大久保「お前,さっきから『どや顔』ばっかりしてるけど,何を威張ってるんだ?」
西 郷「・・・お前,以前から俺に生レバー食わそうとしてたし,生レバーが食えない俺をバカにしてたろ。あのなァ,厚生労働省は生レバーは,食品衛生法で禁止するかどうかを検討し始めたぞ。ああいうものを生で食う方がおかしいんだ!」
大久保「じゃあ聞くけど,菅内閣が続くのと,生レバー食わされるのと,どっちがマシだ?」
西 郷「・・・な,何だその選択は,まったく関係ねえだろ!どっちもイヤだわ。」
大久保「ハハハ,お前にとっては究極の選択だろうな。・・・まあ,俺にとっても菅直人という男は反吐が出るほどの存在だ。あれほど醜くて恥ずかしい奴はいない。・・・ねェ,西郷ちゃん,一体全体菅直人という奴は,何者だと思う?」
西 郷「そうさなあ,俺もいろいろと考えたんだが,奴は,ひょっとしてコミンテルンの残党じゃないかと思うんだ。人民戦線戦術で権力の中枢に潜り込み,この愛すべき日本を徹底的に,しかも確信犯的に弱体化しようとしているとしか思えない。東日本大震災の復旧,復興を確信犯的に遅らせているだろう?それに思いつきの,そして突っ込まれたら「個人的な意見」と弁解した「脱原発」の記者会見はどうだ?20年,30年先にはそういう着地点でもいいけど,一国の首相ならばそれまでのプロセスや電力確保の道筋について真剣に方向性を示さなきゃならんだろ。このままだと,定期点検中の原発の再稼働がどうなるのか分からないし,現在稼働中の原発も定期点検に入ってしまい,来年にはほとんどが止まってしまう危険性もある。国内の企業はやむなく海外に移転を余儀なくされて国内産業が空洞化し,孫正義とかいう政商と手を組んだ太陽光発電を中心にした再生エネルギーの固定買い取り制度で電気料金がアップして国民の負担は増えるわ,ますます企業が疲弊する・・・,企業の国際競争力が低下する・・・,この日本が本当に立ち直れないほどダメになっちゃうぞ。」
大久保「ホントになぁ,気分が落ち込むな・・・。そうか,お前は『コミンテルン残党説』か。」
西 郷「うん。・・・そういうお前は,菅という奴は何者だと思う?」
大久保「俺か?俺は少し見方が変わってるかもしれないが,いわば『前世ゴキブリ説』とでもいうのかな,要するに菅という男の前世はゴキブリだったんじゃないかと真剣に思うんだ。」
西 郷「・・・・・おおっ,そういう切り口か。なかなかやるな。何でそう思うんだ?」
大久保「ゴキブリって,すごい生命力だろ。スリッパで多少叩かれたって逃げていくだろ。菅という男は,自己保身というか,一分一秒でも長く総理大臣のイスに座っていたいという強烈な名誉欲があって,そのためにはなりふり構わずに,曖昧な退陣表明をして内閣不信任案を否決に追い込んだり,その後も何かと理由を付けては延命策を講じている。自己保身にかけてはすごい生命力だと思うんだ。あるブログなんかには,菅のことが『ゴキブリ総理』と表現されていた(笑)。ゴキブリには悪意はないけど,菅には悪意があるという意味では,ゴキブリに例えちゃゴキブリに失礼だけど・・・」
西 郷「・・・うーん,お前もたまにはいいことを言うな。なるほどな・・・,意外に説得力があるわ。」
大久保「それにしても,俺は女子サッカーのW杯では,本当になでしこジャパンの選手達に勇気をもらった。ありがたいと思った。でも,彼女らは気の毒に首相官邸に優勝報告に行かされた。可哀想に・・・帰国早々,あんな奴の顔は見たくはないだろうに,それよりも一刻も早く東北の被災者の所に勇気づけに行きたいだろうに・・・」
西 郷「そうだよな。にもかかわらず,菅という奴は,なでしこジャパンにあやかって,『私も諦めずに頑張りたい』とほざいたそうだ。こいつばっかりは,本当に恥というものを知らない。」
大久保「まあ,『コミンテルン残党説』も,『前世ゴキブリ説』どちらも正しいと思うよ(笑)。それにしても,今回のW杯でつくづく思ったんだけど,日の丸の旗というのは本当に美しいなあと思った。シンプルで気高くて,素晴らしい国旗だね。」
西 郷「・・・うん(泣)。」