていると思われるし,区別がつきにくいと思う。歴史的にはリチェルカーレはフーガに取って代わられた。

 

 リチェルカーレですぐに思いつくのは,やはりバッハの「6声のリチェルカーレ」である。学生時代から精神的にゆったりしたい時などに聴いていた。この曲は,バッハの「音楽の捧げ物」の中に含まれており,傑作であると思う。リチェルカーレは,前にも触れたように,一つの声部に示された主題が次々と他の声部に模倣されていくのだが,この「6声のリチェルカーレ」の冒頭から現れる主題こそ,フリードリヒ大王がバッハに示したハ短調の主題である。この主題は,何と言おうか,深甚な憂いを秘めて忘れがたく,いつまでも頭に残るような主題である。この主題から次々に他声部へ模倣され,変奏され,織物のように展開されていく。バッハ晩年の円熟,枯淡をしみじみと感じさせる素晴らしい曲である。

 

 11月3日は文化の日。文化の日といえば,ゴルフである(笑)。この時のゴルフのスコアというと,先日の雨中のゴルフの時と比べると,何と21打縮まった。しかしそのスコアでさえも,決してほめられたものではない。もう僕のゴルフも潮時か・・・。いや,もう少し頑張ってみる(笑)。

2010/11/01

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 私は名古屋市の生まれなのだが,4,5歳の頃,熊本県の田舎の村でスクスク,伸び伸びとした生活を送っていたことがある。母方のおじいさんやおばあさん,おばさんやおじさん,近所の子どもたちと仲良く暮らしたり,遊んだりしていたのである。その日の朝の産みたての卵で卵かけごはんをしたり,大自然の中で走り回ったり,川で泳いだり,川エビやメダカをとったり,地元の伝統ある祭りに参加したりしていた。

 

 最近では仕事が忙しくて土日も事務所に出てくることが多くなったが,そういった仕事の合間にボーッとしていた時,ふっと幼少の頃の遊びを思い出した。そのうちの一つが,「あぶり出し」というやつだ。和紙のような白い紙に,絞った蜜柑の汁で絵などを描き,それを火鉢の火であぶると描いた絵が黄色っぽく浮かび上がるのである。これが「あぶり出し」という遊びである。幼いときにこれをやった思い出があり,どういう訳か疲れた頭にふっと思い浮かんだのである。なぜ思い浮かんだのか理由は全くわからない。

 

 最近の政治の話に話題を転じて,幼い頃の懐かしい思い出をぶっこわすようで嫌なのだが,民主党政権にはほとほと愛想が尽きた。愛想が尽きたといっても,私は民主党などには1票たりとも入れてはいない。しかし・・・,民主党のデタラメさは昔からわかっていたつもりだが,これほどまでとは・・・。さすがに有権者もこのことに気づき始めていると思うので,次の総選挙ではまさか308議席も民主党には与えまい(笑)。国家観も戦略もない民主党政権は,沖縄の米軍普天間飛行場移設問題も先送りを続けて同盟の相手方をほとほと困らせ,アメリカ合衆国大統領が横浜で開かれるAPECの首脳会議のために来日するというのに,期待されていた日米共同宣言も見送られる始末である。このような状況に内心ほくそ笑んでいるのは当然かの国である。

 

 でもね,いつかは次の総選挙が来るんですよ(笑)。この日本は外交も,安全保障も,経済もいわば国難ともいうべき悲惨な状況に置かれているにもかかわらず,菅直人をはじめ,民主党の面々は脳天気なままである。それにしてもこの1年数か月の間,いわば消極的な意味での収穫は確かにあった。民主党なる政党を構成する面々にどんな人たちがいるのかがあぶり出されて良かったと思うのです(笑)。とにかく脳天気で恥ずかしさというものを知らない鳩山由紀夫,傲岸不遜で不敬,日本版の人民解放軍野戦司令官の小沢一郎,無為無策で無能,ただ少しでも長く総理大臣でいたいだけの市民運動家菅直人,これまた傲岸不遜で確信的反日左翼の仙谷由人,戦後日本の教育を歪め続けてきた日教組の支持を受け,これまた傲岸不遜な輿石東,およそ日本人のメンタリティーからすればその言動に違和感を感ずる紅衛兵のような村田蓮舫,日の丸にバツ印をつけたプラカードの前で反日デモに参加し,臆面もなく反日のシュプレッヒコールをする岡崎トミ子,などなど,こういった面々があぶり出しのようにあぶり出された訳です。収穫といえば収穫です。とにかく,こういった面々から我が愛すべき日本を守らなければなりません。

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