昨日,4月29日は昭和の日でした。4月29日は,たまたまうちのカミさんの誕生日でもあるのですが(笑),この日は何と言っても昭和天皇の誕生日なのです。私もこれまで長いこと生きてきましたが(笑),今までのところまだ昭和の時代を生きてきた期間の方が平成のそれよりも長いのです。ですから,この祝日については今でも「天皇誕生日」という名称が頭に根強く残っています。
さて,昭和天皇が崩御された後,この4月29日という日を祝日として残すため,この日は取り敢えずは「みどりの日」とされました。本来であれば,すぐにでも昭和天皇のご聖徳をしのぶにふさわしい「昭和の日」にすべきだったでしょう。でも,昨日の産経新聞のコラム「産経抄」にも書かれていたように,「昭和の日」の実現に手間取った理由は,政局の混乱もあり,そして社民党と共産党が最後まで反対したからです。その背景にあるのは,昭和前半の日本を「暗黒」,「軍国主義」と決めつける歴史観です。こういう人たちには本当に困ったものです。
「昭和の日」を実現するための法案は平成17年にようやく可決成立し,平成19年からの施行によってこの日(4月29日)が晴れて「昭和の日」になったのです。では,「みどりの日」という可愛らしい名前の日はどこに行っちゃったのでしょうか。・・・ちゃんと5月4日に移っていて,健在です(笑)。何よりです。
昨日は車で移動することがあったのですが,ラジオでNHK-FMを聴いていましたところ,昭和の歌謡曲の特集が長時間にわたって組まれておりました。いやー,昭和の歌謡曲は本当にいいですね。いろいろとあったけど,昭和の時代は懐かしいですよ。東京オリンピック,大鵬関や柏戸関の勇姿,長嶋さんの熱いプレー,などなど・・・。本当に良かったなあ。
前にも言いましたが,4月29日はうちのカミさんの誕生日でもありますので,昨夜はカミさんと娘と一緒に,お寿司をつまみながらお祝いしてあげました。
名古屋グランパスは大変厳しい状況になりましたね。深刻です。土曜日のサガン鳥栖戦は,ホームであったにもかかわらず2-3で敗北し,これで5連敗です。J2降格という話は,強ち冗談でも何でもありません。残念ながらその可能性,危険性は十分にあるでしょう。
確かにケガ人が続出していることもありますが,守備(ディフェンス)が破綻しているのです。今シーズンJ2からJ1に昇格したばかりの徳島ヴォルティスはまだ1勝も挙げられずに最下位となっており,その失点数はJ1で一番多いのですが,その次に失点が多いのが何と名古屋グランパスなのです。
今シーズンが始まる前,私はこのブログでこんなにDF(ディフェンダー)を次から次に退団させてしまっても大丈夫なのかと危惧する記事を書きました。田中,増川,阿部などを次々に退団させてしまったのです。結果的には,アルビレックス新潟から獲得した本来はFWの矢野貴章をサイドバックで起用しなければならないという呆れた状況です。フロントの責任はとても大きいでしょう。
守備が破綻しているため,攻撃のビルドアップができません。あるサイトで,ある読者から対鳥栖戦の戦評コメントとして「ボールを奪ってから自分たちのやりたい事がはっきりしていた鳥栖と,やりたい攻撃の形が見えない名古屋」という書き込みを目にしましたが,全くそのとおりです。
本当にJ2降格ということになるのでしょうか。考えてみれば,ジュビロ磐田だって今はJ2で戦っています。ガンバ大阪やサンフレッチェ広島,浦和レッズだってJ2降格の憂き目を見たことがありました。名古屋グランパスだって,このままでは現実味を帯びた話になってしまいます。
今日は,法テラス(日本司法支援センター)という所で3時間ほど法律相談の担当をしてきました。その法テラスが入っているビルの前の歩道には,長い距離にわたって名古屋グランパスの旗が街頭に飾られています。どうやらこの辺りは,「グランパスサポートタウン」のエリアだったようです。でも,その旗は幾分寂しそうにはためいていました。
どうにもこうにも,あるメロディーが繰り返し繰り返し頭の中を回っていて仕方がありません。以前にもこのブログで「秋空の下で仕事に精を出し,てくてくと歩いているような感じ」というタイトルで記事をアップしたことがあると思いますが,バッハの教会カンタータ第78番(イエスよ、汝はわが魂を)の中の第2曲「われは急ぐ、弱けれど弛みなき足どりもて」という名のアリアのメロディーが素晴らしくて素晴らしくて・・・。ソプラノとアルトの二重唱なのですが,これもバッハ作品の中でも名曲中の名曲でしょう。
一説によりますと,あの,あのカール・リヒターが,この曲を聴いていたく感動し,音楽の世界に入る意志を固めたということも言われております。私は今でもカール・リヒター指揮,ミュンヘン・バッハ管弦楽団,ミュンヘン・バッハ合唱団の演奏による教会カンタータやその他のバッハ作品を,DVDやCDで楽しんでおりますが,カール・リヒターの指揮,演奏はやはり私の中では別格なのです。
音楽評論家の礒山雅さんも,リヒターの演奏について,「すでに述べたように、バッハのカンタータや受難曲は、人間の絶望や後悔、不安や恐れを、また逆に、希望や喜び、安らぎや信頼を、この上なく真摯に扱った世界である。そうした感情、いや、人間的内容を、リヒターほど痛切に掘り下げ、強烈な衝動をもって表現した人はいなかった。だから私は、バッハのカンタータを聴こうとすると、どうしても、リヒターに手をのばしてしまう。」と仰っております(「J・S・バッハ」194頁,礒山雅著,講談社現代新書)。
さて,そのリヒターも亡くなって既に30年以上が経過します。でも,ミュンヘン・バッハ管弦楽団等は今も健在です。ある女性からの情報で知ったのですが,今年の10月5日には横浜のみなとみらいホールで,ミュンヘン・バッハ管弦楽団によるバッハのブランデンブルク協奏曲全曲演奏会が催されます。早速チケットを購入してもらいました。とても楽しみです。現在のこの管弦楽団の演奏と,バッハの珠玉の名作を堪能できるのですから・・・。
とうとう中国の裁判所(上海海事法院)は,浙江省の港にあった「商船三井」の貨物船を差し押さえましたね。しょせん中国の裁判所や裁判なんてものは,国際的に通用する「司法」などではなく「政治」なのです。法の支配,法治主義の対極にあります。
なぜそう言えるのか。それは新聞などが指摘しているとおり,「この時期の貨物船差し押さえには、日中関係の悪化を受けた政治判断が絡んでいることは明らかだ。」,「株価低迷,環境の悪化などの問題を抱え、習近平指導部の求心力は低下している。ある共産党筋は、『習指導部は、江沢民時代以降実施してきた愛国主義教育によって、国民の間で高まっている反日感情を利用し、国民の不満をガス抜きさせようとしている』と分析した。」などと報道しているように(産経新聞),やはりしょせん中国の裁判所や裁判の本質は共産党の意向で何とでもなる「政治」なのです。現に,いわゆる戦時徴用工の訴訟などについては,それまでは中国の裁判所は全く受理すらしなかったのに,ここへきて受理し始めています。この豹変ぶりは一体何なのでしょう。日本政府や日本企業に対するゆさぶり以外の何物でもありません。
いずれにしても,日本政府や日本企業としては,最高裁判所が平成19年4月27日の判決で示したように「日中戦争の遂行中に生じた中華人民共和国の国民の日本国又はその国民若しくは法人に対する請求権は,『日本国政府と中華人民共和国政府の共同声明』5項によって,裁判上訴求する権能を失ったというべきである。」との立場で良いと思いますし,毅然とした態度をとらなければなりません。
カントリーリスクとは,海外投融資や貿易を行う際,対象国の政治・経済・社会環境の変化のために,個別事業相手が持つ商業リスクとは無関係に収益を損なう危険の度合いのことをいいます。中国なんかはカントリーリスクの高さは世界でも有数でしょう。例の尖閣諸島沖の中国漁船衝突問題や尖閣国有化の際に中国全土で繰り広げられた暴動,破壊,略奪,放火のシーンを皆さん忘れてはいませんよね。フジタの社員4人は人質のように拘束されもしました。さらに,チャイナリスクとして恐ろしいのは,知る人ぞ知る,中国の民事訴訟法231条です。中国国内で民事上の問題を抱えている外国人は出国を差し止めるというものなのです。日本へ帰って来れないのですよ(笑)。笑い事ではなく,中国人が日本企業や事業者に嫌がらせしようとすれば,すぐに「給料未払いだ」,「退職金を払え」,「代金が少ない」などといって訴訟等を起こせばいいのです。何としてでも日本へ帰りたいと思うなら,法的にはとても納得がいかなくてもお金を払わなければなりません。
中国商務部の発表では,今年の第1四半期(1月から3月まで)の日本の対中投資額は前年比で47.2%減少し,ここ10年間で最大の減少ペースになっていますし,EUからの対中投資額も減少しております。中国における人件費の高騰や景気の減速(不動産バブル,シャドーバンキングがらみのデフォルト危機など)だけでなく,カントリーリスク(チャイナリスク)をいやというほど認識したからという側面もあると思います。
日本企業としては,それでも中国でのビジネスに打って出るというのなら,こういったリスクを負担する覚悟をしなければならないでしょう。余計なお世話でしょうが(笑)。
久しぶりの雨のようですが,雨に濡れた深緑もまた格別です。緑がますます濃くなり,目に鮮やかに映ります。本当によい季節になりました。
何度も同じことを言うようになると,老いた証拠だなどと言いますが,敢えてそして改めて私は言います。私は雀(すずめ)が大好きです(笑)。
通勤でも,そして仕事で移動する時も可愛らしい雀の姿を目にすることがありますが,そういう時は足を止め,どこかに腰掛けてずっと雀の様子を見ていたい衝動に駆られます。雀というのは,どうしてあんなに可愛いのでしょうか。
「舌切り雀」という日本のおとぎ話に出て来るような冷酷な婆さんは例外として,日本人は昔から雀を可愛がってきたし,その姿に癒やされてきたのではないでしょうか。後に述べる尾崎放哉の句にも出てきますように,そこにいる人間の姿に慣れてくると,雀は警戒心を解き,人間に近づいてきたりもします。雀はたびたび俳句にも登場し,小林一茶の「われと来て遊べや親のない雀」などはとても有名です。
自由律(非定型)俳句の尾崎放哉も雀を登場させた俳句を作っております。
「雀がさわぐお堂で朝の粥 腹をへらして居る」
「雀のあたたかさを握る はなしてやる」
どうです?放哉の二番目の句は・・・。私はこの句が特に好きなのです。種田山頭火も放哉も,とても寂しがりやである一方,孤高の人であったことでは共通ですが,兵庫県西須磨の須磨大師堂の堂守をしていた当時の放哉は,やはりとても寂しかったのでしょう。「雀のあたたかさを握る はなしてやる」という句は何とも味わいがありますね。満たされない心と寂しさで,思わず近くに来た可愛いすずめを手でそっと握り,その温かさを感じ,ふっと我に返って手を離してやるのです。
山頭火も次のような句を作っております。
「風ふく身のまはりおほぜい雀がきてあそぶ」
「夕雀にぎやかなり、雀と仲よし」
いいですね。実は,その山頭火が「心友」と表現していた,木村緑平という句友がおりました。緑平は長崎医学専門学校(現・長崎大学医学部)を卒業した後,九州で医師をしていたのですが,何かと山頭火を支えておりました。山頭火にとっては,ともすると自暴自棄になりがちな自分が心から甘えられる存在が緑平だったのです。行乞の旅先で山頭火からお金の無心をされても責めることなく,その行乞の旅を支えた人物でした。「種田山頭火-うしろすがたのしぐれてゆくか」((村上護著,ミネルヴァ書房)という本にも,緑平がいかに山頭火にとって心の支えになっていたかが分かります。
その木村緑平こそ,大の雀好きだったのであります(笑)。何と緑平には,雀の句だけで3000句を超える作品があるのです(笑)。最後に緑平の雀の句を一つだけご紹介しておきます。
「かくれん坊の 雀(すずめ)の尻が 草から出てゐる」
わが栄光の読売巨人軍は,8勝7敗となってしまいました。まるでカド番間近の大関のようです(笑)。甲子園での対阪神戦は3タテを喰らいました。どないなっとんねん!と,思わず大阪弁で突っ込みたくなります(笑)。打者は打てはしないわ,投手は打たれまくるわ・・・。どうしようもありません。このままでは仕事にも影響します(笑)。何とかせんかい!
先週の土曜日は,自宅での仕事を頑張ってやっつけて,テレビ前で巨人対阪神戦を観ました。先発投手は能見と内海です。テレビ画面の右横には「伝統の一戦」とか「エース対決」とかの文字がありました。「伝統の一戦」というのは解せるとしても,「エース対決」というのは違和感がありました。内海投手には悪いのですが,彼はかねてから巨人のエースと言われているものの,私は「そうかな?」といつも疑問に思っておりました。エースというのは,高い確率で勝ちを期待し,計算できる投手のことを言います。昔で言えば,城之内とか,堀内とか,江川とか,斉藤とかね。でも,内海投手の場合はそこまでは期待し,計算はできないのではないでしょうか。球が速くなく,球威もそれほどではないのです。この試合は,0-9で惨敗しましたが内海投手の自責点は5点で,ボールも多かった。カウントもボール先行で,攻めるピッチングではなくいつも打者に攻められているようなそれでした。マートンには狙い澄ましたようにレフトスタンドに3ランをたたき込まれました。
この試合の解説者が,一般論として「奥行きで勝負する」という言葉を使いました。実況のアナウンサーがその意味を質問しましたが,私はその時ピンと来ました。私がピンと来たように,その解説者は「要するに緩急を使うということです。」と答えました。ストライクゾーンぎりぎりにボールを上手くコントロールし,痛打されないような攻め方を「幅で勝負する」というのでしょうが,速いストレートと遅い変化球(チェンジアップ,スライダー,カーブ,シンカーなどなど)を織り交ぜ,緩急を付けて痛打を避ける攻め方を「奥行きで勝負する」というのでしょう。残念ながら,内海投手や杉内投手は,一生懸命ストレートを投げても,せいぜい時速130キロ代後半なので,緩急(奥行き)がそれほどでもありません。そこなんです(笑)。150キロ近くの速球を投げてこそ,変化球が生きてくるのです。ダルビッシュ投手なんかはそうそう打ち崩せないでしょう。
さてさて,巨人は昨日の対ヤクルト戦でも4-8で敗北し,8点も取られてしまいました。実況を楽しみにしていたのですが,実況中継がありませんでした。中日対DeNA戦は地デジでもBSでもやっていたのに,血眼でチャンネルを変えても巨人戦は中継されておりませんでした。「こんな反社会的なことは許されない!」などと内心でつぶやきながら晩酌しておりました。でも,結果的には実況中継がない方が良かった。この試合,マシソンは球は速いけれどもストライクが入らず,四球を量産し,挙げ句に押し出しでも失点しました。マシソンの場合,ストライクが入らないのですから「幅で勝負」することすらできていません(笑)。いや,笑い事ではない。要するに,素晴らしい投手(エース)というのは,「幅で勝負」できるだけでなく,「奥行きで勝負」することもできる選手のことを言うのでしょう。現時点で巨人の投手陣を見渡してみた場合,エース候補の一番手は菅野投手でしょうね。
いずれにしても,わが栄光の読売巨人軍よ,お願いだから頑張ってくれよ。
3月16日の産経新聞には「日曜講座 少子高齢時代」という標題で,論説委員の河合雅司さんの論考記事が掲載されていました。歴史捏造や誤報,中韓への「ご注進」を繰り返すどこぞの新聞社とは大違いで(笑),さすがは産経新聞,素晴らしい記事です。日本の伝統や文化の維持という観点を捨象して官僚が頭だけで考えた安易な移民受け入れ政策に警鐘を鳴らすものでした。
確かに,国立社会保障・人口問題研究所(社人研)は,日本の現在約1億2750万人の総人口が,2060年に8674万人,2110年には4286万人まで減ると推計しています。日本の合計特殊出生率(人口統計上の指標で,一人の女性が一生に生む子どもの平均数を指します)の状況からするならば,そうなるのかもしれません。
じゃあ,ということで2月には内閣府が「移民の大量受け入れ」という選択肢を示しました。それによると2015年から毎年20万人の受け入れを開始していき(毎年ですよ,毎年!),後に述べる条件(合計特殊出生率の回復)が満たされれば,2110年にはほぼ1億1000万人の日本の人口が維持されるというものです。2110年までには約2000万人の移民が日本に存在するのです(驚)。どうですか,皆さん・・・,5人に1人が移民です。しかも,この試算は2030年以降の合計特殊出生率が「2.07」に回復することが条件になっており(希望的観測としか言いようがありません!),仮にこの希望的観測による条件がクリアされないとしたら,2110年における日本人の数は社人研が予測するとおり4286万人で,その一方で移民の数は2000万人となっています。このような大量の移民の存在は,この日本社会においてインパクトがむちゃくちゃ強すぎませんか(笑)。
「移民の大量受け入れとなれば言葉の壁や文化の摩擦も生じる。天皇への尊敬の念や古来の文化や伝統が変質する可能性がある。住宅や社会保障、子供の教育などにも膨大なコストを要するが、税負担増でまかなうしかない。とりわけ問題は長期の加入を要する年金だ。移民の年齢によっては支給期間が不足するだろう。将来的な低年金や無年金者の対策コストが増えることにもなる。さらに、年老いた両親を母国から呼び寄せようとする人が増えれば,移民政策とは異なる問題を迫られる。ゴミ出しや騒音トラブルが話題になってきたが、大量の移民受け入れには、治安悪化や社会モラルの崩壊を不安視する人も少なくない。多くの国で移民排斥事件が起こっている。治安コストを過小評価することはできない。」(河合雅司論説委員)
さすが産経新聞,本当にその通りです。「隣人が外国出身の人、それが当たり前になって日本はやっと普通の国になる」などと世迷い言を繰り返しているどこぞの新聞とは大違いです(笑)。
ちょっと断っておきますが,今問題になっている外国人労働者の受け入れの問題と移民受け入れの問題は全く違っております。移民は日本国籍を付与し,永住が前提です。でも外国人労働者は企業が一時的な戦力として雇用する人たちで,景気動向によって帰国したり,条件によっては他国に移る場合もあるのです。混同してはいけません。
それにしても内閣府が示した毎年20万人の移民の大量受け入れという選択肢・・・。こういった官僚の人たちは東大卒など,確かに勉強がよくできた人たちなのでしょうが,はたして想像力は確かなのでしょうか(笑)。あるいは,日本の伝統や文化,日本という国柄についてはあまり愛着はないのでしょうか。人に人柄があるように,国にも国柄というものがあるのです。移民政策をどんどん推進してきたスウェーデンやオランダでは治安悪化など,本当に大変なことになっております。それに,日本は極東の国です。そして,極東にはジャパン・ディスカウント活動を一生懸命行い,反日教育を行ういくつかの国があり,大量の移民受け入れ政策を実施に移した日には,地の利ということで,こういった国々からの大量移民のあることも当然にそして高い蓋然性をもって予想しなければなりません。今だって新聞紙上を賑わす事件があるというのに,正に恐るべき未来予想図です。安易な大量移民受け入れ政策などではなく,少子化対策をもっともっと充実させるべきです。ひょっとして,官僚の中にはまだ日本を壊そうとの魂胆をもった「コミンテルン」が浸透しているのでしょうか(笑)。政治家の中にもそいういう方々が多く存在していると思われます。悲しい事です。そういえば,みんなの党がガタガタしておりますが,今度その代表になることが有力視されている浅尾慶一郎という人は,民主党に籍を置いていた当時,「1000万人移民受け入れ構想」の提唱者に名を連ね,移民受け入れを積極的に主張しております。
「くわばら、くわばら」(笑)
よく「スポーツの秋」と言われますが,春もスポーツの季節です。いよいよマスターズが始まりますね。男子プロゴルフの4大メジャー大会はマスターズ,全米オープン,全英オープン,全米プロゴルフ選手権です。ただ,前にも申し上げたことがあると思いますが,私は4大メジャーの中でもマスターズが一番楽しみで,興味もあります。まず季節が良い。次にコースがとても綺麗(オーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブ)。そして,「マスターズ(名手たち)」という言葉の響きが良い。はたして今年は誰が栄光のグリーン・ジャケットを羽織るのでしょうか。
4月5日の土曜日は,我が栄光の読売巨人軍を応援するために,ナゴヤドームまで行ってきました(笑)。思いの外,ドラゴンズの抵抗,善戦となりましたが,5-3でジャイアンツの勝利でした。観戦後は場所を移して祝杯を上げ(もっとも球場内でも結構いただきましたが),例によって極辛の「台湾ラーメン」で締めました。ただ,かつてはこの極辛の「台湾ラーメン」は何とか完食できていたのですが,私も年齢のせいか往年の勢いがなく(笑),友人に少し手伝ってもらいました。
それにしても名古屋グランパスは非常に厳しいですね。4月6日の日曜日にはJ1の公式戦があり,相手はサンフレッチェ広島でした。ちょうどNHKで実況中継があったので,テレビで名古屋の試合ぶりを見ていたのですが,1-1というスコアの段階で早くもチャンネルを変えてしまいました。内容が悪すぎて,絶対に勝てる訳がないと確信したからです。確かに,広島は平成24年,25年のJ1のリーグ戦を連覇しているチームですが,チームの完成度には歴然とした差がありました。グランパスは今年西野監督の1年目だから仕方ないのかもしれませんが,流れるようなパスワークで攻撃の組み立てがきちんとできる広島に対し,残念ながら名古屋の現在はその対極にあります。
どうなんでしょうかねえ。「補強」という面ではフロントの責任はとても重いのではないでしょうか。今のDF陣は闘莉王以外はみな若く,実戦経験も豊富であるとは到底言えず,特別指定選手の大武峻はまだ大学生(福岡大)です。田中,増川,阿部などのDF陣を次から次に放出して本当に大丈夫なのかと心配していたのですが,不安が的中しました。今はおっかなびっくりで守備をしていて,DF陣は手一杯です。とても攻撃をビルドアップしていけるような状況ではありません。守備が安定しないと攻撃に移れないのです。ましてや今の状況では両サイドバックの攻め上がりなど期待できず,攻撃の幅もありません。
「補強」に成功したとは言えず,獲得した野田選手は前半戦はもうムリだと思いますし,ヘジスに至っては2軍のままです。さらには,フロントは外国人枠を1つ余らせてもおります(笑)。一体全体どんなチームにしたいのでしょうか。フロントは補強に失敗したと断罪されても文句は言えないでしょうね。案の定,日曜日の広島戦は2-5という悲惨な結果となっております。
素人のくせに本当に生意気なことを書いておりますが(笑),私もグランパスには何とか頑張って欲しいのでござるよ。野球は巨人,サッカーは名古屋・・・。
桜が満開です。本当に美しい。私は徒歩通勤の経路のうち,桜の名所をいくつか知っており,少し遠回りでもこの季節は桜を楽しみます。何でこんなに美しいのでしょうか。自宅近くのその小学校の敷地には,東西南北の全ての方角に桜の樹が植えられており,本当に見事な花を咲かせております。まだ小学校は始業式を迎えていないのでひっそりとしておりますが,仮に授業はなくても児童にはこの美しい日本の国花を見に来て欲しいものです。
我が栄光の読売巨人軍の打線も満開です(笑)。宮国投手は相変わらず「学習」というものをしておりませんが,巨人打線は8回に猛打爆発し(一挙10点),大逆転で勝利しております。3-8のスコアになった時点で諦めてチャンネルを変えてしまったのですが,スポーツニュースを見てびっくり。15-9で試合をひっくり返しております。そうかー,打線も満開か-。先にそれを言ってくれればチャンネルは変えなかったのに(笑)。
昨日のブログでは中国共産党の習近平主席を叱咤,激励しておきましたが(笑),中国共産党の支配も,もういっぱいいっぱいなのかもしれません。国の存亡にかかわる事態としては,よく「内憂外患」などといいますが,現在の中国は「内憂」という側面が大変厳しい状況になっているのではないでしょうか。今朝の産経新聞に評論家の石平さんも書いていましたが,もう中国経済は今年中にも大変なことになるのでは・・・。いわゆるシャドーバンキングによる「理財商品」,「信託商品」のうち今年償還期限を迎えるものだけでも約5兆元(日本円で約82兆円)と言われており,当然元本保証のない代物です。3月上旬には太陽光発電パネル企業が公募社債市場でデフォルト(債務不履行)を起こし,3月下旬には私募債ではあるものの江蘇省の中小建材メーカーがやはりデフォルトとなりました。李克強首相も「デフォルト容認もやむを得ない」といった発言をしておりますし,このようなことが次から次に起こってくるでしょう。何よりも高い蓋然性をもって懸念されているのが不動産バブルの崩壊です。これが中国経済の途方もない減速要因になることは間違いないでしょう。
それに,アメリカを拠点に活動する人権団体の統計によれば,2002年から2012年まで続いた胡錦涛政権では,国家政権転覆扇動罪などによって投獄された政治犯,思想犯はその10年間で66人程度だったのに,習近平政権になってからは,何と発足約1年で拘束者が200人を超えたと言われております。中国共産党としては,人民の不満や批判が自分の方に向けられるのを回避するために,昨日ブログで述べたような日本批判に関する悪質なプロパガンダを駆使して,何とか人民の目を外に向けようとせざるを得ないのでしょう。もういっぱいいっぱいなんでしょう。政府高官は「裸官」となって,既に海外に資産を移し,いつでも高飛びできるようにしているし,空気も汚染されているし・・・。
さて,仕事に戻りましょう。桜といえば,桜餅。この愛らしくも美しい,そして美味しい和菓子を無性に食べたくなりました。今日食べなければ気が済みません。今日はどんな卑怯な手を使ってでも(笑),桜餅を手に入れ,賞味したいと思います。
うーっ,左足の薬指,いわゆる「深爪」をしてしまい,歩くと痛いです(笑)。
みなさんにとっては,そんなことどうでもいいことですよね(笑)。失礼しました。さてさて,いくらエイプリルフールが近かったとはいえ,やはりウソはいけません。中国の習近平という主席は,わざわざドイツまで行って講演し,「日本軍国主義による侵略戦争で中国人に3500万人以上の死傷者が出た」とか「日中戦争で旧日本軍が南京を占領した時に30万人以上を虐殺した」などと,真っ赤なウソを言いました。これらが真っ赤なウソであることは,歴史を勉強すればすぐに理解できます。
それにしても,このような中国共産党のプロパガンダ(政治的宣伝)に付き合わされ,ドイツもいい迷惑ですよね。メルケル首相は「こいつは何を言ってるんだ!」と言わんばかりの不快な表情で習近平を眺めておりました。韓国の朴という大統領がやはりドイツに行って歴史認識のことを強調して日本を批判した際にも,やはりメルケル首相は同じような不快な表情をしておりました(笑)。第二次世界大戦中の「ホロコースト」のことや戦後のドイツの対応と,日本のそれとを目の前で比較され,中韓のプロパガンダに付き合わされるなんて・・・。どこのドイツ人が喜ぶというのでしょうか。
不快な表情をしているメルケル首相のすぐ横で,得意満面にしゃべっている習近平の顔を見ていると,年の割にはその狭過ぎる額(ひたい)といい,どう見ても賢そうには見えません。第三国に行ってまでそんな訳の分からないことを言っている暇があるのなら,まずは地獄の様相を呈している大気汚染(PM2.5)や水質汚濁,食の危険,ニセモノの氾濫,腐臭を放つ収賄,年間20万件を超える暴動が起こる原因の除去などこそが喫緊の課題だろうが!優先順位が分からないこと,理解できないことを「愚か」というのです。
この習という人間は,調子に乗ってベルリンの「ホロコースト記念碑」訪問を提案したのですが,ドイツ政府は即座にこれを拒否してます(笑)。当たり前でしょう。中国の日本批判に利用されたくないのは当然なのです。ドイツの有力紙「フランクフルター・アルゲマイネ」は,「(ドイツにとって)中国はパートナーだが,友人ではない」という記事を載せております。
このたびの習近平のドイツにおけるプロパガンダは失敗に終わったことは間違いありませんし,こういう行動をとる者のことを「厚顔無恥」というのです。
やはり,深爪の部分が痛む(笑)