いやー,随分とブログの更新ができないでおりました。こんなに更新間隔が空いたのは,このホームページ開闢以来ではないでしょうか(笑)。「あいつは生きているのか」と噂されるほどに・・・(笑)
どっこい,ここにこうやってちゃんと生きております。新しい年が明けてからというもの,仕事に忙殺され,なかなかブログの更新ができないでいたのです。
さて,一夜明けて窓外を見ましたら,そこは一面の銀世界。名古屋に雪が降ることはそんなにありませんから,小学生達は大喜び。通勤途中,小学校の校庭が賑やかだったので見やりますと,もう全校生徒といってもいいような人数の小学生が,「わー」とか「きゃー」とか叫びながら,夢中になって雪合戦をしておりました。若いっていいなあ(笑)。
私だってもっと若ければいくら仕事で疲れていてもブログの更新くらいはできたでしょうに,逆にギックリ腰にもなる始末・・・。寄る年波には勝てません。私がギックリ腰に見舞われるのは数年に一度ですが,どうやらギックリ腰になる時というのは,相当に疲れている時です。経験上そのように思います。
年はとりたくないのですが,あの自民党の青嵐会の暴れん坊だった石原慎太郎さんも,先日の産経新聞の新春インタビューで次のようなことを述べておられました。
「年をとるってのは嫌ですね、人間が朽ちていくのは。この間、古賀政男の追悼番組で、島倉千代子の『思い出さん今日は』を歌ってました。いい歌なんです。『だれかのマネして小石を投げた。ポチャンとさみしい音がした。雨の小川にゆれている、思い出さんこんにちは。つまんないのよ何もかも、あの日は遠い夢だもの』まさにその心境ですよ」
青嵐会の暴れん坊にしてこうなのです。そういえば私も最近,昔のことをよく思い出すようになりました(笑)。ただ,そうはいっても,ギックリ腰なんかは普通にしていて2日ほどでコロッと治りましたからね。私だってまだまだ老け込む年ではありませんし,まだ元気です。そう思いたい・・・(笑)
「だまつて今日の草履穿く」
これは種田山頭火の句です。いつの季節にこの句が生まれたのかは知りませんが,これは前日,何とかその日のもらいを確保して木賃宿でゆっくり体を休めた翌朝,黙々と行乞の旅支度をしている心境を表しています。行乞する者にとってはこの瞬間は辛いときでしょうね。特に真夏や真冬の厳しい季節には。
「鉄鉢の中へも霰」
山頭火だって,生死を見つめながら,そして苦悩と安らぎを感じつつ,真冬にも行乞の旅を続けたのですから,私も頑張らなければと思います。