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2012/12/18

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 いやー,びっくりしました。こんなに素晴らしい,そして懐かしい企画ができるなんて・・・。手にして,読んで,眺めているうちに懐かし過ぎて目頭が熱くなってしまいました。「長嶋茂雄 ドリーム・トレジャーズ・ブック」(産経新聞出版)を手に入れたのです。記事と写真で構成される分厚い本体(書籍)だけでなく,CD,DVD,そして何よりも豪華お宝50点が付録になっているのです(笑)。嬉しすぎておしっこを漏らしそうです(笑)。豪華お宝50点の中には,天覧試合の時のスコアカード,V9時代の日本シリーズの入場券,不二家キャラメルのサイン付きブロマイド,直筆「快打洗心」のサイン色紙,雑誌「トップスター」創刊号の一部,巨人対サンケイ戦のポスター,バットを持つ長嶋のめんこ,ライオン歯磨き抽選券,カルビー野球カード,プロ野球ファン手帳・・・・・。本当に泣きそうになります。

 

 引退試合の翌日のサンケイスポーツに掲載された写真部長三浦保さんの記事を読んで,本当に泣けて来ました。長嶋茂雄という男の優しさに・・・。その記事の一部を引用して紹介しましょう。

 

「・・・私は三十六年九月、病床の少年と長島選手の心温まるシーンを忘れることはできない。この少年は、トンボ鉛筆製作所社長、小川八郎さんの長男喜達君で、当時十四歳だった。喜達君は、悪性肉腫で右足を切断、一時は快方に向かったが、七月はじめから右腕にも同じようなはれものができ、痛みがひどくなったため、再び病床についた。・・・いちばん好きなのは巨人軍の長島茂雄三塁手。『長島さん、かっ飛ばせ!』と病床から声援を送っていた。元気そうに見えた喜達君だったが,ある朝、急に容体が悪化、危篤状態におちいった。目の前がかすんで、10センチぐらい先しか見えないという。・・・その苦しい息の下から、うわごとのようにつぶやいた。『長島さんに会いたいなあ』-やっと聞き取れるほどの小さな声。なんとか、その願いをかなえてやりたいと思った両親は、無理を承知で頼んでみたところ、長島は二つ返事で引き受けた。病室へやってきた長島は、大きな手を差し出し、喜達君の頭をなでながら、やさしくいった。『坊や、早く元気になるんだよ。後楽園に来たら、いっしょにベンチで野球を見ようね』・・・『今夜は、坊やのために必ずホームランを打つよ』。そう約束する長島のホオには、幾筋もの涙が光っていた。約束通り、長島はその日の対国鉄戦の最終回、一塁に坂崎をおいて右中間に大ホームランを放った。試合後、長島は喜達君に電話をかけた。『テレビ見てた?おれは約束を果たしたよ。君も元気を出してね。』しかし、その少年は、二日後の九月九日、長島がプレゼントしたバットとボールを枕元に置いて、静かに息を引き取った。」

 

 長嶋さんはやはり優しい男だったのです。少年時代に私も長嶋選手のプレーに熱狂しました。親父に初めて買ってもらったユニホームも,当然背番号は「3」でした。先日の日曜日に入手した「長嶋茂雄 ドリーム・トレジャーズ・ブック」(産経新聞出版)の次のような宣伝文句は,正に私自身の実感なのです。

 

 「この男が輝いていたころ、日本も輝いていた 長嶋は日本を照らす太陽だ。」

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