もー,暑すぎるから今日はとても簡単に・・・。しかも誠に失礼ながら人の顔のことはブログの話題として書きやすいので,最近「嫌いな顔だな。」と思っている顔のことを正直に述べます。弁護士が人の顔のことを云々するのは品位を欠くなどと顰蹙を買いそうですが,敢えて・・・。
東京都知事の舛添要一という人が最近韓国に行き,その国の大統領と会談をしましたが,最初の握手の際のあの卑屈な,迎合的な,不必要にへりくだった,見苦しい顔は本当に見苦しかった・・・もう,日本語にもなっておりません(爆笑)。一体,何をしに行ったのでしょうか。「要」一というお名前ですが,今回の行動はとても必「要」だったとは思えないのです。
次に,産業競争力会議の「民間議員」であり,人材派遣大手のパソナの会長でもある竹中平蔵という人の顔も以前から嫌いでした。この人は今年の5月10日に放映された「激論コロシアム」(テレビ愛知)という番組に出演していました。彼は,評論家の三橋貴明さんから,産業競争力会議の「民間議員」として名を連ねる人が人材派遣大手の会長であるならば,労働力政策等について議論する時,国家のためではなく特定企業の「利益を最大化する」という方向での提言しかできないのではないかというごく真っ当な批判を受けた際,顔を真っ赤にして気色ばみ,「私は有識者として参加している。失礼だっ!」などとキレておりました。その時の顔がとても見苦しかった。自分で「有識者」と名乗ること自体,思わず苦笑してしまったのですが,彼は「正社員は日本最大最強の『既得権益』である」という趣旨の発言をしていることからも分かるように,やはり実態は「政商」なのであり,選挙で選ばれもしていない特定の企業のトップが「民間議員」として重要な政策,特にアベノミクスの第三の矢の「成長戦略」と称して過度の規制緩和,グローバリズム,新自由主義的政策を推進していくことを許容するのには不安を覚えてしまうのです。