症状固定という概念は医学上の用語です。要するに,治療をこれ以上続けても大きな改善はもう望めず,長期的な時間の幅で見ると,回復・増悪がなくなった状態をいいます。そういう意味では私のゴルフも,もう症状固定かもしれません(笑)。
先週の土曜日(11月12日)には,気が置けない仲間の人たちと,絶好のコンディションの中でゴルフをしました。しかし,スコアは100台で,散々なゴルフでした。何が散々だったかというと,ドライバーのティーショットです。ドライバーが全然ダメで,ショートホールを除く14ホールは全部ドライバーでティーショットを打ったのですが,まともなものは1本だけであり,1勝13敗でした(笑)。これでは100を切ることはできません。100ヤードほど先に転がったボールを見て,同伴の仲間からは「ナイスチョット!」と声を掛けられる始末(笑)。
私だって,ほんの一瞬間だけでしたが,かつては80台で回ったことが一度だけありました。その頃は,気分転換も兼ねてよく練習場に足を運んだものです。そして熱心に練習したものです。ああ,こんな風にすれば良い球が打てるんだな,ああ,またやった,こんな風に打つからこんな球しかでないんだ,などと考えながら・・。先日の土曜日の散々なドライバーを見て,私も再びゴルフ練習場に足を運ぼうと決意しました。このままだと,本当に私のゴルフは症状固定になってしまいそうですから。それに,ゴルフでもう一花咲かせたいのです。
話は全く変わりますが,私は雀という小鳥が大好きです。前にもこのブログで書いたことがありますが,朝の徒歩通勤などの際に雀のかわいらしい姿を見ると,癒されます。私がこの世で悪業を積んでしまい,来世ではどうしても畜生の世界に生まれ変わらざるを得ないとするならば,できれば雀がいいです(笑)。
それにしても,ふと足を止めて雀の姿に見入っている自分。どういう精神状態なのでしょうか。意識するしないにかかわらず,自分の感じるストレスや不安などを背景に,癒しというものを求めようとしているのか,それとも,割と精神的にも安定していて,その余裕からその道行きの自然の事物に関心を持ったり季節の移り変わりを感じているのか。