最近変なのですよ,私の嗜好が。おやつに甘い物が食べたくなっているのです。昔はおやつと言えばせんべいのようなお菓子が好きだったのですが,最近は甘い物がやたら欲しくなっています。チョコレートとか大福とかフルーツケーキとか・・・。ガンになると食べ物の嗜好が変わることがあると誰かが言っておりましたが,ひょっとしたらガンになっちゃったのかしらん(-_-)。
日曜日の午前中はNHK杯将棋トーナメントをテレビで観ているのですが,そんな時もコーヒーと一緒に甘い物をいただいております(笑)。最近将棋というものが面白くなってきました。それにしてもつい先日終了した第72期名人戦は意外な結果に終わりました。あれほど強いと評判だった森内俊之名人・竜王が羽生善治三冠に0-4のストレート負けを喫し,名人位を明け渡してしまったのです。昨期(第71期)は同じ羽生三冠を4-1で圧倒していたのに・・・。
タイトル戦の場合,将棋の対局中も午後3時ころにはおやつが出るそうです(笑)。おやつの目的は「対局の息抜きやエネルギー補給・栄養補給」なんだそうで,確かに将棋の対局というのは先の先まで,そして何通りもの手順を読むのですからそれこそ頭脳の勝負です。そういう知的営為には相当のエネルギーを消耗します。
今回の将棋名人戦の第2局の第1日目のおやつですが,羽生三冠が注文したのは「みたらし団子と塩豆大福」だったそうです。穏当といいますか,当然といいますか,極めて妥当だと思います(笑)。でも,森内名人が注文したのは「喜多方ラーメンプリン」だったそうです(爆笑)。これが後々まで影響したのか・・・(笑)。
まあ,森内竜王はおやつに「喜多方ラーメンプリン」という冒険をしましたが,今度の棋聖戦(第85期)では挑戦者として羽生棋聖に挑みます。6月2日からのようです。雪辱を期待したいと思います。
将棋指し(棋士)とおやつと言えば,「神武以来の天才」と言われたあの加藤一二三さんが対局中に板チョコを10枚も食べたり(しかも数枚重ねて),バナナを一房(しかも一本一本房から取ることなく)食べたりしたという伝説が残っております(笑)。また,これは定説のようですが加藤一二三さんは基本的には明治の板チョコしかダメなんだそうです(笑)。