よく「スポーツの秋」と言われますが,春もスポーツの季節です。いよいよマスターズが始まりますね。男子プロゴルフの4大メジャー大会はマスターズ,全米オープン,全英オープン,全米プロゴルフ選手権です。ただ,前にも申し上げたことがあると思いますが,私は4大メジャーの中でもマスターズが一番楽しみで,興味もあります。まず季節が良い。次にコースがとても綺麗(オーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブ)。そして,「マスターズ(名手たち)」という言葉の響きが良い。はたして今年は誰が栄光のグリーン・ジャケットを羽織るのでしょうか。
4月5日の土曜日は,我が栄光の読売巨人軍を応援するために,ナゴヤドームまで行ってきました(笑)。思いの外,ドラゴンズの抵抗,善戦となりましたが,5-3でジャイアンツの勝利でした。観戦後は場所を移して祝杯を上げ(もっとも球場内でも結構いただきましたが),例によって極辛の「台湾ラーメン」で締めました。ただ,かつてはこの極辛の「台湾ラーメン」は何とか完食できていたのですが,私も年齢のせいか往年の勢いがなく(笑),友人に少し手伝ってもらいました。
それにしても名古屋グランパスは非常に厳しいですね。4月6日の日曜日にはJ1の公式戦があり,相手はサンフレッチェ広島でした。ちょうどNHKで実況中継があったので,テレビで名古屋の試合ぶりを見ていたのですが,1-1というスコアの段階で早くもチャンネルを変えてしまいました。内容が悪すぎて,絶対に勝てる訳がないと確信したからです。確かに,広島は平成24年,25年のJ1のリーグ戦を連覇しているチームですが,チームの完成度には歴然とした差がありました。グランパスは今年西野監督の1年目だから仕方ないのかもしれませんが,流れるようなパスワークで攻撃の組み立てがきちんとできる広島に対し,残念ながら名古屋の現在はその対極にあります。
どうなんでしょうかねえ。「補強」という面ではフロントの責任はとても重いのではないでしょうか。今のDF陣は闘莉王以外はみな若く,実戦経験も豊富であるとは到底言えず,特別指定選手の大武峻はまだ大学生(福岡大)です。田中,増川,阿部などのDF陣を次から次に放出して本当に大丈夫なのかと心配していたのですが,不安が的中しました。今はおっかなびっくりで守備をしていて,DF陣は手一杯です。とても攻撃をビルドアップしていけるような状況ではありません。守備が安定しないと攻撃に移れないのです。ましてや今の状況では両サイドバックの攻め上がりなど期待できず,攻撃の幅もありません。
「補強」に成功したとは言えず,獲得した野田選手は前半戦はもうムリだと思いますし,ヘジスに至っては2軍のままです。さらには,フロントは外国人枠を1つ余らせてもおります(笑)。一体全体どんなチームにしたいのでしょうか。フロントは補強に失敗したと断罪されても文句は言えないでしょうね。案の定,日曜日の広島戦は2-5という悲惨な結果となっております。
素人のくせに本当に生意気なことを書いておりますが(笑),私もグランパスには何とか頑張って欲しいのでござるよ。野球は巨人,サッカーは名古屋・・・。