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弁護士ブログ

2015/04/21

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 晴れ間というものを久しぶりに見た気がしたでござるよ。春雨という言葉は確かにありますが,例年のこの時期,こんなに雨が降りましたかね。久しぶりのお天道様がまぶしい(笑)。

 

 将棋で次の一手を指すとき,攻守のどちらの戦略を選ぶべきかを直感的に決める脳のメカニズムを,理化学研究所の研究チームが突き止めたとの新聞記事がありました。理化学研究所というと最近は暗いニュースばかりでしたが,これは明るい話題ですね(笑)。何でも,攻めの価値が高い場合(攻めるべきと判断した場合)は大脳の内側面にある帯状皮質と呼ばれる場所の後部が,一方,守りの価値が高い場合(守るべきと判断した場合)にはその前部が,それぞれ強く活動していたことが分かったそうです。だからどうなんだと言われればそれまででしょうが・・・(笑)。

 

 確かに将棋を指していて,ここは攻めるべきか守るべきかの判断に迷う場面はしょっちゅうです。これは私の傾向ですが,自分が不利な局面では「ええいっ!ままよ。」てなもんで,自陣を省みずに攻めまくることがありますし,相手がススメバチのように非常に攻撃的である場合には,「どっからでもかかって来い!」とばかりに,受けて受けて受けまくり,相手を受け倒して,手も足も出ないようにしてしまうこともあります(笑)。やはり将棋というものは,攻守のバランスが取れていなければならないと思います。

 

 雨がちだったとはいえ,気温はそこそこ高めだったこともあり,先日無性に酒のつまみに冷や奴が食べたくなり,久しぶりに食しました。美味しかった。私は冷や奴にするなら絹ごし豆腐を,鍋にするなら木綿豆腐と決めています。麻婆豆腐の場合にはその時の気分次第です(笑)。

 

 豆腐と言えば,先日の産経新聞のコラムでは面白いことが書いてありました。これは私も知っていたことですが,昭和24年の将棋の対局の際,木村義雄名人と升田幸三八段とが,豆腐がもとで言い争いになったことがありました(笑)。「木綿豆腐」派の木村を「絹ごし」派の升田が鼻で笑った。「専門家から見りゃ、木村名人の知識なんかゴミみたいなもんだ」と。「名人がゴミなら君はなんだ」と渋面の木村に,升田は応じた。「ゴミにたかる蠅(はえ)ですか」。これは対局前夜の一幕だそうです。

 

 升田幸三といえば往年の大棋士です。終戦直後にGHQに呼ばれ,将棋禁止という危機の場面で,GHQを向こうに回し「まずは酒を吞ませろ。」と言って,出されたビールを「まずい。」と率直に述べ,結局は将棋を禁止しようとしたGHQを言い負かした人物です。それに升田と言えば,「新手一生」が信条の棋士。「新手一生」とは,定跡にとらわれない新しい将棋の指し手の創造に一生を賭けるという意味で,彼が生涯の目標とした言葉です。今をときめく羽生名人をして,是非とも対局したかった棋士と言わしめた人なのです。

 

 升田さんは「絹ごし」派です。

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