もう皆さんお分かりだと思いますが,沈みゆく船とは民主党のことです。11月16日衆議院解散,12月4日告示,12月16日投票ということに相成りました。
思い起こせば,平成21年の8月末,308議席という空前の数を民主党という政党に与えてしまう過ちを有権者は犯しました。私はその直後のこのブログで,絶体絶命となった織田信長が潔く発した「是非に及ばず」という表現をして,次の総選挙までは完全に諦め,この売国的な民主党政権を呪いました(笑)。その後,国士ともいうべき中川昭一という立派な元代議士の訃報に涙しました。
でもようやくです,民主党政権というどうしようもない存在が瓦解するのは(爆笑)。私が陰ながら応援する政治勢力の先生方,頑張ってくださいね。天国の岸信介先生も激励してくれていますよ。
それにしても,「沈む船から逃げることネズミの如し」という言葉がありますが,正にこの言葉がピッタリといった行動をとっている誠に見苦しい民主党議員がおりますし,これからも続々と出て来るでしょう。日本維新の会に既に合流した議員もおりますし,元環境相の小沢鋭仁という民主党議員も,日本維新の会への合流が取りざたされております。見苦しいですね。彼らは何故今の今まで民主党みたいな政党に籍を置いていたのでしょうか。良いと思っていたからでしょうに。なぜ次の総選挙ではそれまで良いと思っていた「民主党」の看板では出ないのですか。
「沈む船から逃げることネズミの如し」という言葉は,船底で生活しているネズミも,どうやらこの船は沈みそうだなと直感すると,本能的にその船から逃げていくということです。船から逃げるっていったって,それじゃあ海に落ちてしまうですって?そうではありません。その船が桟橋や波止場に停留している間に,ロープなどを伝って出航前に陸地に逃げるのです(笑)。民主党内からはそういう議員が後を絶たなくなるのではないでしょうか。
ただ,マスゴミ,いやマスコミは,今度はさかんに「既成政党vs第三極」などといった表現をして,煽っておりますが,「第三極」という言葉に騙されはしません。少なくともこの私だけは(笑)。既成政党の中にも,少なくとも今までの民主党とは完全にレベルの違う,ちゃんとした存在はあるのです。それに,「第三極」といったって,「大同団結」などをしなければならないようなバラバラ状態ではありませんか。皆さんにもご経験があると思いますが,私は以前,すごく先を急いでいて,駅のプラットホームまで大急ぎで走り込み,出発の鐘が鳴る中でそこに到着していた列車にその行き先も確認せずに「とにかく乗っちゃえ!」と言う感じで飛び乗ったことがありました。やはり行き先が違う列車で,途中で乗り換えたりして難儀したことがありました。「第三極」の行き先は現在明確なのでしょうか。ひょっとしたら「民主党駅」よりももっと悲惨な目的地かもしれないじゃありませんか。