意地悪な言い方ですが,今の名古屋グランパスがどれほど弱いのか,実際にテレビ中継を観て確認させていただきました。土曜日の対セレッソ大阪戦がBSで生中継されていましたので,この目でとくと確認してみたのです。素人の私がこれまでこのブログで生意気にも指摘していたとおりの試合内容でした。誠に残念ながら,攻撃面での組み立てがほとんどできていないだけでなく,実は組織的な守備もほとんどできていません。2点目の失点のシーンには愕然としてしまいました。
私はといえば,先日のゴルフではドライバーが絶好調で,自分にとっては記録的な好スコア。宿敵3名を勝負強く下しました(笑)。名古屋グランパスも私を見習っていただきたいと思います。
ところで,フランスの歌手,ジョルジュ・ムスタキが亡くなりましたね。寂しい気がいたしました。私が高校生時代だったでしょうか,ムスタキの「私の孤独」という曲が日本でも大ヒットしまして,私もこの曲がとても好きでラジオなどでよく聴いていたのを覚えております。大変なつかしい気がいたしました。調べて見ると,ムスタキは若い頃,あのエディット・ピアフとごく短期間恋人関係にあったという意外な事実も分かりました。ムスタキはギリシャ系ですが,ギリシャといえばその頃やはり日本でも人気があったナナ・ムスクーリという女性歌手がおります。自分の高校生時代,彼女の歌にも聴き惚れておりました。私の姉は,その当時はいろんな音楽を聴いていたようで,カーペンターズやムスタキやムスクーリの曲を勧め,教えてくれたのが姉でした。ショパンやバッハばかりを聴き,クラシック一辺倒だった私に「もっといろんな音楽に触れたら?」という感じで教えてくれたのでしょう。
懐かしいと言えば,日曜日の晩,ロバート・デ・ニーロが一躍有名になった「タクシー・ドライバー」という映画がBSでやっておりました。デ・ニーロという人は名優ですね。年齢を経るほどにそう感じますし,この「タクシー・ドライバー」という若かりし頃の主演作を観るにつけ,あらためて名優だと思います。最初にこの映画を観たときはビックリしましたが,ウィキペディアでも表現されているように,元海兵隊のタクシー運転手が,腐敗しきった現代社会に対する怒りや虚しさ,逃れられない孤独感から徐々に精神を病み,ついには自分の存在を世に知らしめるために過激な行動に出て行く姿が,鬼気迫るタッチで描かれております。この映画も大変なつかしい気がいたしました。