汗ばむ季節となりました。日曜日も汗ばみながら,そしてバンカーで冷や汗もかきながらゴルフのラウンドをしました。本当のゴルファーならば,ラウンド中にビールなどは飲まないのでしょうが,冷えたビールのむちゃくちゃ美味いこと(笑)。この美味い至福の時を迎えるならば,スコアなんかもうどうでもいいという気になってしまいます。まあ,私の場合は,そうでなくてもどうしようもないスコアですけど・・・。
女子バレーは何とかロンドンオリンピック出場を決めましたね。東京オリンピックでは「東洋の魔女」と呼ばれるほどの強さでしたし,わが日本にとっては老舗ともいうべき種目です。今の女子バレーは,勝負強さという点では少し難がありますが,オリンピック出場を決めたことは何よりも嬉しいことです。
ただ,テレビ中継を見ておりまして,冒頭の国歌斉唱の際,「君が代」を唱う女子選手の口の開きが少なく,元気がないのはよくありません。実はこれは女子バレー選手だけではなく,テレビ映像で見る限り,サッカー日本代表選手にだってその傾向があります。「君が代」は,これまた日本を象徴する国歌なのですから,誇りをもってもっと大きな声で唱いましょうね。
20世紀を代表する世界的な名指揮者であったヘルベルト・フォン・カラヤンは,「君が代」について,「世界の国歌のうちで最も荘厳なもの」と評価しており,昭和29年の初来日の際にはNHK交響楽団を指揮して,そして昭和48年の来日の際にはベルリン・フィルハーモニー管弦楽団を指揮して,それぞれ「君が代」を演奏しております。また,「君が代」は,明治36年にドイツで開催された「世界国歌コンクール」で第一等に輝いた曲です。それよりも何よりも,「君が代」は瑞穂の国日本の国歌なのです。
オリンピックで金メダルを取った選手が表彰台に上がり,日の丸の国旗掲揚とともに,この「君が代」が流れる時,その選手の努力が報われたことに対する喜びの念だけでなく,日本人としてのアイデンティティーを感じ,どうしても胸が熱くなってしまうのです。皆さんはどうでしょうか。私よりはもっと醒めていますか(笑)。