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弁護士ブログ

2011/08/04

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ひみ子「(ムシャムシャ)・・・・・ああー,今日のバイキングでまさか鱧が食べられるとは思ってもみなかったわ。ああー,満足。鱧を梅肉ソースに付けて食べるのは最高ね。」
さくら「うん。確かに今日のお料理,素敵だったわね。それに冷たい稲庭うどん,これもすごくうまかったわ。」
ひみ子「・・・うまかったじゃなくて,おいしかったでしょ?」
さくら「・・・へぇ。」
ひみ子「何が『へぇ』よ。びっくりするほど下品だこと。」
さくら「びっくりって言ったら,あの中国の高速鉄道事故の処理にはびっくりしたわよね。」
ひみ子「ホントね。たまげたわよ。お亡くなりになった方々やそのご遺族には本当にお気の毒だと思います。ただ,あの事故処理には度肝を抜かれたわね。」
さくら「高架に立てかかったままの事故車両を乱暴に地面に落としたり,重機で事故車両をボコボコにしたり,その挙げ句にその車両を地面に埋めたり,そしたら今度は,批判を浴びたからかもしれないけど,その車両をまた地中から掘り出したり・・・,日本じゃとても考えられないわね。考えられないのは,あなたの食欲もだけど・・・。」
ひみ子「余計なお世話よ。あんなことして,本当に事故原因を究明して今後に生かそうとする気があるのかしら。その翌日には何事もなかったかのように事故現場を車両が通過しているし・・・。何か,中国のやり方を見てると,『何かあった?あったとしても,見なかったことにして。』とでも言ってるような感じ。それに,もう生存反応がないからといって生存者の捜索を早々に打ち切った後に,2歳の女の子の生存が確認されて車両から救出されたり・・。人の命や安全に対する考え方が,日本とは全然違うわね。」
さくら「・・・そうよねぇ。昭和39年10月に東海道新幹線が開業し,その後も新幹線が全国各地で開通したけど,日本の新幹線は開業後47年間,乗客の死亡事故を一度も起こしていないのよね。ホントにすごいことだと思うわ。」
ひみ子「これはあるブログからの受け売りだけど,東京駅の18番,19番線ホームの階段下に,人知れず設置された一枚の碑文があるんですって。その碑文は東海道新幹線の完成,開業を記念して造られた碑文なんだけど,そこには『東海道新幹線 この鉄道は日本国民の叡智と努力によって完成された 1964 10月1日』と刻まれているそうよ。」
さくら「・・・(泣)。そうなんだ・・・。サンフランシスコ平和条約が発効したのが1952年よね。それから僅か12年で新幹線の完成,開業を果たしたのね。日本人って,地道だし,勤勉だし,努力を惜しまないし。その努力が結実して完成したのよね。以後は47年間全く乗客の死亡事故は起こしていないし,なにしろ到発着時間が正確でしょ。高い職業倫理を感じるわ。車両製造面でも,安全システム構築面でも,そして保線区で厳しいチェックをしてくれている作業員の方々・・・。ちょっと,あなた。何か企んでいるでしょ!目がキョロキョロしてるわよ。」
ひみ子「あっ,バレた?これから白玉ぜんざいのデザートのお代わりしたら,私のこと軽蔑する?」
さくら「また・・・,そんなこと私にことわる必要はないわ。お金払ってるんだから,臨月のお腹みたいにいっぱい食べてもいいと思うの。神経戦はやめましょ。私も実は,冷たい稲庭うどん,もう一杯食いてぇのよ。」
ひみ子「それにしても,この閉塞感・・・。菅というゴキブリみたいな存在のせいよ。日本経団連の会長,経済同友会の代表幹事,都道府県議会議長会の緊急決議,連合の会長が相次いで菅首相の退陣を求めたのよ。このままでは日本がつぶれる,菅という人には能力がないということで・・・。」
さくら「えっ,それって四冠王みたいじゃないの(笑)。特に連合って,民主党の支持母体なんでしょ。」
ひみ子「そうよ。もうみんなが菅という人の本質に気付いているんじゃないかしら。先日の産経新聞に書いてあったけど,保守の論客で『閉された言語空間』という名著を書いた江藤淳さんは,生前,菅直人という人のことを『市民運動家の仮面をかぶった立身出世主義者』とおっしゃってたそうよ。」
さくら「あっちゃー,ものの見事に喝破されちゃってるわねー。あー,少しすっきりしたわ。あと半分だけ,いや4分の1だけ,冷たい稲庭うどん食べよっと。」

2011/08/01

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 ああ,日本人に生まれて良かったなと思いながらいただく食べ物に,うなぎがあります。かば焼きというのでしょうか,各店で昔から注ぎ足されてきた秘伝の甘辛いタレをつけてこんがりと焼き,それを白いご飯の上にのせていただくのです。たまらなく美味しいと思います。

 

 先日,うちのカミさんと一緒にうなぎを食べに行きました。うちのカミさんは,うなぎが好きで好きで仕方ないようです。うなぎに対する思い入れの強さは,どうやら私や娘のあかねちゃんの比ではないようです。実は,その数日前にうちのカミさんと一緒に,そのうなぎ屋さんを訪れた際,のれんが外に出ておらず,あいにく臨時休業中だったのです。その時のカミさんの落胆ぶりといったら尋常ではなく,悔しさと人生の不条理に対する苦渋とが表情ににじみ出ており,気の毒で正視に耐えないほどでした。・・・そ,そんなにうなぎが食べたかったのか・・・。結局,その日は「臥薪嘗胆」の気持ちでお互いにラーメンをすすったのであります。

 

 さて,先日,再度カミさんと一緒にそのうなぎ屋さんを訪れたのです。再び不幸に直面したらどうしようかと思いながら共に歩き,通りの角を曲がってしばらくしたら,かば焼きの良い匂いが風に乗って私達の鼻腔をくすぐったのです。のれんもちゃんと出ておりました。その時のカミさんの安堵と嬉しそうな表情・・・。さて,店内に入りますと,残念ながら長い行列ができていました。その行列を目の当たりにしたカミさんの表情はとたんに曇ってしまいました。露骨でした。その心の中を読むのにこれほど容易な人もいません(笑)。

 

 その行列の中の自分たちの位置が徐々に先頭に近づくにつれ,何かしらカミさんの胸の高鳴り,鼓動が空気を隔ててこちらまで伝わるようでした。いよいよ席に案内され,注文し,あとはうなぎの登場を待つだけです。期待に胸を躍らせるカミさんは,あたかもコンサート会場で好きなアーティストのステージへの登場を待つ瞬間のような表情をしておりました。いよいよ彼女が注文した「ひつまぶし」と私が注文した「うなぎ丼」が無事に運ばれてきました。その際のカミさんの表情は,内心の嬉しさを他者に悟られまいと必死にその嬉しさを押し殺したような表情でした(笑)。そして愉悦の表情でいただいたのです。

 

 それにしても,うなぎ屋さんで食べているお客さんはどの人も美味しそうに食べております。日本人は本当にうなぎが好きなんですね。まあ,うなぎにもいろいろなメニューがありますが,私は最近では「ひつまぶし」でもなく,「うな重」でもなく,食べやすくシンプルな「うなぎ丼」が好きです。

 

 バッハの教会カンタータが素晴らしいのは言うまでもありませんが,数は少なくても世俗カンタータもいいなと思います。特に「コーヒーカンタータ(おしゃべりはやめて,お静かに)」は素晴らしい。バッハも相当なコーヒー好きだったようです。このコーヒーカンタータの最終曲は三重唱の「猫はけっしてねずみを見逃しはしない」という曲です。名曲だと思います。そして,うちのカミさんも,けっしてうなぎを見逃したりはしません(笑)。

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