幸いなことですが,私に降りかかった災難である「五十肩」は驚くべきことに急速な改善を見せています。確かにまだ右肩に少しばかりの違和感はありますが,右腕は真っ直ぐ上に上がりますし,トイレでお尻は拭くことが出来ますし(笑),右手で耳かきを使って右耳の掃除をすることも難なくできます。痛みももうほとんどありません。結果的には本当に「五十肩」だったのか疑問が生ずるほどです。
ただ,勿論年内はゴルフはやりません。年明けにゴルフ練習場で少しずつ無理をせずに練習をし,それから再びコースに出たいと思っております。諸先輩方からは「臆病になって動かさないのもかえって悪いよ」とアドバイスを受けておりますので,徐々に大胆になりたいと思っております。
連休中にもゴルフ中継を観ておりましたが,早く普通にゴルフができるようになりたいなとつくづく思いました。男子ゴルフの中継を観ておりましたが,ある外国人選手(日本のツアーでも13勝をしている実力者)がミドルホールのアプローチで2回も連続してミスをしたシーンが目に入りました。プロでもこういうことがあるんだなと思いました。そうそう,私も「あー,もう1回やり直したいな」というショットやパットが数え切れないほどありますが,そのホールでのやり直しが利かないのがゴルフです。
かと思うと,OBやミスが出た後,その直後に「だったら最初からやらんかい!」と自分に言いたくなるような素晴らしいショットができることもあります。例えば,ショートホール(パー3)のティーショットで悲惨にも池に入れてしまった後,打ち直しの3打目で見事ピンそばに付けるというようなケースですね。
何の前触れもなく突如として話は変わりますが(私のブログの場合,タイトルを生かすためにこういった強引な展開というものが散見されます),小笠原諸島周辺の中国漁船によるサンゴ密漁問題で,わが海上保安庁が重い腰を上げ,21日未明から現地に巡視船を追加派遣し,ようやく一斉摘発に乗り出しましたね。やっとこういった悪質な中国漁船の船長らの現行犯逮捕を始めました。本当に,「だったら最初からやらんかい!」と言いたい。
こういった中国漁船についてはハエのようでもあります。要するに手で何度追われてもまた食べ物の所に集まってくるハエに等しい。現にこの連中は,監視が厳しい昼間は日本領海の外に船を移動させ,監視が緩くなる夜間に日本領海に侵入して密漁を始めるという許し難い連中です。わが海上保安庁はこれまではこういったハエのような連中を領海から追い出すことを優先してきたようですが,それでは抑止効果がないとようやく気づき,積極的に摘発する方針に変えたようです。手で追ってもハエは何度でも集まってくるのです。最初から厳しく摘発すべきだったのですよ。
今日の産経新聞の報道によれば,南シナ海のスプラトリー諸島でウミガメを密漁した中国人漁師9人が,フィリピンの裁判所からそれぞれ罰金約10万2000ドル(日本円で約1200万円)の有罪判決を受けたそうです。フィリピンの方がよっぽど毅然とした正しい対応をしておりますですよ,本当に。