いよいよ2020年のオリンピック開催地が決定しますね。日本時間の9月8日(日)の早朝に決定されるようです。私自身はやはり二度目の東京オリンピックの開催を強く願っております。
それにしても,平常運転と言えば平常運転なんでしょうが,韓国の反日行動はこの東京オリンピック誘致への妨害工作にも発展しております。産経新聞ソウル駐在特別記者の黒田勝弘さんの話によれば,韓国系のVANK(バンク)という市民団体が,IOC(国際オリンピック委員会)やアメリカの大手メディアに「平和と博愛というオリンピックの精神に反する反韓国デモを黙認している日本に五輪を開催する資格はない」という内容の”告発文”を送りつけるなどのネガティブキャンペーンを展開しております。そして,韓国には市民団体の国威発揚活動に補助金を出す制度があり,VANKにも韓国政府から補助金が出ているようです。
「平和と博愛というオリンピックの精神に反する反韓国デモを黙認している日本に五輪を開催する資格はない」ですか・・・。私自身,以前何度もテレビで,韓国の市民が日の丸を焼いたり,日の丸を足で踏みにじったり(韓国の国会議員までもやっていました)など,極めて過激でエキセントリックな反日デモを繰り返していた場面を見たことがありますが,あれは夢だったのでしょうか(爆笑)。
朝っぱらから不愉快なことはこれぐらいして,安倍総理もブエノスアイレスに出発し,プレゼンに臨まれますし,高円宮久子殿下も東日本大震災の復興等支援に対するお礼のスピーチもなさいます。英国のブックメーカーによれば東京が本命のようではありますが,過去2回,パリ,シカゴと本命が落選する事態が続いております。最後まで気を抜かずに,是非とも東京開催を勝ち取って欲しいと思います。
2020年の東京での開催が決定されれば,昭和39年(1964年)の東京オリンピックから数えて56年ぶりです。逆に言うと,そんなに昔に一度目の東京オリンピックが開催されたのかと感慨を深くします。この東京オリンピックは,アジアで,そして非欧米世界では初めてのオリンピックでした。大東亜戦争により,東京をはじめ,日本全国で無差別空襲がなされ,終戦時には一面焼け野原でした。しかし日本は昭和27年4月28日に主権を回復し,それから僅か12年後にオリンピックを開催したのです。開催直前の10月1日には東海道新幹線が開通しております。改めて日本人の底力を感じるのです。