本日のタイトルとは何の関係もありませんが,名古屋グランパスのストイコビッチ監督が今シーズン限りで退任することになりました。フロントもようやく決断したようです。去年も今年も試合内容が悪すぎましたし,ほとんど修正がなされませんでしたので,遅すぎたきらいはありますが英断だったと思います。やはりプロの世界ですからね。素人目にも「ああ,これが名古屋の戦い方か。」,「グランパスはこういう戦術でいくのか。」というようなことが分かるような,そして思わずスタジアムに観に行きたくなるような試合をして欲しいです。またフロントも研ぎ澄まされた目で,例えば平成7年に就任したアーセン・ベンゲル監督のような優秀な監督を見つけ出して欲しいと思います。
最近,仕事が忙しくて残業ばっかりです。午前様のことも少なくありません。お陰さまといいますか,私としては珍しく4日連続で休肝日となっております。さて,今日は残業だという夜には,事務所近くのそば屋でかつ丼を食べることがあります。夕食後も仕事をするということで,自分へのご褒美のつもりです。よく,そば屋のかつ丼は美味しいなどと言いますが,そのそば屋のかつ丼も割と美味しいのです。
ただ昨晩は,さすがにかつ丼ではなく,「コロッケカレーそば」を注文しました。これがまた美味いのですよ。以前から客のリクエストが多かったのかも知れませんが,最初からレンゲも付いてきます。だしの利いたカレーつゆも存分に味わってください,てなもんでしょう。その晩は何でかつ丼ではなくて「コロッケカレーそば」だったのでしょうか。私の場合は,疲れている時やあまり元気のない時はカレーが食べたくなり,食べた後はスパイスのせいか結構元気が出るのです。おとといの晩の残業の時も近くのカレー屋さんで辛いカレーを注文しました(笑)。
さてさてそのそば屋の「コロッケカレーそば」は昔から好きだったのですが,一つだけ難点があります。それは,カレーつゆの下にあるそばが柔らかくなりすぎているという点です。もっとそばに腰がありさえすれば,カレーつゆが良いだけに申し分がないのに・・・。画竜点睛を欠くというやつです(笑)。分かりやすく言えば,玉にきずというやつです(笑)。
そんな訳で昨晩も夜中の0時近くまで事務所でお仕事をしました。帰りはタクシーでした。相当年配の運転手さんでしたが,本当に言葉遣いが丁寧で,接客態度の素晴らしい方でした。これも一日のご褒美かなと思っていたのですが,「悲報」と言いますか,すぐに残念な状況に遭遇してしまいました。車内が口臭で充満していたのです(笑)。これはいただけません。一日の最後はご褒美ではなく,「拷問」が待っていたのです(爆笑)。言葉遣いも接客態度も申し分ないのに・・・。画竜点睛を欠くというやつでした(笑)。
(注)「画竜点睛を欠く(がりょうてんせいをかく)」
画竜点睛を欠くとは,ほぼ完成しているが,肝心な一点が抜けているため,全体が生きてこないこと。「睛」は「ひとみ(瞳)」で,「点睛」は動物の絵を描き最後に瞳を入れて完成させることを意味する。中国の張という絵の名人が金稜の安楽寺の壁に絵を描き,最後に瞳を描き入れたところ竜が昇天したという,唐時代の画史書「歴代名画記」に見える故事から,物事を完璧なものにするための中心や最後の仕上げを「点睛」や「画竜点睛」というようになった。(語源由来辞典より)