私は気が置けない人たちと一緒に,行きつけのスナックを訪れ,よくカラオケで歌ったりします。ゴルフなどと並んで,これも結構ストレス発散になるのです。でも最近,仲間のIさんからは,いつも同じ歌が多いとか,レパートリーが広くないなどと嫌みなことを言われるため,私も発奮して新しい歌の開発に勤しんでおります(笑)。
そんな訳で心当たりのある歌をスマートフォンで探したりしていたら,偶然にシルヴィ・ヴァルタンの動画に遭遇しました。もちろんこのフランスのレジェンドともいうべき女性歌手の存在は知っていましたし,確か1970年代後半,私がまだ大学生だった頃,ヴァルタンのLPレコードを買って聴いていました。そのレコードは日本人好みの選曲で(日本の特別企画盤),「サバの女王」,「枯葉」,「恋はみずいろ」,「愛の賛歌」,「別れの朝」,「風のささやき」,「ケ・サラ」,「行かないで」などの名曲ぞろいのアルバムでした。学生時代によく聴いていたものです。本当に懐かしい。
ところで私が偶然に遭遇したヴァルタンの動画というのが,これまた鮮烈であり,本当に感動しました。その動画のヴァルタンは当時まだ20歳そこそこでしたが,何よりも可愛く,美しく,颯爽としていて,エレガントで,そして美しいフランス語を使う歌唱力のある女性シンガーの姿でした。その動画というのは,恐らく「アイドルを探せ」(1963年フランス)という映画のワンシーンで,ヴァルタンが「La plus Belle pour Aller Danser」(邦題「アイドルを探せ」)という唄を歌っているものでしょう。本当に素晴らしいですわ・・・。飽きもせずに何度も何度も再生しました(笑)。
そんな訳で,早速ヴァルタンのベストを集めたCDを買っちゃいました。もちろん「アイドルを探せ」は入っておりますし,「あなたのとりこ」,「想い出のマリッツァ」なども入ったアルバムで,これまたとても素晴らしい。
ヴァルタンは今年の8月で73歳になりますが,大変息の長い歌手です。一度,インターネットで「アイドルを探せ」,「バルタン」とキーワードを入れて検索してみてください。そうすると,ユーチューブでこのヴァルタンの往年の素晴らしい映像を見ることができますよ。