朝晩は少し肌寒いような季節になってきました。私はいよいよ元気です。前にもこのブログで書いたことがあるような気がしますが,音楽を聴くとしても,真夏など暑くてたまらないような日々にはせいぜいバッハかショパンが精一杯です。ブルックナーとかマーラーを蒸し暑い真夏に聴かされたら,辛いです(笑)。でも,秋や冬のような季節には,こういった曲もむしろじっくりと聴きたい気分になります。
ブルックナーの交響曲はどれも長大で重厚ですが,本当に魅力的です。いわゆるブルックナー開始と言われる弦の幽玄な響き,大自然や宇宙を思わせるような雄大な構想とメロディー,期間が長いか短いかは別として,ブルックナーの交響曲の世界に凝ってしまう人も多いのではないでしょうか。彼の交響曲を聴いていると,彼の物事に対するとらえ方や心構えがとてつもなく大きく,気宇壮大な感じがします。些末なことでクヨクヨするなと励まされているかのような・・・。
ずいぶん前になりますが,あるドイツ人の夫婦が,ブルックナーをめぐって結局は離婚問題に発展し,実際に離婚したという記事を読んだことがあります。奥さんがとにかくブルックナーの曲が大好きで,自宅では四六時中ブルックナーの音楽を流し(夜の寝室においてもです。),夫の方がもうイヤだと,堪忍袋の緒が切れてしまったようです。この実話では,私はむしろ夫の方に同情しますが(笑),その一方で,それだけブルックナーの交響曲の魅力も否定できないという気もします。彼の曲にはそういう何かがあるのですよ。
ブルックナーの交響曲では,やはり第4番(ロマンティック),第7番,第8番,そして円熟の極みである第9番(この第4楽章は彼の死の直前まで作曲作業が続けられていたのですが,未完に終わっております)などが好きです。その中で1つだけ今聴かせてあげるといわれたら,第8番(ハ短調)を選ぶでしょうね。
私はサッカー観戦が大好きで,Jリーグの中では名古屋グランパスを応援しています。現在はリーグ戦で2位につけており,昨年の優勝に引き続き,年間王者の連覇を狙っております。頑張って欲しいです。さてみなさん,ACL(アジア・チャンピオンズリーグ)というのをご存知でしょうか。前年度のアジア各国のリーグ戦覇者やそれに準ずる成績を収めたクラブチーム同士でアジアの頂点を目指して戦うリーグです。
Jリーグ昨年度覇者の名古屋グランパスも出場していたのですが,グランパスはこのACLで戦っていた春から初夏にかけての頃は,国内のJリーグの成績がパッとしませんでした。それもそのはず,JリーグとACLとの両方を戦うと,日程がハード過ぎて選手が疲弊してしまうのです。それに,中国や韓国で戦うと,汚いラフプレーが多く(中国のサッカーはカンフーサッカーといわれています。),選手がケガをさせられないかとヒヤヒヤします。ACLで頂点に立ったとしてもさほど名誉欲はくすぐられません。ACLに関しては,日本のFIFA世界ランキングが多少落ちたとしても,私はかねてから脱亜論を唱えております(笑)。
先日,ACLで唯一日本のチームとして勝ち残っていたセレッソ大阪が韓国でアウェーの試合をしました。その際,韓国のサポーターの一部が「日本の大地震をお祝い(し)ます」という誠に心ない横断幕を示しておりました。韓国人はことあるごとに日の丸を燃やし,引きちぎり,土足で踏みにじるなどのことを平気で行うメンタリティーを有しています。ですから,韓国人がこのような横断幕が掲げたからといってそれほどは驚きませんが,日本人と韓国人とのメンタリティーの違いは次元の違いさえ感じます。仮に韓国が未曾有の災害を被ったとして,日本国内のサッカー競技場で日本人サポーターがこのような横断幕を掲げるでしょうか。
韓国の伝統的な踊りに「病身舞」というものがありますが,動画で見たのですが極めて差別的で反吐が出そうです。弱い者には徹底的に強く出て,強い者には迎合する事大主義です。それにいわゆる「韓国起源説」というやつ。他国の伝統や文化に対する羨望からか,根拠も合理性も全くないのに,自国が起源だと闇雲に主張するやつです。ウィキペディアで「韓国起源説」というのを調べてみてごらんなさい。世界で通用し,評価されている日本の伝統や文化の多くについて,それらはいずれも韓国が起源だと主張しているのです。寿司も柔道も剣道も桜も・・・・,挙げ句に「武士道」もです(爆笑)。
新渡戸稲造先生は,その名著「武士道」において,内陸部で塩の調達に困っていた甲斐の武田信玄に対し,越後の上杉謙信が塩を送った史実に触れておられます。さきほど述べましたような横断幕を掲げる行為は,いかに武士道とは対極にある卑劣な行為であることか。韓国人はこの武士道も自国起源だというのでしょうか。少なくともそのメンタリティーは武士道とはほど遠いのではないでしょうか。こんな卑劣なことをすれば,日本では「士道不覚悟」,「士道に悖る」と言われて,切腹ものです。
居間にはうちのカミさん以外には誰もいないはずなのに,居間から大きな笑い声が聞こえることがあります。誰かお客さんが来ているのであろうか,それとも娘のあかねちゃんが早く帰って来たんだろうか・・・,と私が自分の部屋から出て確認してみると,やはり居間にはカミさん以外にはいません。そうです,さきほどの大きな笑い声の主はカミさんでした。テレビの面白いシーンを見て,一人で笑っていたのでした(笑)。こういうことはよくあります。明るい,屈託のない方です(笑)。
カミさんの,そういった一人笑いに対しては,娘のあかねちゃんも少しばかり苦笑気味です。「原始、女性は実に太陽であった。」と平塚らいてう先生が表現されたように,そういった屈託のない大きな一人笑いのできるカミさんは,確かに我が家では太陽のような存在です。毎日,朝は午前6時より前にはちゃんと起床して,我が家の伝統的な和の朝食を作ってくれますし,マメに家事もこなしてくれます。休日などに私がぐうたら過ごしている部屋だって,私がちょっと外出している間に,すかさず掃除機をかけてくれたりしています。ありがたいことです。マメなのは彼女がねずみ年の生まれだからでしょうか。
ただ,最近うちのカミさんの行動で気になっていることがあります。おやつ時の際にはもちろん,そうでない時にも,やたらとお菓子を勧めてくれるのです。私の意思を確認するまでもなく,当然のようにコーヒーとともにお菓子を持ってきたり。「今川焼買ってきたけど,食べる?」,「豆大福だけど食べるよね?」,「・・・最中買ってきたけど・・・」などなど,そんな感じです。確かにありがたいとは思います。・・・でも,最近になってようやく私は悟りました。私がそれとなく覗いたり,調査してみると,そんな時は決まって彼女も同時に,静かに,静かに今川焼や豆大福や最中を食べているのです(笑)。しかも安心し切った表情で・・・(笑)。
要するに,共犯づくりなのです。甘い物を食べているのは自分だけではない,仮に見つかったとしても誰からも嫌みを言われずに安心してお菓子が食べられる,てなもんです。内輪の話で誠に相済みませんでした。
いきなりですよね,この涼しさは。あれほど暑かった夏なのに・・・。でも,私は毎年,急で,いきなり涼しくなるこの感じがたまらなく好きなのです。これからは一年で最も好きな季節になります。
産経新聞の記事によると,何かしらまた中国の団体が笑止なことを考えているようです。そう,昨年も失笑を買った「孔子平和賞」というものの授与を考えており,この「第2回孔子平和賞」の受賞候補者にロシアのプーチン首相ら8人の名が挙がっているとのことです。国内の民主活動家の存在が憎くて仕方のない中国は,昨年の劉暁波氏のノーベル平和賞に対抗,批判する形で,突如として唐突にこの賞を設定しました(笑)。この賞の実行委員会は中国文化省の外郭団体で,中国当局が裏で深く関与しているといわれております。
昨年は台湾の連戦元副総裁がこの賞の受賞者に選ばれましたが,戸惑った連戦氏は受賞を拒絶し,当然授賞式に現れもせず,同氏とは全く何の関係もない女児が受賞トロフィーを受け取り,大いに失笑を買いました(爆笑)。ロシアのプーチン首相は今年の受賞候補者の1人として名前が挙がっているようですが,一体全体この人物が平和というものに対してどんな貢献をしたというのでしょうか(笑)。さっきから笑いっぱなしです(笑)。さらには,当のプーチン首相の報道官は,「どんな賞なのかよく分からないので,時間をかけて調べたいと思う」とコメントしております(爆笑)。
それにしてもこの賞の名には,「孔子」という冠が付けられております。でもこの中国という国は,文化大革命中の1973年から1976年までの間,「批林批孔運動」なるものを強烈に展開し,そもそも孔子は極悪非道の人間とされ,その教えは封建的であり,林彪はこれを復活させようとしたとして徹底的に批判したんじゃありませんこと?(笑)。それがなぜ今頃になって孔子様,孔子様なのでしょう。中国共産党が孔子の説く「仁」に基づいた善政を施していると心から思っている人は世界中にたった一人でもいるでしょうか。また,国内の人々にしても,孔子の説く儒教思想,規範を生活に取り入れて実践している人は一体どれほどいるのでしょうか。とても民度が高いとは思えません。
さて,この「第2回孔子平和賞」・・・,これは私の予想ですが,候補者として名前の挙がっている人の中で,少なくともドイツのメルケル首相と,マイクロソフト創業者のビル・ゲイツさんだけは,仮にこの賞を授与すると言われても必ず辞退されると思っております(笑)。
ホントにもう,今年ほどファンの期待を裏切り続ける読売巨人軍は知りません。ここ10年間で最低ではないでしょうか。この期に及んで最下位の横浜ベイスターズに3連戦負け越しですか(笑)。そして2番手争いをしている中日ドラゴンズにも負け越しですか・・・。打てないし,守れないし。
やはりプロの世界ですから,非情かもしれませんが来期の戦力構想は大なたを振るう必要があるでしょう。経験がものをいう側面はありますが,年齢からくる体力の低下も否めません。今まで主力だった選手も安閑とはしていられないでしょう。栄光の巨人軍は強くなければならないのです!そして私が不安に思っているのは,ジャイアンツのスカウトの眼です。一体全体,彼らはスカウトとして確かな眼を備えているのでしょうか。ライアル,フィールズ,ロメロ,トーレス,アルバラデホなどなど・・・,彼らの打率は1割台だし,防御率もすごいことになっております。はるばる海外から選手を連れてくるのなら,即戦力を連れてこなくっちゃだめでしょ(爆笑)。来期は選手の入れ替えだけでなく,スカウトの入れ替えもしなければならないでしょうね。スカウトといえどもプロなのですから,責任が伴うはずです。
わが栄光の読売巨人軍とはいえ,さすがに,さすがに今期は諦めました。くどいようですが,今期は失望の連続でした。
話は変わりますが,その一方で,産経新聞の「談話室 10代の声」の欄に投書してくれている若人達は何と素晴らしいのでしょう。大いに将来に期待がもてます。19日(祝)の朝刊のその欄には,京都市に住む16歳の男子高校生からの投書がありました。これが何とも素晴らしい。その一部を引用しますと・・・
「菅直人氏から野田佳彦氏に首相が交代しても、顔が変わっただけで政権の本質は同じなのに、内閣支持率は上がっているという。そんな国民の見識のなさが情けなく、腹立たしい。政治が悪いのは無関心な大人たちの責任だと、選挙権のない僕は訴え続けたい。」
この高校生は,見事に民主党という唾棄すべき政党の本質を見抜いておりますし,現在の政治の体たらくは究極的には有権者の責任であると達観しております。素晴らしい。敢えてこの論に付け加えるとしたら,有権者も政治家(屋)も戦後教育のなれの果てであるということです。逆に言えば,人格形成の基盤となる家庭のあり方と教育の立て直しこそ,国家百年の大計であり,これが日本の生きる道です。それにしても,国を憂えてこういう投書をする若人がいることを思うと,大いに期待がもてます。
国士(こくし)という言葉の意味は,国家のために身命をなげうって尽くす人物,憂国の士ということです。戦前の日本には正に国士と呼ぶことのできる人材が山ほど存在したのでしょうが,誠に残念ながら今ではほとんどいないようです。いわゆる東京裁判史観による「閉された言語空間」がずっと続き,日教組による反日的活動,安保ただ乗り論と軽武装経済至上主義による「平和ボケ」,こういった約60年にわたる歴史,教育のツケが今日の惨状をもたらしたのでしょうね。その惨状は,鳩山,菅で思い知らされたと思います。わずか4日間(その後,これはまずいかなと思ったのか今月末ころまでの延長に応じたようですが)の臨時国会の本会議場の閣僚席に座った面々の顔を眺めていると,野田,山岡,安住,蓮舫,一川,枝野,中川,平岡,小宮山,川端,細野・・・,暗澹たる気持ち,本当にイヤな気持ちになってしまいます。
でも自由民主党やたちあがれ日本などに所属する議員の中には,国士と呼べなくもない人材がいると思います。亡くなった中川昭一さんは国士と呼べるような人で,本当に惜しいことをしました。さて,今度の臨時国会の代表質問の中で,自由民主党宮崎3区選出の古川禎久衆議院議員の質問の動画を見ました。本当に感動しました。素晴らしい内容であり,まだ若いし,極めて有望な議員だと思います。今私自身が考えている問題のかなりの部分について網羅的に質問してくれていました。今後も期待できます。彼が質問した項目の一つ一つに触れていく時間はありませんが,特に最後の質問,このたびの東日本大震災に対し,約190億円もの多額の心からの義捐金を送金してくれた台湾に対する感謝のくだりには,思わず目頭が熱くなりました。
それにしても,今度内閣総理大臣になった野田佳彦という人は,民主党に属しているというだけで私は既に全く信用しておりませんが,もう馬脚が現れておりますね。何よりもこのたびの人選を見れば明らかですし,靖国神社参拝やいわゆるA級戦犯合祀の問題についての国会答弁は完全に矛盾しております。国防意識も希薄です。所詮この人もこんなものなんでしょうね。古川禎久議員の質問に対する答弁は,完全に官僚の作成した原稿の棒読みです。私だって大体の漢字は読めますから,棒読みするだけだったら,何と,私でも内閣総理大臣が務まってしまいます(笑)。実は前から密かに思っていたのですが,野田という人は,割烹着が似合いそうだと思います。ああいう顔の割烹着を着たお母さんは日本には結構いると思うんです(笑)。少なくとも首相の器ではありません。
この辺りでやめようと思ったのですが,やはりこのたびの人事は腹に据えかねます。消費者被害を招来する危険性のあるマルチ商法関連業者からの多額の献金を受け,拉致問題にこれまで全く関与してきたこともない山岡賢次という人物が消費者担当,拉致問題担当ですって(笑)。顔のことは言ってはいけないことかもしれませんが,山岡という人の顔は大嫌いです(笑)。それにシビリアンコントロールの言葉の意味すら理解できない一川という防衛大臣,加えて,本人ですら「エッ?,俺が財務相?」とでも言わんばかりの門外漢で軽佻浮薄の安住という人,平岡という法務大臣のことは既にこのブログでも触れております。それに,文化大革命時の紅衛兵のような村田蓮舫,この人は中国で,日本人の若者には歴史教育が足りないとほざいたそうですよ。私は真逆の意味でその結論には同意します(笑)。そして,これも言ってはいけないことでしょうが,口元が少し気持ち悪い枝野という人。私がこの人を嫌いなのは,口だけで誤魔化そうとし,とにかく揚げ足だけは取られまいとする理屈と逃げだけの答弁が卑怯に思えるからです。・・・・・もうやめときましょう。私にも仕事というものがあります(笑)。
昨日は,ある地区の小中学校連合音楽会に行ってきました。私の所属しているロータリークラブは,この地区のこの連合音楽会を25年間にわたって協賛してきたそうです。そして昨日は,大きなステージでの晴れ舞台,小中学校の若い人たちの生の演奏を楽しんだのです。仕事の都合で一部しか鑑賞できませんでしたが,素晴らしい演奏でした。吹奏楽あり,合唱あり。
それにしても音楽活動に参加している若い人たち(小中学生)は元気で,本当に楽しそうですね。目が生き生きとしています。やはり音楽というものの力を感じます。ロータリークラブは職業奉仕だけでなく社会奉仕をしているのですが,こういう若人の音楽会に協賛できることは本当に嬉しいことです。このステージに立っている人の中には将来音楽で身を立てる人もあるでしょうし,そうでなくても,こよなく音楽を愛し,生活の一部に音楽を取り込み,精神的に凹むような出来事があっても音楽に癒しを求めたり,音楽で元気を回復していけるような大人に成長することでしょう。
話は少し変わりますが,この連合音楽会に参加した子供達は,その置かれている音楽環境には様々なものがあるでしょうが,概してその環境は恵まれているでしょう。音楽に対する関心,興味を持てば,満足のいくまで追求していくことができます。でも,あのバッハやヘンデルの幼少時代は必ずしもそうではなかったようです。バッハは9歳から10歳にかけて,相次いで父母を亡くし,一時期は長兄ヨハン・クリストフ・バッハのやっかいになっていたのですが,この兄は弟バッハの音楽的な急成長をどう感じたのか,バッハの懇願にもかかわらず,有名な作曲家の楽譜を見せてあげず,この楽譜を鍵のかかる戸棚に隠してしまったのです。何とかその楽譜を見ることができたバッハは,夜中に月の光で何か月もかけて苦労して写譜をしたのです。音楽に対する渇望です。
一方,ヘンデルの方はというと,その父はヘンデルが法律家になることを強く希望していたため,ヘンデルが音楽に関心を示したり,没頭することを嫌い,家の中にあった楽器という楽器を全部屋根裏部屋に移動させ,ヘンデルが楽器演奏をすることを禁じました。でもヘンデルは,音楽に対する興味を抑えきれず,父に内緒でこっそりと屋根裏部屋に忍び込み,そこにあったチェンバロを弾いたのです。これも父に見つかり,父はチェンバロを家から無くしてしまいます。ヘンデルはそれでも友人の家のチャンバロを弾かせてもらっていたのです。やはり音楽に対する渇望です。
娘のあかねちゃんは,父親である私のことをどのように思っているのかは知りませんが,まあまあ仲の良い方だと思います。食べ物の好みも人物評価も似ていますし,世間的に見れば右翼と思われそうな私の歴史認識,国家観,それに民主党政権に対する悪評価など,娘のあかねちゃんは私に賛意を表してくれています(笑)。相づちを打ってくれますし,時には「そうだ!」と合いの手まで入れてくれます。本当に大変よい子に育ってくれました(爆笑)。
でも,AKB48の評価をめぐっては,正反対の評価であり,父と娘の間で緊張が走ることが少なからずあります。私自身は,AKB48などの存在に良い印象は持っておりませんし,全く興味がありません。もっとも,この年齢で興味があったりすればキモイですよね(笑)。それにしても,「総選挙」というやつも,結局はCDなどの販売促進活動でしょうね。総合プロデューサーの秋元康という人などは笑いが止まらないでしょう。それに「握手会」ですか・・・。この愛すべき日本の歴史と伝統を守り,次代をになうべき若い世代が,CD等を購入することによって投票権獲得に血道を上げたり,刹那的に握手を求めたり,殺到して写メールをとったりしている図を見ると,初老のおじさんとしては不安だし,不快なのです。
でも,娘のあかねちゃんはAKB48のことが大変好きなようです。この点では,父親と気まずい雰囲気になったとしてもAKB48を擁護します。先日なんか,あるラジオ番組でナインティナインの岡村さんが,AKB48の「総選挙」のことなどを批判するコメントをしたことが話題になり,それまであかねちゃんは岡村さんを評価していたのに,その一件で途端に彼を嫌いになってしまったようです(笑)。その場で私が感じ取ったのは,娘のあかねちゃんは,岡村さんを強く批判することによって,父親である私を批判しているのだと・・・(笑)。指桑罵槐(桑を指して槐【エンジュ】を罵る)というやつなのです(爆笑)。
このように,ことAKB48をめぐっては,父と娘との間には,越えられない深い溝があるのです(笑)。それにしても,「総選挙」といえば,あんな反日左翼の民主党を一日も早く下野させるために,本当の総選挙を実施してもらいたいものです。
少し長くかかりましたが,ようやく「日本霊異記」を完読しました。日本の古典文学に接するには,私自身は小学館から出ている日本古典文学全集のシリーズがお気に入りです。まず真ん中にある原文を読み,個々の言葉の意味については上欄の注を読み,最後に下欄の現代語訳を読むという順序です。このシリーズは割と読みやすいと思います。
前にもこのブログでお話ししましたが,最近は特に年齢のせいなのか,日本の古典文学に対する興味が強くなってきました。古代や平安時代,鎌倉時代,近世の日本人の精神的営為,思想や風俗に思いをはせる訳です。結局それは日本人とは何かということについての興味でしょう。それに柳田國男の民俗学や,博覧強記でならした南方熊楠の世界にも興味があります。このたびの東日本大震災に対する被災者やその他の人々の冷静で,受容的で,力強い対応を見ていても,日本人とは何かということに思いを致すのです。
さて,昨夜はナゴヤドームで我が栄光の読売巨人軍のゲームを観てきました。非常に残念ながら2-3の敗戦でした。前日のゲームでは勝利しておりましたので,気分的には楽でしたが,負けは悔しいものです。どうも背番号6の坂本という選手は,ムラがあってだめですね(笑)。そしてやはり,ゲーム観戦後の打ち上げでは,罰ゲームのルールに従い,中日ファンの同業者の方々からプレゼントされた訳の分からない青色の帽子(正面に白地で中日ドラゴンズのマークの入ったカウボーイハットのようなもの)をかぶりながら,いつもの台湾ラーメンを食べる羽目になりました。他の客からは奇異な目で見られ,それなりに屈辱的です(笑)。
スポーツついでに言いますと,いま,中国の済南という所では女子サッカーのロンドンオリンピック最終予選が行われておりますが,中国という国は相変わらずアンフェアです。今回は日本,タイ,オーストラリア,韓国,北朝鮮,中国の6か国が出場し,各国とも5試合を消化するのですが,中国以外の国は,少なくとも3試合はまだ太陽の沈んでいない高気温で暑い時間帯での試合日程を組まれておりますが,中国だけは全てナイトゲームです(笑)。この事実は産経新聞があばいておりました(笑)。こういったゲーム時間帯の差は,選手の体力の消耗度,疲労度からすれば歴然としているでしょう。仮に日本が開催地であったとして,日本人のメンタリティーからすれば,決してそんなアンフェアなことはしないでしょう。そういうことは恥ずかしいことだと思うからです。
最後は,また日本人論に戻ってしまいました。でも今日も,割と短い文章におさめました(笑)。
サッカー男子日本代表の対ウズベキスタン戦は1-1の引き分けでしたが,アウェーでもあり,また確かにウズベキスタンの戦い方には瞠目すべき面もありましたから,これはこれで貴重な勝ち点1になるのではないでしょうか。
一昨日は大阪に出張に行ってまいりました。仕事を終えた後はあまり長居はせずに,冷凍のたこ焼きと冷凍の神戸牛の肉まん(牛ですから豚まんではありません)を買ってからすぐに名古屋に帰ってきました。サッカー日本女子代表の対オーストラリア戦も気になったからです。1-0のスコアでしたが,世界ランク9位の強豪に勝って何よりでした。大変良くできました。前半はFWの永里選手だけで決定機が2度ほどあったのですが決められなかったのは残念。決定力がより高まれば,このなでしこジャパンはもっとすごいことになるでしょうね。
それにしても,MFの宮間あやという選手は素晴らしいですね。冷静だし,プレッシャーに負けない不動の心がありそうだし,何よりキックが正確です。宮間選手がお父さんだったらいいだろうなぁ,と思います(笑)。多少ふてぶてしげな表情で,「いろいろあるだろうけど,まあ,しっかりやれな。」と励ましてくれそうで・・・。
またまたそれにしても,あの中国の済南のサッカー場の芝は長すぎないか?日本女子は先のW杯では「まるでバルセロナのようだ。」と地元紙に絶賛されていたように,ワンタッチ,ツータッチで細かくパスをつなぐサッカーですが,あんなに芝が伸びていたらボールがあまり転がらず,そのパスサッカーの良さが減殺されてしまいます。何かしらイヤな気がします。でもまあ,次の対北朝鮮戦でも勝利して,ロンドンオリンピック出場を圧倒的な勝ち点で確定して欲しいです。
・・・そうそう,北朝鮮で思い出しましたが,あの菅直人という人間は,退任直前にコソコソと朝鮮学校授業料無償化の審査手続を再開するように文科省に指示したようですね。本当に姑息で卑怯な人間です。菅という人間の資金管理団体(草思会)が2007年から2009年にかけて,北朝鮮による拉致実行犯の息子が所属する団体と深い関連のある団体(政権交代をめざす市民の会)に6250万円もの多額の献金をしていたことが新聞報道されております。この菅という人間はどこまでもいかがわしいし,何よりも卑怯で姑息です。えっ?もう一度言ってみろって?何度でも言ってやります。卑怯で姑息です。というのも,退任直前に陰でコソコソとこのような指示をし,仮に無償化が決定されてもそれは新内閣が批判を浴びるだけだという算段です。どうしようもありません。
今日は,何とか文章が短くなりました(笑)。