いきなりですよね,この涼しさは。あれほど暑かった夏なのに・・・。でも,私は毎年,急で,いきなり涼しくなるこの感じがたまらなく好きなのです。これからは一年で最も好きな季節になります。
産経新聞の記事によると,何かしらまた中国の団体が笑止なことを考えているようです。そう,昨年も失笑を買った「孔子平和賞」というものの授与を考えており,この「第2回孔子平和賞」の受賞候補者にロシアのプーチン首相ら8人の名が挙がっているとのことです。国内の民主活動家の存在が憎くて仕方のない中国は,昨年の劉暁波氏のノーベル平和賞に対抗,批判する形で,突如として唐突にこの賞を設定しました(笑)。この賞の実行委員会は中国文化省の外郭団体で,中国当局が裏で深く関与しているといわれております。
昨年は台湾の連戦元副総裁がこの賞の受賞者に選ばれましたが,戸惑った連戦氏は受賞を拒絶し,当然授賞式に現れもせず,同氏とは全く何の関係もない女児が受賞トロフィーを受け取り,大いに失笑を買いました(爆笑)。ロシアのプーチン首相は今年の受賞候補者の1人として名前が挙がっているようですが,一体全体この人物が平和というものに対してどんな貢献をしたというのでしょうか(笑)。さっきから笑いっぱなしです(笑)。さらには,当のプーチン首相の報道官は,「どんな賞なのかよく分からないので,時間をかけて調べたいと思う」とコメントしております(爆笑)。
それにしてもこの賞の名には,「孔子」という冠が付けられております。でもこの中国という国は,文化大革命中の1973年から1976年までの間,「批林批孔運動」なるものを強烈に展開し,そもそも孔子は極悪非道の人間とされ,その教えは封建的であり,林彪はこれを復活させようとしたとして徹底的に批判したんじゃありませんこと?(笑)。それがなぜ今頃になって孔子様,孔子様なのでしょう。中国共産党が孔子の説く「仁」に基づいた善政を施していると心から思っている人は世界中にたった一人でもいるでしょうか。また,国内の人々にしても,孔子の説く儒教思想,規範を生活に取り入れて実践している人は一体どれほどいるのでしょうか。とても民度が高いとは思えません。
さて,この「第2回孔子平和賞」・・・,これは私の予想ですが,候補者として名前の挙がっている人の中で,少なくともドイツのメルケル首相と,マイクロソフト創業者のビル・ゲイツさんだけは,仮にこの賞を授与すると言われても必ず辞退されると思っております(笑)。