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弁護士ブログ

2012/04/25

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 今始まった訳でもなく,もうこれはずっと続いていることですが,マスゴミ,いやマスコミの偏向的な報道や取材の姿勢には,本当に辟易としております。尖閣諸島の購入をめぐる石原東京都知事の発言について,彼らはこぞって石原都知事に批判的な報道,コメントを掲載しております(産経新聞は別ですが)。ウンザリです。東京都が購入するにせよ,国が買い上げるにせよ,税金で支出するのに「市民」の一部が強硬に反対するのであれば,日本全国,募金してみたらどうでしょうか。私なんか,お酒を飲む機会やゴルフの回数を減らしてでも,なけなしの財布の中から相当額を寄付します。日本全国からはあっという間に信じられないくらいの募金が集まるでしょう。確信しております。

 

 マスコミ報道の偏向どころか,悪質な捏造なども枚挙にいとまがありません。例えば,TBSは,平成15年11月2日,「サンデーモーニング」という番組(ほら,あの関口宏が司会をして,判で押したように同じようなコメントをする,私とは絶対に相容れないような思想の持ち主のコメンテーターばかりを集めているやつ)において,石原発言捏造テロップ事件を起こしたでしょう。このテレビ局(TBS)は,石原東京都知事が講演で「問題発言」をしたとして,「私は日韓合併を100%正当化するつもりだ。」とテロップをつけたのです。しかしながら,実際の石原知事の発言は,「私は日韓併合を100%正当化するつもりはない。」というものであり,このテレビ局は完全にテロップを悪意をもって捏造し,しかも石原知事発言の音声編集上も語尾をわざと聞き取りづらくしていたのです。本当に悪質です。この番組のプロデューサーらは名誉毀損で刑事告訴され,書類送検されましたし,民事訴訟においても,このテレビ局(TBS)は,事実を認めて石原知事に謝罪をしました。本当に,油断も隙もあったものではありません。

 

 取材方法についてもいつも疑問に思っております。先日,京都府亀山市で児童らが少年の居眠り運転により事故に巻き込まれ,児童ら2人が亡くなり,その他も怪我をするという本当に痛ましい事件が起こりました。これはあるブログで知ったことですが,この事故の際に現場に駆けつけた但馬救命救急センターの公式ホームページにおけるスタッフブログでは,マスコミの取材方法の問題性について怒りを込めたコメントが示されています。病院側は,ご遺族の心情を思いやり,マスコミ関係者が病院内や敷地内に勝手に入り込んだり,写真撮影したりすることを再三にわたって断ってきたにもかかわらず,現実には,読売新聞,毎日新聞,朝日新聞など各者の記者が,あろうことが霊安室の前でカメラを構え,お帰りになるご家族の映像を勝手に撮影していたということです。霊安室ではご家族にとっては一番大切にしたい時間であるのに,ズカズカと土足で入り込んだのだという非難がなされていました。

 

 こういった記者やカメラマンには共感力というものが微塵もないのでしょう。

2012/04/23

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 私の朝食は,ほとんどいつもご飯,味噌汁,納豆が定番になっております。ナットウキナーゼというのは,血栓予防だけでなく何かにつけて健康に良さそうなので欠かせないのです。でも,日によっては納豆をやめてでも突如として「卵かけご飯」が食べたくなる時があるのです。こんなに美味いものもありませんでしょう(笑)。小鉢に卵を割り入れ,醤油を垂らしてかき混ぜ,温かい白いご飯にかけて食べるのです。

 

 土曜日にはゴルフに行ったのですが,さんざんなスコアでした。私の深刻なゴルフ問題については,経年劣化したグリップを更新したり,何よりも真面目に練習を積むなどして前向きに解決していかなければなりません。民主党政権が何かにつけてやっているような先送りは絶対にいけないのです(笑)。土曜日にさんざんな目に遭ったゴルフでしたが,そのゴルフ場に行った帰りには,必ず新鮮な卵を売っている場所に立ち寄り,15個入り(Mサイズ)の新鮮な卵を買って帰るのです。そこの卵は,やはり美味しいと思います。そして我が家では早速,卵かけご飯です。私によく似て,娘のあかねちゃんも卵かけご飯が大好きなのです。

 

 それにしても,卵の生食,つまり卵を生で食べる食習慣を有しているのは,わが日本だけなのだそうですね。週刊誌の記事によりますと,欧米などではそんな食習慣はなく,日本以外のアジアでもそんな習慣はないようです。その週刊誌の記事によると,諸外国で卵を生食する習慣がないのは,細菌の混入など,卵そのもの,そして人の口に入るまでの食品衛生管理などに問題があるからのようです。卵を生で食べるわが日本は,決して野蛮だからなどではなく,世界に冠たる養鶏技術,鶏卵生産,品質管理,物流発達があるからなのです。安心して卵かけご飯が食べられる国はわが日本くらいのものですよ。嬉しいことです。いっそのこと今晩も食べちゃおうかしら(笑)。

 

 おい,巨人!しっかりしろ。6勝13敗ですと(笑)。2-3でリードされ,1アウト満塁で長野が打席に立ち,2ボールナッシングから,3球立て続けに外角に落ちるシンカーを投げられ,あえなく三振に倒れた時点で,テレビのスイッチを消しました。怒りを込めて(笑)。同じ間違いを3球続けるんですもの・・・。学習という能力が・・・。そこが弱点だからこそ,そういう球種とコースで投げられてしまうのに,まんまと引っかかっているのです。2ボールナッシングという本来なら打者有利のカウントでも,落ち着いてボールを見逃す精神的な余裕すらありません。ヘッドコーチをしている岡崎という人は,試合後に,「長野は積極的にいっていたから、次につながる。」などと脳天気なコメントを発していました。明らかに違うと思います。弱点克服のための的確なアドバイスと対処法をコーチングすべきです。コーチ,しかもヘッドコーチなんですから。それにしても,3安打では勝てません。

2012/04/19

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 私も確かに不勉強なもので,「B層」という言葉があるのを最近になって知りました。この言葉のデビューは,平成17年のことのようです。ウィキペディアによりますと,「B層」とは,郵政民営化の広報企画にあたって小泉政権の主な支持基盤として想定された,「具体的なことはよくわからないが小泉純一郎のキャラクターを支持する層」のことを指すようです。

 

 そして,この概念は,小泉内閣が進める郵政民営化政策に関する宣伝企画の立案を内閣府から受注した広告会社「スリード」が,小泉政権の主な支持基盤として想定した概念のようで,この会社の企画書には,「B層」の定義として「IQが比較的低くかつ構造改革に中立ないし肯定的な層」をいい,主に主婦や教育レベルの低い若年層,高齢者層を指すとしていました。考えてみれば,IQのことを問題にしたり,レベルを低いと言ったり,大変失礼な分類,定義の仕方です。

 

 ただ,その当否はともかくとして,マスゴミ,いやマスコミが垂れ流す偏向的な情報や扇情的なキャッチフレーズに踊らされ,確かに劇場型のワン・フレーズ・ポリティックスが幅を利かせ,その後の2009年8月の総選挙では,雪崩を打つような「B層」的な投票行動で,史上最悪の民主党政権が誕生しました(笑)。「民主党 やらせてみれば この始末」です(笑)。「よくは分からないけど,なんとなく良さげだな・・・」という安易な感覚で投票行動をしてしまう有権者の傾向は,最近は特に顕著であることは否定できないと思います。恐ろしいことです。時間もなく,一日の労働で疲れてはおりますが,日本の将来のために有権者はもっともっと勉強し,情報リテラシーを高める必要があると思います。自戒を込めて(笑)。先日,娘のあかねちゃんと世間話をしておりましたら,彼女の通う大学でも「情報リテラシー」という科目があり,選択したようです。頑張ってちょうだいね(笑)。

 

 この文脈で次のようなことを申しますのは少し違うのかもしれませんが,わが愛すべき日本という国は,昭和27年4月28日のサンフランシスコ講和条約の発効によって主権を回復し,もう60年も経とうとしているのに,相変わらず「普通の国」になることすらできていません。三島由紀夫が「私の中の二十五年」という寄稿文で述べた次の言葉は,世に対する警鐘として私の中では今でも輝いているし,これからは世の中でもっと輝くべきだと思うのです。

 

「私はこれからの日本に大して希望をつなぐことができない。このまま行ったら『日本』はなくなってしまうのではないかという感を日ましに深くする。日本はなくなって、その代りに、無機質な、からっぽな、ニュートラルな、中間色の、富裕な、抜目がない、或る経済的大国が極東の一角に残るのであろう。それでもいいと思っている人たちと、私は口をきく気にもなれなくなっているのである。」

2012/04/17

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 昼食に限ってはメロンパンが主食になってしまっている状況は,現在でも続いております(笑)。乳酸菌が入ってそうな飲むヨーグルトと一緒に,美味しいメロンパンを昼食にいただくのです。私はこの状況に,現在でも飽きておりませんし,倦んでもおりません(笑)。

 

 「革新幻想の戦後史」(竹内洋著,中央公論新社)という本を読みました。労作だと思います。いずれもう一度読み返したい本です。丸山眞男,清水幾太郎,宗像誠也,小田実などの,いわゆる知識人や進歩的文化人と言われている人達が戦後日本の思想界や諸運動にどのような役割を果たしてきたのかについては,自分でもよく分からないまま推移してきたのですが,この本を読んで少し整理ができたような気がします。この本のタイトルにもなっているように,共産主義とか革新とか平和主義とかといっても,彼らの知的営為も所詮は「幻想」の世界でのことでした。知の巨人と言われていた丸山眞男の「大日本帝国の『実在』よりも戦後民主主義の『虚妄』の方に賭ける」という言葉がそのことを如実に示しています。

 

 それにしても,戦後の左翼的な思想潮流の中で,福田恆存,三島由紀夫,江藤淳などといった方々は批判を恐れずに堂々と自分の思うところに従って論陣をはり,本当に勇気のある,国を憂う人だったと痛感します。

 

 最近本当にイヤだなと思うのは,最近のマスゴミ,いやマスコミが頻繁に登用するコメンテーターや知識人,文化人といわれる人々とそのコメントです。辟易としております。日曜日の朝の,さる局の番組やその他の軽薄なワイドショーなどに出てくる人々のコメントに接するにつけ,いかにも俗耳に入りやすい,世間受けするような無責任なコメントばかりに終始しております。福田恆存は,「文化人」を次のように定義しておりました(前掲文献305頁)。

 

 「意見をきかれる資格ありと見なされてゐる人種であり、また当の本人もいつのまにか何事につけてもつねに意見を用意してゐて、問はれるままに、ときには問はれぬうちに、うかうかといい気になつてそれを口にする人種」

 

 言い得て妙であります(笑)。

2012/04/12

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 昨日は東京出張でした。こういう日は車窓から富士山の美しい姿を眺めるのが楽しみなのですが,この日はそれははなから諦めておりました。予報通り天気が悪かったからです。案の定,富士山の姿を見ることは残念ながらできませんでした。新幹線の往路の楽しみはというと,車内で美味しい駅弁を食べることです(笑)。ただ一つ不愉快だったのは,通路隔てた反対側の座席の男のマナーの悪さです。私も窓側,その男も通路隔てて反対側の窓側で,そこそこ離れてはいたのですがやはり気になりました。その男は長髪で歳の頃は40代そこそこでしょうか,平気で携帯電話を使いやがるのです。それと,パソコンの「パチャ,パチャ」というキータッチの音・・・。そのバカのせいで,美味しい駅弁と楽しい読書に少なからぬ影響がありました(笑)。

 

 さて,仕事を終えてまっすぐに名古屋へ帰るような私ではありません(笑)。ある所に寄った後に,銀座の山野楽器へ当然のように向かいました。2階にはクラシックの大きなコーナーがあるのです。その日の私のお目当ては,クラシック音楽のDVDです。いろいろ迷った末に購入したのは,バッハ弾きで世界的に著名なアンジェラ・ヒューイットの「バッハ・パフォーマンス・オン・ザ・ピアノ」(ハイペリオン・レーベル)というDVDと,バッハの「マニフィカト」(ニコラウス・アーノンクール指揮,ウィーン・コンツェントゥス・ムジクスほか)のDVDを買いました。後者は,バッハの「マニフィカト」だけでなく,私の大好きな教会カンタータ第147番「心と口と行いと生活」,それに第61番「いざ来れ、異邦人の救い主よ」が入っておりましたので,好都合です。

 

 アンジェラ・ヒューイットのバッハ演奏は,私は以前から注目し,好きでした(結構,美人ですしね・・)。そしてこの日に私が買い求めたDVDの1枚目には,バッハ演奏についての授業のような内容,つまり,ピアノでバッハを演奏するための7つのポイントをヒューイットが直々に伝授してくれるというものです。テンポ,アーティキュレーション,フレージング,解釈,バッハにおける舞曲ということ,フーガの学習,装飾音,実用的なアドバイスなどなどです。私には難しすぎてなかなか分かりにくいのですが,このDVDの1枚目はヒューイットが直々にその都度実演をまじえてレクチャーしてくれる形式になっておりますので,私のような者でも一時的には分かったような気にさせてくれるのです(笑)。また,このDVDの2枚目は,正にヒューイットの模範演奏ともいうべき,バッハの「パルティータ第4番ニ長調」,「イタリア協奏曲」,半音階的幻想曲とフーガニ短調」が入っております。素晴らしい。

 

 アンジェラ・ヒューイットはこれまでにも何回か来日して平均率クラヴィーア曲集などの演奏を披露してくれておりますが,次の来日が待たれます。その折りには,何とか都合をつけて生の演奏を聴いてみたいと思います。

 

 

2012/04/10

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 人物評という言葉がありますが,鳩山由紀夫という人物に対しては,その評価についてどんな表現をしたらいいのか分かりません。あまり言いたくはないのですが,敢えて最適な表現を見つけるならば,「バカ」でしょうね。私のこのブログで,かつては「つける薬がない」シリーズが16回も続きましたが,その主人公は概ねこの鳩山由紀夫という人でした。彼にはつける薬がないのです。

 

 政府筋からも,アメリカのルース駐日大使らからも,今回のイラン訪問とその大統領との無意味で有害な会談を中止するように申し入れがあったにもかかわらず,鳩山という人は何処吹く風と言わんばかりに断行しました。その挙げ句,イラン国営テレビ「プレスTV」(電子版)は「鳩山由紀夫元首相がアフマディネジャド大統領との会談の中で、国際原子力機関(IAEA)について,イランを含む特定の国家に二重基準の対応をしており,こうした扱いは不公平だ。」と述べたと報道しました。案の定です。

 

 鳩山という人は,この報道は「捏造だ」などと述べておりますが,その真偽はともかくとしてイランに利用されてしまったことは動かしがたい事実でしょう。今朝の産経新聞の阿比留瑠比記者の署名記事の中では「実際には鳩山氏が何か言い、何か動く度に国益は失われていく。」と正当にも指摘され(笑),同記事によると,今年3月に訪米した島田洋一・福井県立大学教授は「米側の外交スタッフの多くは名指しで鳩山氏を無責任だと怒り、バカにしていた」と証言しています。またこの記事は,正当にも「欧米諸国と協調してイランへの制裁圧力を強めてきた日本政府は『身内』に足をすくわれた形となり、逆にイランは、日本と欧米の足並みを乱し、相互不信を助長させる情報戦に勝利した」と指摘しております。

 

 東京裁判史観にドップリつかり,日教組らによる平和教育とやらの洗礼と左翼思想の影響を受けたこと,これに加えて,自分も鳩山一郎,鳩山威一郎と続くエスタブリッシュメントの一員だという勘違いが加わって,彼も,最大級のつける薬がない存在として成長したのでしょう。彼は民主党創設時に桁外れのお金を出したようですが,お金さえあれば首相にまでなれてしますのです(笑)。

 

 それにしても民主党という政党は・・・,もう,何ともなりませんわ。鳩山という人は米軍海兵隊普天間基地移設問題で迷走に迷走を重ね,事実上頓挫させてしまった人物でしょう。学べば学ぶほど,海兵隊の抑止力を認識したとのたまった人物でしょう(笑)。さらには,その発言も方便だったと平気で述べた人物でしょう(爆笑)。こんな人間を,民主党,そして野田首相は,同党の最高顧問(外交担当)に任命したのでしょう。度し難いというか,救いがたいというか,国民を完全にナメ切っているとしか思えないのです。

 

 それにしても,巨人もがんばれよ!(笑)

2012/04/09

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 新幹線の指定券・乗車券(1枚になったやつ)をパジャマの胸ポケットに入れたままで洗濯機に放り込んでしまい,水浸し・クシャクシャにしてしまいました。やってしまいました・・・。4月11日(水)に仕事で東京出張なので,うちのカミさんに名古屋駅まで行って事前購入してもらったのですが,昨日の日曜日にそれをパジャマの胸ポケットに入れたままで一日中家の中で過ごし(どちらかというと,寝たきり老人状態でした),夜お風呂に入った時にそのまま洗濯物として放り込んでしまったのです。カミさんとしては何も知らずに洗濯をしますわね。当然です。明らかに私が悪いのです(笑)。

 

 くだんの新幹線の指定券・乗車券は見るも無惨な水浸し・クシャクシャの状態にはなりましたが,幸い,日付,時間,号車番号,座席番号等は十分に特定できます。再発行が可能なのかどうか,あるいはそのままクシャクシャの指定券・乗車券を使用する形になるのか(自動改札機は到底通過しそうもありません),カミさんには誠に申し訳ないのですが,駅に問い合わせしてもらうことにしました。「そのまま使ってください。」ということであれば,改札の都度私が恥をかけば済むことです(笑)。

 

 やってしまったといえば,わが巨人軍は完全に開幕のスタートダッシュで躓きました。昨日は何とか勝ったものの,これまで2勝7敗という惨憺たる成績で,カラ元気の中畑監督率いる球団と最下位争いをしております。とにかく打てません。これじゃダメです。助っ人としてアメリカ大リーグから来たボウカーという選手は,31打数2安打で,ピッチャーなみの打率です。昔の山倉捕手だって最低でも1割8分は打っていたと思います(笑)。何とか奮起を期待したい。

 

 はっきりとした理由は分からないんですが,プロゴルフの4大メジャー大会の中でマスターズに一番の興味がありますし,好きです。自分がもしプロゴルファーで,神様から「お前はプロとして鳴かず飛ばずだが,死ぬまでに4大メジャーのうちたった1つだけ優勝させてやるよ」と言われたら,迷わず「マスターズでお願いします(笑)」と言ってしまうと思います。とにかく,会場となるオーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブの美しさが際だっております。それにしても,わが日本の松山選手は,今年のベストアマは惜しくも逃してしまいましたが,素晴らしい活躍でした。あっぱれです。昨年は見事にベストアマに輝いてグリーンジャケットを着ましたし,今年も3ラウンド目まではベストアマでした。素晴らしい。

 

 でも残念だったのは,タイガー・ウッズです。スキャンダルを乗り越え,ひとまわり成長し,マナーも良くなったかなと思ったのですが,やってしまいました・・・。2ラウンド目の16番ホール(パー3)のティーショットをミスし,クラブを放ってしまい,挙げ句に足で蹴飛ばしておりました。本当に見苦しい。こういうことをやってはダメです。またタイガー・ウッズはミスショットの後にクラブから手を離して地面に落とすシーンがよく見受けられますし,グリーンを離れる際にパターを捨てるように落とすこともあります。今シーズンも目にしました。そういう面では変わってはおりませんね。マナーについては,アーノルド・パーマーやトム・ワトソン,元松 茂(笑)などを見習って欲しいと思います。

2012/04/06

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 実は来週の火曜日に,ある集まりで種田山頭火のことについてお話しする機会があります。お話しと言ったって,俳句はずぶの素人ですから別に大したお話しはできません。ただ少しは準備をする必要がありますから,以前読んだことのある「種田山頭火-うしろすがたのしぐれてゆくか」(村上護著,ミネルヴァ書房)をもう一度読み返してみました。この本で改めて知ったのは,やはり自由律非定型句の,これまた漂泊の俳人,尾崎放哉の命日は4月7日,明日なのですね。彼は小豆島の南郷庵でひっそりと41年の生涯を閉じました。彼の死を看取ったのは隣家の老婆ただ1人だったそうです。

 

 それにしても私が尾崎放哉の存在を初めて知ったきっかけは,高校の国語の教科書に彼の句が紹介されていたからです。

 

 「咳をしても一人」

 

 衝撃的な句でした。高校生の私は,俳句と言えば季語が入った五七五という有季定型句しか知りませんでしたので,こういう俳句もあるのかと新鮮な感動も覚えました。種田山頭火も尾崎放哉も同時代に生きた俳人で,荻原井泉水を共通の師としていますが,行乞しながら全国を放浪した山頭火と比較し,放哉は職業人(生命保険会社)としての限界を感じて退職した後は厭世的となり,寺男などをして一箇所に留まりがちでした。動の山頭火,静の放哉と言われる所以です。

 

 でも,それぞれの多くの句の中でも,いわゆる境涯句と呼ばれるものを比較しますと,情感としては何となく共通する面が多々あります。放哉の句は特にもの悲しさを伴う諧謔性があります。ちょっと比較してみましょう。

 

 「ついてくる犬よおまへも宿なしか」 山頭火
 「堤(どて)の上ふと顔出せし犬ありけり」 放哉

 

 「けふもいちにち風をあるいてきた」 山頭火
 「今日一日の終りの鐘をききつつあるく」 放哉

 

 「悔いるこころに日が照り小鳥来て啼くか」 山頭火
 「雀のあたたかさを握るはなしてやる」 放哉

 

 「雲がいそいでよい月にする」 山頭火
 「こんなよい月を一人で見て寝る」 放哉

 

 「閉めて一人の障子を虫が来てたたく」 山頭火
 「障子しめきつて淋しさをみたす」 放哉

 

 「咳がやまない背中をたたく手がない」 山頭火
 「咳をしても一人」 放哉

 

 「おちついてしねさうな草枯るる」 山頭火
 「これでもう外に動かないでも死なれる」 放哉

 

 さて,明日は尾崎放哉の命日です。彼の句にはもの悲しさを伴う諧謔性があると申しましたが,私は次の句は特に好きですし,この句にはそういった諧謔性があると思いませんか。

 

 「ねそべつて書いて居る手紙を鶏に覗かれる」 放哉

2012/04/03

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 今日はほぼ日本全域が,発達した低気圧の移動の関係で荒天だそうです。実を言うと,今日はゴルフの予定が入っていたのですが,今日の荒天を予想して昨晩の段階で早々に中止が決定しました。悪いことはできませんね(笑)。別に平日ゴルフが悪いという訳ではありませんが,確かに何かしら後ろめたい気もします。ゴルフはいつでもできますし,どうせやるなら好コンディションの時が良いに決まっています。そういう意味では,遊びも時期というものが重要です。

 

 安倍晋三元首相が言うように,史上最も陰湿な反日左翼政権ともいうべき民主党による政権は,さらに悪いことをしようとしています。あろうことか,このデフレ経済のまっただ中で消費税増税をしようとしているのです。前にもこのブログで述べましたように,日本の現在のセーフティーネット(社会保障等)の給付水準を今後も維持していくためには,消費税増税はやはり必要だと思っております。問題はその時期なのです。ゴルフと一緒で,どうせやるなら好コンディションの時でなければならないのです。

 

 1997年,当時の橋本龍太郎内閣は,「財政健全化論」に煽られ,消費税増税と公共投資削減などの緊縮財政に乗り出しました。しかしながら,この時の緊縮財政が日本経済に破壊的なインパクトをもたらし,翌98年のGDPは,実質値も名目値もマイナスに突っ込み,今日に至るまで日本は延々とデフレ経済にあえぐ羽目に陥ってしまいました(三橋貴明著,「日本経済の実力」180頁,海竜社)。このようなデフレ経済の中で増税をすれば経済を萎縮させるだけで,日本経済はますますデフレ状況の深みにはまってしまいます。このことは心ある識者が重ねて指摘しているとおりです。

 

 日銀と政府が協同し,より明確なインフレ目標を定めて実行し(アメリカのFRBのように2%程度),東日本大震災の復興需要とインフラ整備など,この際積極的な財政出動をし,名目GDPを増やしていけばおのずと税収も増えます。成長しなければならないのです。そしてデフレ状態を脱出したあかつきに,消費税増税を実行すれば良いのです。

 それにしても,このようなデフレ経済の状況下でも,大新聞はなぜこぞって消費税増税推進なのでしょうか。JBプレスというサイト記事に書かれておりましたが,新聞協会は自分たちだけが消費税増税の適用除外を申請しているようですし,そもそも新聞は全国一律の定価販売が強制的に認められており(デフレなんか関係ありません),お役所から世界的にも稀な既得権益をたっぷり与えられております。さらには,日本独特の記者クラブ制によって特権的な立場を与えられており,財務省にたてつくと情報を貰えなくなり,かつては国税による税務調査が入った後は財務省寄りの記事ばかり書くようになった新聞社もあるそうです。ですから,大新聞による消費税増税の大合唱にはうさんくさいものを感じます。

 

 さらに私が心から軽蔑し,唾棄すべき存在だと思っている民主党は,このどさくさに紛れて,法務省主導の下,4月20日をめどに人権救済機関設置法案提出の閣議決定を目論んでおります。この人権救済設置法案の多くの問題点については,国民一人一人がよく勉強しておかなければなりません。民主党という綱領なき反日左翼政党は,とにかく日本という国や日本人が大嫌いなのではないかと思ってしまいます。

2012/04/02

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 私は少年時代から,嗜好上ある物が好きになると相当期間続いてしまうという傾向がありました。今はメロンパンです。今から約1か月ほど前に急にメロンパンが食べたくなった瞬間があって,その瞬間以来ずっとメロンパンを食べ続けています(笑)。少なくとも昼食に限っていいますと,メロンパンがほぼ主食の地位を占めております。これと飲むヨーグルト(いかにも腸内環境を良くしてくれそうな乳酸菌入りのやつ)がコンビになります。何でメロンパンが続いているのかと問われても困ってしまいます。好き嫌いは理屈抜きですからね。

 

 それにしても日本人って,可愛らしい,美味しいものを次から次に作りますね。メロンパンは明治時代後期から第一次世界大戦後の頃にかけて日本で作られ始めたそうです。今私が好んで食べているメロンパンは,外側がマスクメロンの表面のようになったふっくらした甘いやつです。歴史的には形も味も変遷を重ねていったようですが,現在では外側がマスクメロンの表面のようになったふっくらした甘いやつが主流なのではないでしょうか。こういう可愛らしい,美味しい,遊び心のあるパンを作ってしまう日本人は誠に素晴らしい。

 

 それにひきかえ,巨人,読売ジャイアンツは一体どうしちゃったんでしょうね。ファンの一人として情けないです。開幕戦はお茶の間のテレビで焼酎を飲みながら観戦しておりましたが,酒がまずくなりました。ヤクルトは確かに良いチームですが,巨人打線は9回途中まで何と,ノーヒットなのです。ようやくその9回にヒットが出て,ノーヒット・ノーランは免れましたが,一体全体どんな調整をしてきたのでしょうか。先が思いやられます。翌日の第2戦目も3点を先制していながら,最終的には3-6の逆転負けです。抑えのために2番手で出てきた久保投手は,あろうことかいきなりストレートの四球を出して満塁にし,打者一人をおいて押し出しの四球を出す始末です。民主党のような投球です(笑)。久保という選手は,いつもマウンド上で泣き顔のような表情をしています。ハートの弱さが顔に出てますね。結局この第2戦目も3点のリードを守りきれず,投手陣が崩壊しております。昨シーズンを彷彿とさせるような,既視感(デジャビュ)がありました。

 

 別に仕事に差し支えるという訳ではありませんが(笑),巨人にはしっかりして欲しいですわ。世界ランク1位のアメリカ相手に互角の戦いを続けているなでしこジャパンを,少しは見習ってちょうだい。

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