暑いのなんのって,こんな調子であと1か月ほど過ごせというのは酷ですわ。夏というお方もホントに人が悪い(笑)。
でも,日曜日は歌舞伎を堪能してまいりました。チケットが余ったからというので有り難いお誘いを受け,いそいそと出かけて参りました。市川海老蔵と中村獅童の「六本木歌舞伎」というもので,演目は「地球投五郎宇宙荒事」。
市川海老蔵,目力もさることながら,声がいいですね。改めて思いました。何しろ市川團十郎家(成田屋)ですもの,荒事は得意でしょう。歌舞伎,日本の伝統芸能,いいですねえ。久しぶりでしたが,楽しませてもらいました。
話は変わりますが,もう暑くて暑くて,あんまり暑いものですから,先日カラオケの場で,やけくそで新曲を披露しました(笑)。「だまって俺について来い」という歌で(青島幸男作詞,萩原哲昌作曲),新曲とはいっても私がカラオケで初めて歌ったから「新曲」と言っただけで,これは昭和39年の歌です(笑)。そう,東京オリンピックが開催された年の歌なのですよ。ハナ肇とクレ-ジーキャッツで,メンバーの植木等が歌っておりました。
その当時は私も小学生でしたからこの歌のことは知りませんでしたが,後世になって知るところとなり(笑),何しろこの歌詞が好きなのです。この歌詞で展開された世界のいい加減さ・・・。これだけいい加減だとむしろあっぱれで,元気まで出てきてしまいます(笑)。この歌詞の1番だけは以前にもこのブログでご紹介しましたが,改めて3番までご紹介しましょう。
1番「ぜにのないやつぁ 俺んとこへこい 俺もないけど 心配すんな みろよ 青い空 白い雲 そのうちなんとかなるだろう(笑い声)」
2番「彼女のないやつぁ 俺んとこへこい 俺もないけど 心配すんな みろよ 波の果て 水平線 そのうちなんとかなるだろう(笑い声)」
3番「仕事のないやつぁ 俺んとこへこい 俺もないけど 心配すんな みろよ 燃えている あかね雲 そのうちなんとかなるだろう わかっとるね わかっとる わかっとる わかったら だまって俺について来い」