ヤフーの検索エンジンは本当に賢く,例えば私たちが,あるキーワードを入れて検索しますと,「ひょっとしてあなたが検索しようとしているのは○○○ではありませんか?」という趣旨で親切に確認したり,訂正したりしてくれます。そういった場合には,検索結果の画面の左上に「○○○○ではありませんか?」と,青色や赤色で確認したり,念を押したりしてくれるのです。本当に賢いのです。
これからのお話は,私のお気に入りのあるブログからの情報の受け売りなのですが,実際にやってみて思わず吹き出してしまったことがあります。それは,ヤフーの検索画面で「菅 有能」とキーワードを入れて検索しますと,何と検索エンジンは「菅 無能ではありませんか?」と確認,訂正してくれるのです(笑)。これには思わず腹の底から笑えてきました。ヤフーの検索エンジンというのは本当に賢いのですね。同時に思ったのは,機械やシステムには感情がないにもかかわらず,ヤフーの検索エンジンは少し意地悪なのかなということです(笑)。おそらく,それだけ「菅」といえば「無能」という情報がネットではいっぱいあふれているのでしょう。
確かに産経新聞によれば,菅直人という人は,3月の大震災の発生後,19個もの「会議」を設置したようです(笑)。各会議間の調整ができていない一方,各省庁スタッフは会議の資料作りに追われ,かえって「被災者が求めている課題への政府対応は遅くなるばかり」(民主党閣僚経験者)という弊害も指摘されています。彼はべらぼうに多くの会議を作ったことで安心なのでしょうか。それで一応の仕事をしたと思っているのでしょうか。大切なのは会議の数などではなく,1つでも2つでもいいから,日本最大のシンクタンクとも言うべき官僚組織と情報とノウハウを駆使することも含めて,有効かつ機動的に機能させることです。西岡武夫参議院議長は,菅という人が「復興構想会議」を作ったことを受けて,「いくつ会議をつくれば気が済むのか。首相がどう復興するか方針を示すのが先だ」と批判しています。本当に困ったものです。国民はぐうの音も出ません。
ちなみに,ヤフーの検索画面で,「鳩山由紀夫 有能」とキーワードを入れて検索をしてみますと,やはりヤフーの検索エンジンは,「鳩山由紀夫 無能ではありませんか?」と無邪気に確認,訂正してくれます(笑)。