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弁護士ブログ

2012/09/28

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 安倍晋三元首相が,自由民主党の第25代総裁に選出されましたね。何よりです。この選択はあくまでも自由民主党とその党員によるものですが,この愛すべき日本国と日本国民のためには最善の選択だったと思います。私もこの総裁選の決選投票の模様を,インターネットのライブ中継で見ていたのですが,当選が決定した直後,安倍晋三の右隣に座っていた高市早苗議員が人知れず涙を流していたのを見ました。この高市議員は,外国資本から日本の水源地を守ろうと,粉骨砕身法案作成に努力したりなど,頑張っている議員です。保守の観点からは安倍晋三の価値観に近いものをもっているのでしょう。これは,「約束の日 安倍晋三試論」(小川榮太郎著,幻冬舎)という本からの孫引きですが,政治評論家の三宅久之氏は「今、日本をなんとかしたいという高い志を感じる政治家は、安倍元総理のほかに見あたりません。」とある雑誌で発言しています。私もそのとおりだと思います。

 

 天下国家を論じ,実際に政務を司る政治家には,確たる国家観,歴史観,哲学がなければなりません。安倍晋三から耳にすることのできる経綸,歴史認識,そして実際にこれまでになし得たことなどからすれば,私が最も期待する政治家なのです。

 

 そういう意味では,安倍晋三が再度自由民主党の総裁に選出されたということは,おそらくは次期総選挙で同党が比較第一党となるでしょうから,つまりは再度首相に就任するということであり,心から喜ぶべき事なのです。でも,それは分かっていながら,私自身はその一方ですごく不安で心配なのです。一言で言いますと,朝日新聞,テレビ朝日,TBSなどをはじめとする反日マスゴミ,いやマスコミによる本当に酷い攻撃に再び安倍晋三がさらされてしまうことを心配するからです。朝日新聞などは,実際には自民党総裁選の告示前から本当に酷い反安倍の記事を載せていたほどです。

 

 今思い返してみても,安倍政権時代の反日左翼マスメディアの攻撃の酷かったこと・・・。安倍政権時代,マスコミは,「消えた年金問題」や「事務所費問題」などをこれでもか,これでもかと報道しました。閣僚の自殺者もでたほどです(松岡農相)。でも,これほどの惨状を呈している民主党政権ですが,この政権下で「消えた年金問題」や「事務所費問題」,あるいはこれに類似する問題が存在したとしても,安倍政権時代のように大々的に報道されたことはあったでしょうか。

 

 朝日新聞は,「安倍たたき」を「社是」とするような(「約束の日 安倍晋三試論」(小川榮太郎著,3~4頁),歪んだ,そして本当に日本を貶めたい新聞です。中国のあの凄惨な「文化大革命」を中国共産党の意に添う形で報道し,他の新聞社が軒並み追放される中で,唯一北京に残ることを許されたのが朝日新聞です。このようなことからしてもこの新聞社がどんな報道姿勢なのかは推して知るべきでしょう。人民日報の日本版と考えてよろしい。本多勝一らに乗っかったいわゆる「南京大虐殺問題」の大々的キャンペーン,いわゆる「従軍慰安婦問題」の大々的キャンペーンなどなど,この新聞社はこの日本という国が嫌いで嫌いで仕方ないのでしょう。

 

 そして,志ある有為な政治家が反日マスコミや不埒な官僚からつぶされないように,との問題意識をもった本が最近結構出ています。前に挙げた「約束の日 安倍晋三試論」もそうですし,「真冬の向日葵」(三橋貴明・さかき漣著,海竜社)などもそうです。ともあれ,再び待望の安倍晋三政権が誕生した暁には,朝日新聞などをはじめとする反日マスコミやいい加減なテレビコメンテーターらによる攻撃などを,有権者や視聴者が額面通り受け取らないようなキャンペーンも必要なのではないでしょうか(笑)。産経新聞,頑張ってね。

 

 このような反日マスゴミからの本当に理不尽で酷い攻撃に再びさらされる危険を顧みず,安倍晋三は再び立ち上がりました。捨て石になる覚悟を決めたのでしょう。祖父の岸信介元首相は,命の危険を顧みず,自らの信ずるところに従って,そして「声なき声」の存在を確信して,一つの政治目標を達成しました。こういった心意気なのでしょうね。そして,「かくすれば かくなるものと知りながら 已むに已まれぬ 大和魂」,「身はたとひ 武蔵の野辺に朽ちぬとも 留置(とどめおか)まし 大和魂」(吉田松陰)の心境なのでしょう。

2012/09/24

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 「さらばミスタージャイアンツ 長嶋茂雄全記録 1958~2001」というDVDを通販で注文しましたら,何と,翌日届いてしまいました(笑)。まずは早速,自分の部屋で人知れずこっそりと観ました。懐かしさもあるでしょうが,理屈抜きに自然に泣けてきました。特に,昭和49年の後楽園球場での引退試合とセレモニーの場面は,人目を憚らず(一人ですから憚る必要はありませんね),泣いてしまいました。

 
 本当に,本当に,長嶋茂雄という野球選手は国民的英雄だなと思います。私の少年時代の憧れでしたよ。DVDの前半では長嶋選手の現役時代のシーンがありました。立教大学から鳴り物入りで巨人軍に入団した際の記者会見での詰め襟姿。プロとして初めての試合では,国鉄スワローズの金田投手の前に4打席連続三振という,これまた華々しいデビューでしたが,すぐに頭角を現します。何と,新人選手でありながらいきなり本塁打王と打点王の二冠に輝いたのです。

 

 そのプレースタイル,勝負強さ,明るさはやはり天性のものとしかいいようがなく,カリスマ性があります。昭和34年の天覧試合における2本のホームランのシーン(2本目はサヨナラホームラン)は鮮烈です。私の少年時代の強烈な記憶ですが,長嶋選手はとにかくチャンスに打って期待に応えてくれたのです。満塁が大好きで,チャンスであればあるほど燃えるという男でした。「3番 ファースト 王」,「4番 サード 長嶋」という場内アナウンスに何度興奮したか。そして,ONのアベックホームランは,106試合に及んだといいます。野球少年が熱狂しない訳がありません。このDVDでは,長嶋選手が試合後にインタビューに答えているシーンがあるのですが,全然偉ぶったところなどはなく,むしろマイクを向ける人が友達であるかのように人なつっこくしゃべってくれるのです。

 

 私のような一ファンと長嶋茂雄選手との接点はあろうはずはありません。あくまでも遠い昔の私の少年時代に,夢と希望と興奮を与えてくれた名選手として永遠に心の中に残っている存在です。ただ,今から13年前,私とカミさんと娘のあかねちゃんの3人で,伊豆方面に3,4泊の家族旅行に行ったことがありました。「大仁ホテル」だったと思いますが,連泊だった私達はホテルの離れに泊まらせてくれました。本当に雰囲気のある佳い部屋でした。何も知らない私達は,旅に疲れてくつろいでいたのですが,仲居さんから「この離れは昔,長嶋さんがお泊まりになった部屋ですよ。」と聞かされました。ビックリすると同時に,思いがけないその幸運に感謝したのです。確かに,すごく景色が綺麗で,庭も広く,バットの素振りには最適です(笑)。相当な時間を隔ててではありますが,あの長嶋茂雄と同じ空間で過ごすことができたというのが,唯一の接点といえば接点です。もう一度行ってみたいホテル,離れです。

 

 このDVDは,私が一人こっそりと観た後に,夕食の際に家族三人で観ました。みんな大喜びで,カミさんなどは,「このDVDを観ていると元気が出る。」と言っていました。たまにはいいことを言います(笑)。

 

 さて,わが栄光の読売巨人軍も,今年のセ・リーグのペナントを制しました。34度目のようです。嬉しい・・・。セ・リーグ優勝が決まった金曜日の晩は,ついお酒を飲み過ぎました。

2012/09/21

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 昨日は,名古屋近郊のある簡易裁判所に仕事で行ってきました。実はその町には私の実家があり,たらちねの母が暮らしているのです。仕事を終えてから,実家を訪ね,冷たい牛乳を2杯いただきながら,母と約30分ほど話し込んできました(笑)。母は昭和6年生まれの81歳です。昭和6年といえば,満州事変が起こった年です。まだ理解力も十分で,近々小さい自転車を買いたいと言い出す始末です。転倒が怖いですから,どうせ買うなら,子供用のような両方に輪っかが付いているやつがいいと思います。

 

 私が少年時代から憧れ,今でも尊敬している我が栄光の読売巨人軍の長嶋茂雄さんは昭和11年生まれですから,母と同時代人ですね。名古屋生まれの私が昔からずっと巨人ファンなのは,長嶋選手のせい,いやおかげです(笑)。そして,わが栄光の読売巨人軍の今年度のセ・リーグ制覇が目前に迫っております。いよいよか・・・。ひょっとしたら,今日でしょうかね。思い起こせば,本年度は3月30日に開幕し,開幕戦は今日の相手である東京ヤクルトスワローズでした。この試合は0-4で完敗し,巨人は黒星スタートだったのです。

 

 そして今も鮮明に覚えているのですが,一時期は6勝13敗の悲惨な状況になりました。それが今では,80勝38敗14分と貯金が42もあります(笑)。誠に素晴らしい。クライマックスシリーズでは,よもや取りこぼしなどはせず,是非とも日本一に輝いて欲しいものです。本日優勝が決定するかどうかはともかくとして,今晩はたっぷりと飲みたいと思います(笑)。

 

 そして,今日,私は通販で「さらばミスタージャイアンツ 長嶋茂雄全記録 1958~2001」というDVDを注文しました。「お急ぎ便」で注文したので,早ければ明日届くと思います(笑)。少年時代は長嶋選手の勇姿をずっと見てきました。このDVDを見たら泣けてくるかもしれません。

2012/09/19

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 髪が薄くなったな,と感じるきっかけはいろいろとありますが,昨日これを痛感したのは,雨粒が頭に一滴落ちてきた時でした。私がもっと若くて髪の毛がフサフサだった頃は,雨粒が一滴落ちてきたって,頭皮まで到達するかどうかという感じでしたし,頭皮まで到達したとしても,その雨粒が毛の根本に留まる時間が長かったのです。でも最近では,雨粒たった一滴でも,ほぼダイレクトに頭皮に到達しますし,頭皮に到達したその雨粒は瞬時に流れていってしまいます(笑)。その見事な勢いで流れ去る雨粒を頭皮に感じるたびに,これまた悲哀を感じます。

 

 ところで,自由民主党の次期総裁選がそこそこ賑やかですね。恐らくですが,解散総選挙後には自由民主党が比較第一党になるでしょうから,同党の次期総裁は近々日本国の首相になると思われるので,非常に関心がありますし,また心配でもあるのです。はっきり言いましょう,石原伸晃という人だけは絶対に総裁になるべきではありません(笑)。5人の候補者のうち,総理総裁に相応しくないという点では石原伸晃(「ノビテル」とも言われています)という人は群を抜いております。抜群というやつです(笑)。

 

 何しろ人間が軽すぎるし,軽いだけでなくその言動を見ているとセコ過ぎる感じがします。それに何よりも見識というものが感じられない。尖閣諸島には人が住んでいないから中国が攻めてくることはないと脳天気なことを言ったり,福島第一原発の「サティアン」と言ったり,あの万死に値する「河野談話」を「すごくよくできている」と評価したり・・・,最低です。この人だけは総理総裁には絶対に相応しくないし,これらに就任するようなことがあってはなりません。

 

 その昔,昭和57年の自民党総裁選の際,田中派のある議員が「担ぐ御輿は軽くてパーがいい」と発言したことがスクープされましたが,一国の首相になるべき人は,絶対に軽かったりパーであってはならないのです。このような発言は,その後の自民党の凋落を暗示しています。政治をナメた発言だからです。一国の宰相たる者は,見識と,覚悟と,決断力がなければなりません。吹けば飛ぶような軽さであったり,パーではだめなのです。パーがサミットに出席したり外国の首脳と会ったりしても,パーではバカにされるだけです。パーがそれなりに評価されるのは,ゴルフだけです(笑)。では,軽い御輿のパーがダメであるといっても,それじゃあ,体重的に重い御輿のパー(の,の,野田首相)であればいいのかというと,それもダメなのです。

 

 今回の自由民主党の総裁選挙を選ぶポイントは,①デフレ脱却による経済再生と景気回復,②憲法改正を含めた外交・安全保障の立て直し,③教育問題(国家百年の大計)だと思っております。こういった問題意識を強くもち,覚悟を決めて引っ張って行くことのできる総裁を選ぶべきでしょう。

2012/09/18

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 この週末のテレビは,ニュース番組を中心として中国の反日デモの話題ばかりでしたね。破壊,放火,略奪,暴行・・・。ラルフ・タウンゼントのいう暗黒大陸そのものでした。先日のブログでこういった中国人暴徒のことを義和団,阿Qに例えたのですが,今朝の産経新聞の「産経抄」では,やはり魯迅の「阿Q正伝」への言及がありました(笑)。

 

 彼らがどんなに愛国的な感情や政治的主張を擁していたとしても,略奪というのは一体全体何でしょうか。要するに泥棒ということでしょう。民度の低さは度し難い水準に達していますし,正に野生動物,あるいはならず者です。また中国政府当局は,暴徒の暴挙,すなわちあれだけの酷い破壊,放火,略奪,暴行を事実上容認しつつ(日本大使館へのペットボトル等の投擲も許しています),「この責任は日本が負うべきだ」と開き直っています。ということは中国自体が無法のならず者国家ということになります。

 

 それにしても,政府は何をやっているんですかね。野田という息だけをしている存在は,テレビ画面で民主党代表選の立会演説会にテレビ画面出席をしている場合じゃないでしょう。すぐに,記者会見を開き,国際法上,日本の尖閣諸島に対する領有権主張の正当性を改めて訴え,現在の中国国内での無法状態を容赦なく指摘し,そして邦人や日本企業の保護を中国に強く要求するとともに,広く国際社会にアピールすべきですし,外務大臣を直ぐに派遣して事態収拾と,邦人等の保護要請を強く申し入れなければなりません。何をしているんでしょう。

 

 それにしても,カントリーリスクという言葉がありますが,今回のことでさすがに大概の日本人は中国というカントリーリスクを痛感したでしょう。この期に及んでも民主党代表選に立候補しているある者は,「(日中の)戦略的互恵関係」を連発しております(笑)。バカです。どこに戦略性や互恵性があるのでしょうか。中国共産党による愛国教育という名の反日教育が連綿と続いている以上,歪曲された歴史認識をすり込まれた者が,あることをきっかけとして暴徒化するのは当然ですし,友好関係や互恵関係の前提をそもそも欠いているのです。

 

 中国の人民日報は,今回のことで日本に対する「経済制裁」をちらつかせ,「日本はまたもう一つの10年を失い,20年後退する準備を進めているというのか」などと的外れなことをのたまっております。そもそも外資や外需に依存しているのは中国でしょう。また,平成21年度のデータですが,日本の対中国の輸出額は約1415億ドルです。日本のGDP(国内総生産)は約5兆ドルですから,その占める割合は2.79%に過ぎません。では中国からの輸入額はどうか。同年の中国からの輸入額は約1236億ドルで,日本のGDPの2.44%に過ぎません。しかもですよ,中国からの輸入品は農産物や安価な工業製品が多く,他国からの輸入で代替できるものばかりですし,特に農産物に至っては,多少高くても国内産で代替でき(私なんか中国産は一切口にしません),かえって国内の農家が潤うではありませんか。貿易面で日本が中国に「依存」なんてことはないのです。「経済制裁」してください。困るのはむしろ中国でしょう。日本からの高付加価値の素材や生産財が手に入らなくなって困るのは彼らです。

 

 工業面にしてもそうです。基本的には現在でも中国は世界の安価な貸し工場に過ぎず,付加価値の高い商品を生み出す技術もまだまだです。ですから外資に依存せざるを得ませんし,人民元を安く操作しつつ安価な物を作って輸出せざるを得ません。また,そもそも人件費の安さを売りものにしていたのに,最近では人件費が高騰し,さらにはストライキ等の労働争議や企業展開に当たってのデモも頻発しています。さらには環境破壊は著しく,役人の腐敗も宿痾のようになっております。「裸官」といって,自分以外の家族は全員海外に移住させ,資産も海外に移し,単身役人として稼いでいるということが常態化している国です。彼らは有事即応,いつでも国(中国)を捨てて高飛びする準備ができているのです。そんな国って・・・。カントリーリスクが大きすぎませんか?今回のデモといいますか,暴動で放火されたりしたパナソニックなどの工場の無残さを見るにつけ,日系企業としてももう潮時だと悟る時期ではないでしょうか。

2012/09/14

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 荘川高原という所に一泊でゴルフに行ってまいりました。名古屋ではまだ暑い日が続いておりますが,荘川高原では30度まではいかない感じで,特に日陰に入れば涼しいくらいでした。高原には蜻蛉が結構いっぱい飛んでおりました。もう秋ですね。ただ,ゴルフのスコアは完全に「冬の時代」です(笑)。

 

 このゴルフは5パーティーのコンペだったのですが,一緒に回らせていただいた70代の方が,途中のパー3のショートホールのティーインググラウンドの所でしみじみとこう言ったのです。「自民党も何だね,石原なんかが総裁,首相になったらもうダメだね。」

 

 「おっしゃるとおり!」と思わず賛同してしまいました。我が意を得たりというやつです。やっぱりみんなそう思っているんだな。私がすぐに打ったティーショットも見事にワンオンでした(笑)。自由民主党の石原伸晃という人物は同党の幹事長になっておりますが,私はずっと違和感を覚えていました。軽佻浮薄といいますか,人間が軽すぎますし,はっきり申しまして小物です。器量が狭い。お父さんの石原慎太郎さんは立派な人だと思いますが,伸晃という人は総裁,首相などといったタマではありません。明らかに。

 

 先日のニュースで,この石原伸晃という人が自民党の長老の部屋(海部元首相でしたか)に挨拶に行ってゴマをする映像を見て,本当に不愉快になりました。嫌いなんでしょうね。この人物の経綸を耳にしたことはありませんし,定見と覚悟があるとは到底思えない。「(尖閣諸島に)中国が攻めてくることはありませんよ,あそこは人が住んでないんだから」ですと・・・(笑)。何を言ってるんだ!それにあの茶髪がいただけない。

 

 安倍晋三さんしかいないんじゃないでしょうか。安倍晋三に対するネガティブキャンペーンを「社是」とする朝日新聞をはじめ,マスゴミ,いやマスコミは,さかんに元首相時代の「政権放り出し」を連呼して安倍さんを貶めようとしております。健康を害していたのだから,辞任も仕方なかったのです。それにこの安倍政権の下では,わずか1年の間に立派な仕事をしています。前にも言いましたように,憲法改正国民投票法の制定,教育基本法の改正,防衛庁の防衛省昇格などなど・・・。

 

 さてそれにしても,中国には今でも義和団や阿Qに近い連中がいっぱいいますね。讀賣新聞の報道によりますと,上海では日本人が中国人から暴行を受け,少なくとも4人が負傷しています。上海の繁華街を歩いていたところ,「お前は日本人か」と声をかけられ,いきなり足を蹴られて打撲傷を負ったりしています。また,深夜に食事中,中国人から因縁をふっかけられ暴行を受けたり,タクシーで移動中にバイクの運転手に追っかけられ,「乗客を降ろせ!」と言われたり,複数人で歩いていたところ,中国人から「ジャパニーズ!」と言われ,1人が麺をかけられてケガを負い,1人が眼鏡を割られて持ち去られたりしております。もう義和団です。

 

 日本人が日本国内で中国人に対してこんなことをするでしょうか。明らかに民度が違いますし,「暗黒大陸 中国の真実」(ラルフ・タウンゼント著)という本で描写された状況は,今でも続いていると言わざるを得ません。

2012/09/11

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 サッカーU-20の女子ワールドカップが日本で開催され,わが「ヤングなでしこ」は,前回準優勝のナイジェリアを破って見事3位に輝きました。あっぱれです。それにしても,日本を3-0で破ったドイツ。そしてアメリカは,そのドイツを1-0で下して優勝したのですから,やはりアメリカとドイツは,「なでしこジャパン」の世代でも,「ヤングなでしこ」の世代でも抜きんでている感じがします。高さやフィジカルコンタクトの強さなどの身体的特徴はどうしようもないのでしょうが,「ヤングなでしこ」の試合ぶりを見ていると,随所に素晴らしいパスワークと個人技は見られても,あいかわらず不用意なパスミスが多く(パス速度の遅さが気になります),プレッシャーを受けるとボールをキープできないなどの難点があります。こういった点を改善しないと,アメリカやドイツに対抗していくことは難しくなるでしょう。

 

 ところで,スポーツ記事を配信するあるサイト(産経「スポーツ・ウォッチ」)で知ったのですが,この女子ワールドカップ開催中のスイス代表の振る舞いに感動を覚えました。ご記憶があるでしょうか,1次リーグでは,日本はメキシコ,ニュージーランド,スイスと同組でした。結果的にはスイスは勝ち点0でしたし,8月26日に日本と戦う時点では既に1次リーグ敗退が決定していました。でも,スイス代表はどの選手にも投げやりな様子は全くなく,一生懸命に練習をして円陣を組んで気勢をあげ,監督を中心として結束力を高め,今大会最後の試合になる対日本戦を迎えました。そして「消化試合」とはせずに全力で戦ったのです。

 

 対日本戦においても,結局スイスは0-4で負けてしまったのですが,各選手は決してラフプレーに走ったり,逆に闘争心を失ったりする場面は全然なく,スイス代表のシュベリー監督は試合後の記者会見では,交換した日本代表のユニフォームを着ていました。そして「できることはすべてやった。穏やかな夜だった。」ともコメントしました。

 

 実は対日本戦のあった8月26日より前の20日,スイス代表の女子選手達は,前日のニュージーランドとの緒戦に敗れ,精神的にも肉体的にも疲れが残る中,東日本大震災で町民90人以上の死亡が確認された宮城県七ケ浜町を訪問し,地元サッカークラブの小学5,6年生約30人と交流し,チョコレートやユニフォームをプレゼントしてくれました。こういった交流は,スイス代表監督やスタッフが「震災の被災者に対して、われわれが何かできることはないか。」と申し入れて実現したそうです。

 

 この交流後,スイス代表主将のゲルバーさんは「スイスには海がなく、津波を体験したこともないが、映像や写真を見て、とても心が痛んだ。不思議な縁で被災地の子供たちとつながりを持てたのは大きな体験で、忘れられない日になった。彼らにも頑張ってほしい。」と述べ,主力のゲンゼッター選手も「人々が過去を乗り越え、暗い顔だけでなく、笑顔で過ごしているのを見て、とても感動した」と述べたそうです。

 

 対日本戦の後,グランド内では日本人サポーターや観客が,スイス代表の健闘をたたえ,「Switzerland!」と国名を連呼しました。敗れたスイス代表選手たちは,その日本の観衆に挨拶するため,場内を1周しながら,手を伸ばして握手したり,プレゼント用のシャツを場内に投げ入れていたとのことです。

 

 再びシュベリー監督のコメントですが,次のようなものでした。

 

「私は5歳からサッカーを始め、37年間サッカーに携わってきたが、今回の日本での経験がもっとも感動的で素晴らしい瞬間だった。」

 

 私こそとても感動した記事でした。

2012/09/07

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 本当に面白いことを言う人がいるものです。絶妙な表現です。さすがに新聞記者ならば,このように世人を唸らせるような「言い得て妙」の表現ができなければなりません。

 

 産経新聞の記者で阿比留瑠比という人の「国を憂い、われと我が身を甘やかすの記」というタイトルのブログをよく読む機会があるのですが,思わず吹き出してしまう,そして唸ってしまう絶妙の文章に出くわしました。その文章は,売国政権政党の民主党の次期代表選挙に細野豪志という人が担ぎ出されつつある状況に関してのものですが,ごく一部だけちょっと引用してみましょうか。

 

「民主党代表選をめぐっては今、かつて女性タレントと浮き名を流した若い候補の名が上がっていますね。まあ、もう民主党代表が誰になろうとほとんど関心はないのですが、衆院解散・総選挙の先送りだけは勘弁してほしいところです。この3年間、まるで異民族に支配されたかのような言葉の通じなさ、違和感と圧迫感に苦しんできたので、早く解放されたいのです。」

 

 す,素晴らしい表現力です。「・・・この3年間、まるで異民族に支配されたかのような・・・」という表現力,誠に素晴らしい!同感です。私ももう仕事に出かけなければなりませんので,ここで多くの具体例を語る時間はありませんが,皆さん思い出して下さいよ。鳩山由紀夫,菅直人,野田佳彦と続いた反日売国政権の足跡の数々・・。決して忘れてはなりません。本当に,この3年間は異民族に支配されてきたかのようです。くどいようですが,本当に上手い表現だなあ。

 

 思い起こせば,マスゴミ,いやマスコミが一大キャンペーンを張ったとはいえ,前回の総選挙でこんな民主党に対して,あろうことか308議席も与えてしまった有権者の愚挙。実はその総選挙の直前には,産経新聞社からは「民主党解剖-この国を本当に任せられるのか?」(産経新聞政治部)という本が出されておりました。私も熟読しておりまして,本当に国を憂えておりました。案の定ということになりました。そして,民主党政権の成立後,ほどなくして,今からすれば盗作なのか私のオリジナルなのかはもう忘れてしまいましたが,「古池や・・・」と並び称される次のような名句も誕生しました(爆笑)。

 

「民主党 やらせてみれば この始末」

 

 さて,細野豪志ならばハンサムだし,頭も良さそうだし,敵も少なそうだし,国民受けもしそうだし,民主党の議席減らしに一定の歯止めがかかるし,自分もまた当選できるかもしれない・・・自分の当選のことしか頭にない浅ましい魂胆で担ぎ出しているのでしょう(その中には菅直人という希代の俗物も含まれております)。

 

 でもね,選挙管理内閣じゃあるまいし(民主党は迫りきている総選挙では惨敗必至),一瞬だけでも日本国の総理大臣になったんだという名誉欲を満たしたいのであればともかくとして,さすがに細野という人も出馬しないのではないでしょうか。それじゃ,バカ丸出しですもの。どうも私は,彼の場合は,山本モナという女性タレントと路上でチューをしていたイメージを払拭できないのです。44歳で内閣総理大臣になられたのは,あの伊藤博文公ですよ。その最年少記録をこのような人が抜くとは・・・。理屈抜きでイヤです。それに,これまで政治家として,この細野という人の経綸を耳にしたことがありますか。

2012/09/05

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 大阪維新の会やこれを率いる橋下徹という人がマスゴミ,いやマスコミからとてつもなく脚光を浴びていますね。それに既成政党ではダメだということで,意外にも多くの有権者から支持を集めているようです。新聞によりますと,この大阪維新の会は政党化し,迫りつつある次期総選挙では国政に撃って出て,800人を超える「維新政治塾」の塾生などの中から選抜して,全国で300人もの候補者を立てるなどと報道されております。

 

 こういった情況については,やはり「衆愚政治」という言葉を思い浮かべますし,マスコミの誘導の下,前回総選挙で「何となくいいかな」という軽い気持ちで亡国の民主党政権を選択してしまった有権者の浅はかさと,懲りもしないという傾向を改めて痛感します。私がすごく怖いなと思いますのは,週刊誌による次期総選挙の当落予測で,維新の会の候補者が「未定」なのに,現職を圧倒して「当選有力」になってしまっていることです(笑)。誰が候補者になるのか分からない現時点でですよ。

 

 この大阪維新の会は,次期衆院選公約(マニフェスト)として「維新八策」の最終版を公表しましたが,首をかしげてしまうものも多くあります。昨日の産経新聞や讀賣新聞の社説でも指摘されておりますが,大衆迎合的な公約が気になりますし,私なんかはいかがわしささえ感じます。

 

 大阪維新の会は,年金制度では現役世代が自ら老後に受給する分の保険料を払い込む積み立て方式を打ち出しました。でも,移行期間中は現在の高齢者への支給もまかなう賦課方式との併存にならざるを得ません。現役世代のこの二重負担という過酷な状況に対する解決策が何ら示されていません。また,「維新八策」に記載されている公約は,首相公選制など,憲法改正を行わなければならないものが含まれておりますが,実現性に疑問符がつくどころか,首相公選制などダメです。危険過ぎます。勢いで東国原英夫みたいな人が首相になってしまったら,どうするんですか(笑)。こんな人が歴代首相,岸信介さんのような国士と肩を並べるんですか!(そうは言っても,もう既に鳩山由紀夫や菅直人といった論外の人達が首相経験者になってしまっておりますが)。

 

 それに「維新八策」では憲法9条の改正の可否について国民投票に委ねるみたいなことが書いてありますが,じゃあ,お前自身はどう考えているんだと突っ込みたくなります。外交・安全保障については明確なビジョンを示すべきです。それに確か,橋下徹という人は,永住外国人の地方参政権付与には賛成の立場でしたよね。私は絶対反対です。さらには,消費税の地方税化とそれに伴う地方交付税の廃止ですか(笑)。財政事情が厳しい中,消費税収を地方財源に回して,どうやって毎年1兆円前後も増加する国の社会保障費をまかなうんですか。そんなことよりデフレ脱却の方が先決でしょう。さらには,道州制ですか。道州制で何が良くなるのでしょう。地域住民の歴史的に形成された帰属意識は完全に無視されております。尾張の国は尾張,讃岐の国は讃岐,上総の国は上総,越後の国は越後,陸奥の国は陸奥,肥後の国は肥後,薩摩の国は薩摩なのです。いまさら関西州とか北陸州とか中部州とか言われても・・。さきほどの消費税の地方税化,地方交付税の廃止などと相まって,この日本国に遠心力が生じるような感じ,国の一体感ではなく,バラバラ感を醸成し,かつての中国の軍閥みたいな存在が日本のあちこちにできてしまいそうです。明治政府が中央集権化を実現し,日本を世界の一等国に成長させたのとは反対方向です。

 

 この橋下という人は,「維新政治塾」の入塾式で,「頼れるのは、声なき声、『ふわっとした民意』だ。」と述べたといいます。この「ふわっとした」民意頼みというのがこの人や大阪維新の会の体質をよく表していると思います。「ふわっとした」感覚しかもっていない人の方が御しやすい,与しやすい,命令しやすい,導きやすいということでしょう。常日頃よく問題意識をもち,よく勉強し,国を憂えて「がちっとした」見識をもっている人はお呼びでないようです。いわゆるB層に属する人の票が頼りなのです。ですから,仮に大阪維新の会が政党化して,今度の総選挙で国政に多数の議員を送り込んだとしても,どんな人たちだか分からない塾生が一瞬にして議員となったに過ぎず,独裁的な橋下氏が「立て」と言えば「立ち」,「座れ」と言えば「座る」ような状況が展開されるに過ぎません。小沢チルドレンなどと基本的には同じです。

 

 それにしても,この橋下という人は,中田宏,東国原英夫といった,よく電波にのる人達と仲が良いらしく,次期総選挙ではこういった方々が選挙の顔になるようです。私は民主党の輿石東という人や岡田克也という人たちの悪相を見る度に悪酔いしておりますが,東国原さんや中田さんの顔も・・・。9月4日の夜,東国原英夫氏は,記者団に対して,「橋本氏は衆院選出馬、市長後継は中田氏」という私案を述べたそうです。有権者は完全になめられていると感じるべきでしょう。

2012/09/04

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 いつの間にかもう蝉も鳴かなくなりましたし,朝晩の風が涼しくなりました。あと当分の間は日中はまだ暑い日が続くでしょうが,何とかこの夏も乗り切れそうです。本当にこの歳になりますと,夏という過酷な季節は,正に「乗り切る」という感じです。

 

 さて,自由民主党の総裁選挙はどうなるんでしょうね。おそらく今度この党の総裁として選ばれる人が,総選挙後には日本国の首相になるのでしょうから,すごく気になります。今の総裁の谷垣禎一さんには悪いのですけれど,この人は日本国の首相という器ではありません。そんなこと言ったら,鳩山由紀夫,菅直人,野田佳彦はどうなるの?ということになりますが,こういった民主党の方々は論外なのです。民主党政権のこの3年間,愛するわが日本はそもそも「国家」と呼べるものではありませんでした。

 

 ところで,先日,谷垣さんの出身派閥の古賀派の領袖である古賀誠という人が,谷垣さんとの約20分間の会談の際,総裁選での不支持を表明しました。この古賀誠という人は,かつて天下の悪法である人権擁護法案をごり押ししようとしたり,郵政民営化法案の議決の際には棄権して卑怯な振る舞いをしたり,戦没者遺族会の会長でありながら靖国神社のA級戦犯分祀論を展開したり,私は昔から嫌いな議員でした。でも今回,谷垣さん不支持を表明したのは結果として良かったと思っています。引導を渡した訳です。

 

 引導を渡すという言葉は,もともとは僧が死者に引導を授けることを指しますが,要するに,相手の命がなくなることを分からせること,諦めるように最終的な宣告をすることを意味します。確かに,自由民主党の「顔」として谷垣さんではだめですし,きちんとした国家観や歴史認識を感じられず,一国の首相としてこうしたいのだという強い意志も感じられません。この3年間,国民に対するアピール力も不足していたという他ありません。次の総選挙は,自由民主党としては,たちあがれ日本などとともに,少しでも多くの議席を獲得して,日本をまともな国にしていかなければなりません。デフレ脱却と経済成長,外交と安全保障,教育改革など問題が山積しているからです。・・・・・だから,安倍晋三さんなどが政権の核にならなければならないのではないかと思っているのです。

 

 さて,引導を渡すといえば,私としては,「今シーズンの」名古屋グランパスに引導を渡したい。「余計なお世話だ!」と言われそうですが,敢えて言いたい。前々節は川崎フロンターレに1-0,前節は柏レイソルに1-0でそれぞれ勝利こそしていますが,内容が悪すぎる。川崎フロンターレ戦はテレビでずっと観ていましたが,このチームは負けたいのか,少なくとも勝ちたくないのかというくらいの低いパフォーマンスでした。何といっても寄せが甘いのです。そしてボールをキープできません。相変わらず個人技頼みでラッキーな得点しかありません。山野さんという解説者も,関西弁の高い声で「寄せが甘いんですよ。」と連発していました(笑)。本当にその通りなんですよ。私も酔っぱらいながら何度も何度もその解説にうなづいていました。うなづきすぎてフラフラになってしまいました(笑)。

 

 「今シーズンの」名古屋グランパスには引導を渡さざるを得ません。これだけのタレント,Jリーグ屈指とも言える人材を擁しながら,本当に惜しいことです。求む!優秀な監督。

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