私もゴルフ場の貴重品ボックスを利用することが多いのですが,中国人窃盗団の手口は悪質ですね。客を装ってゴルフ場の貴重品ボックスに小型カメラを設置し,客が暗証番号のキーを押す手元を隠し撮りし,ボックスから取り出したキャッシュカードをスキミングして情報を入手し,偽造カードを作ってコンビニなどのATMで現金を引き出していたのです。まずは3人の中国人が窃盗等の罪で逮捕されましたが,背景には大がかりな組織が存在するとして,その被害総額は2億円に上ると新聞で報道されておりました。
そういえば,この3月にも,中国人がインターネットバンキングを不正操作して,三菱東京UFJ銀行の口座から不正に送金し,不正アクセス禁止法違反で逮捕されたという新聞報道もあり,やはりこういう犯罪がグループによって行われているようです。
これとは芸風は違いますが,中国メディアの発表によると,5月7日,中国浙江省温州市の高校の食堂で朝食として出された炊き込みご飯の中にネズミの頭が入っていたそうですし,背景には上海の食肉業者がネズミなどの小動物の肉を羊肉や牛肉に見立てて偽造し,市場に流していたということです。
先週号の週刊文春の記事にも,スーパーなどでは中国産の食品は買われずに売れ残ってしまい,行き場を失った中国産食品が外食産業や冷凍食品となって消費されているとのこと。加工されれば原産国表示をしなくてもよいことになっておりますから,私たちは水際で口に入るのを阻止することができません。私はコンビニなどでおにぎりを買うことがありますが,中国産の海苔が相当に使用されているとのことです。日本での海苔養殖,製造は綺麗な水を多量に使用して衛生的に行われておりますが,中国でのそれは極めて不衛生であるとの記事の内容でした。ですから,おにぎりを買うときは,「有明産海苔使用」のものを買うようにしています。
中国という国は,メンツを重んじる国だと言われておりますが,それならばこそ,犯罪者を輸出したりすることのないよう,そして「チャイナフリー」などといった言葉が定着することのないよう,しっかりと国民の民度を高め,安全な食品の提供に最大限の努力をすべきでしょう。要するに,メンツを重んじるのであれば,まずは自国の信用を高め,リスペクトされるような国を目指すべきです。
新聞報道によりますと,5月2日の夜には鹿児島県の奄美大島の西の接続水域を原子力潜水艦が通過し,5月12日深夜から13日朝にかけては,沖縄県久米島南方の接続水域をやはり原子力潜水艦が通過しております。日本政府は中国のものであると断定しています。中国という国は,自国の大気汚染,水質汚濁,年間18万件ともいわれる暴動発生,食品の危険性など,そんなことをやっている場合じゃないでしょうに。