いよいよ第二次安倍内閣が発足しました。私自身,本当に嬉しく思いますし,大いに期待をしている一人です。暁光というのは明け方の空の光という意味であり,第二次安倍内閣はそのようなイメージです。民主党政権という「まるで異民族からのような支配」から脱却し,正に日本を再生させるための内閣だと思いますし,実は「戦後レジーム」からの脱却の第一歩という意味もあります。どうですかね,ブログの表題にサブタイトルが付いたのは私のこのブログが始まって以来,初めてではないでしょうか。もっとも,「日本を、取り戻す。」というのは,今回の総選挙に当たって自由民主党が採用したキャッチフレーズですが・・・(笑)。昨夜は嬉しくて,ニュース番組をハシゴしましたし,お酒も進んでしまいました。
安倍首相も当面は大変でしょうね。民主党政権によってガタガタになった国の統治機構や意思決定過程などのシステムを,まずは立て直さなければなりませんし,社会主義的な色彩を色濃くもった諸施策(バラマキが中心)の方針転換が必要なのですから。なお,言っておきますが,自由民主党が策定した国土強靱化計画のようなインフラ整備(経年劣化したものの修繕,耐震補強,交通網の整備など)は将来への投資行為であり,国有財産なのであって,このような財政出動はバラマキだとは思っておりません。デフレギャップを埋めるには,金融緩和だけでなく,何よりも需要(お金を使うということ)の創出が必要なのです。
安倍首相が設定する,そして重視する当面の政策課題はデフレ経済からの脱却と景気回復ですが,本当に正鵠を射ていると思います。とにかく企業や事業者が元気にならなければならないと痛感しておりますし,それが雇用にも反映されます。この金融政策,経済対策は1年半から2年くらいのスパンで見ていかないと効果が実感できないので,せっかちにネガティブキャンペーンをしたがるマスゴミ,いやマスコミの情報を無批判に受け入れてはだめだと思うのですよ。
そして,何よりも来年の参議院議員選挙で,あのおぞましき「ねじれ現象」を解消し,安定的な政権基盤を作った上で,決死の覚悟を決めた安倍首相の政策が花開くことになるのです。
閣僚の面々も手堅いと思いますし,内閣官房参与の面々も,民主党政権時代のそれとは全然違って,仕事師の集まりだと思います。
稲田朋美代議士がとうとう入閣しました。本当に期待しちょります。そして,森まさこさんも議員になってまだ5年というのに,入閣しました。確かに彼女の国会質問を見ておりますと,議員としてとても立派な仕事をしていると思います。
司法試験に合格しますと,司法修習生としての修習を経て,それぞれ裁判官,検察官,弁護士として巣立っていくのですが,実は森まさこさん(大臣)は司法修習の同期(47期)で,クラスも同じ。名字が同じ「も」で始まりますから,隣の席で勉強しておりました。いよいよ大臣ですか,是非とも活躍して欲しいと思います。
第二次安倍内閣の発足を祝して,昨夜は少し深酒をして眠くなり,早めに床についたのですが,深夜に目覚めてしまいました。テレビのスイッチを入れてみると,新閣僚の記者会見が行われておりました。私はこの記者会見の時に結構こだわっていることがあります。新閣僚が登壇したり,降壇したりする際に国旗(日の丸)に一礼をするかどうかということに。稲田さんも森さんも美しくそれぞれ登壇,降壇時に一礼をしておりました。それに引き替え,おい,山本一太君!私はこの人はマスコミに出たがりのタイプで余り良い印象はもっていなかったのですが,案の定この人は登壇時も降壇時も国旗(日の丸)を全く無視しておりました。そんなことではいけません。