いやー,この7月は北海道(主に札幌),そして島根県と,それぞれ2泊3日で出かけていまして,ヘトヘトになってしまいました。時間的にブログの更新も出来なかったという訳です。
札幌には6月に続いて今年二度目でしたが,私が泊まったホテルはまたまた中国人だらけでした。本日はこの件についてはあまり多くは語りませんが,ビュッフェ形式の朝食の際には不当にも中国人に精神的なプレッシャーをかけられてしまいました(笑)。私は一通り食事を終えてコーヒーを取りに行き,サーバーの前でコーヒーがドリップされるのを楽しみに待っていましたら,若い中国人の女性が,私の後ろには並ばずに私の真横に近づいてきて,その至近距離で急かすようにして待つのです。そういう待ち方というのが,あちらでは日常茶飯なのでしょうね。朝っぱらからすごい精神的なプレッシャーを感じました(苦笑)。
さて,もうすぐ参議院議員選挙ですね。私の自宅周辺でも遊説カーから流れてくる候補者氏名の連呼が聞こえて参ります(これも苦笑)。この選挙とは直接の関係はないのですが,いわゆる大阪都構想に対する公明党という政党の変節ぶりには驚きを隠せません。公明党は大阪都構想にあれほど反対していたのにです。大坂維新の会が,公明党が都構想に賛成の意思表示をしない場合は,公明党の現職6名がいる関西の衆議院議員6選挙区のいずれにも維新の候補を対抗馬として擁立する考えを示したとたんに「賛成」に回るという変節ぶりです。公明党は大阪府知事選,大阪市長選で「民意が示された」などと言ってはおりますが,実質的には維新との対立を回避して議席を守りたいだけなのではないかと確信的に勘ぐっております。
変節といえば,もうかなり前のNHK大河ドラマ「新選組!」で俳優の矢嶋智人さんが武田観柳斎役で,人望のなさと変節漢ぶりを好演していたのを思い出します(笑)。
そして,これは悪い意味ですが変節の対極にあるのが原理主義というものでしょう。はっきり申し上げまして,名古屋グランパスの風間八宏監督の原理主義には辟易しております。「つなぐサッカー」もいいですけど,そんなスタイルがもはや自己目的化しており,結果的に全然面白くないサッカーに堕しております。プロである以上,目指すべきなのは勝利であって,決してボール・ポゼッション(ボール支配率)ではないはずです。昨日の対セレッソ大阪戦での試合ぶりなどが典型的な例で(0-3で負け),最終ラインから細かく愚直にパスを繋いでいってようやく敵陣に迫った時には,既に相手チームはガチガチに固めて待ち構えているのです(笑)。とにかく攻めが遅い!悪い時にはパスを繋いでいる途中でミスをして,強烈なカウンターを食らってしまい,失点してしまいます。優秀なゴールキパーであるランゲラック選手がとてもかわいそうなのです。
何でサイドチェンジとか相手のディフェンスラインの裏を鋭く衝くパスとか,時にはロングボールなどを取り混ぜて,バラエティに富んだ攻めができないのでしょうか。相手チームはグランパスのことを,これほど守りやすいチームはないと思っているでしょうに・・・。名古屋はいつもボール支配率では相手を上回っているのですが,昨日の敗戦で4連敗,そしてここ8試合はリーグ戦で勝ちというものがありません。
このような原理主義(「つなぐサッカー」のみ)はもうたくさんです。ゲーテが人生最後に語った言葉は「もっと光を!」だったようですが,「もっと優秀な監督を!」と思わず叫びたい(笑)。だって学習能力,修正能力に乏しいんだもの。ただ,今シーズンは,我が栄光の読売巨人軍が好調なのは救いです。