いよいよ大人のピアノ教室も再開となりました(笑)。いわゆるコロナ禍でピアノのレッスンも休講となり,私は3月上旬から通っていなかったのですが,先週の金曜日に3か月半ぶりのレッスンがありました。
レッスンがないと練習をさぼり勝ちなのですが,実際にこの3か月ほどの間は,全くピアノの練習をしていませんでした(笑)。毎週4~5曲くらいの課題が出されるのですが,今チャレンジしている曲のうちの1曲は,モーツァルトの「アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク」です。でも実はこの曲の練習はどうにも気が進まないのです。
その原因は何となく分かります。要するに私は昔からモーツァルトの曲は好きではないのです。自慢じゃないけど,そして世のモーツァルティアンからは猛反撃を受けるでしょうが,今までモーツァルトの曲を聴いて感動したことは一度もないのです。バッハの曲を聴いて数えきれないくらい涙ぐんだのとは対照的です。
平成20年にノーベル物理学賞を受賞された益川敏英博士が,「モーツァルトは『天才』ではなくて『天才的』なの。だから嫌いなの。つまり、やりっぱなしで磨きをかけてない。推敲してないんです。」とコメントされた記事を読んだことがありますが,分かる気がします。でも,さきほどの「アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク」,これを練習して何とか先生に〇をもらわなければ先に進みませんので,やっつけたいと思います。
話は全く変わりますが,先日,相変わらずボサーっとテレビのコマーシャルを見ていて思ったのですが,いわゆる増毛というのはとてもアコギな商売ですね。自生している1本に数本を結び付けて髪が増えたように見せかける。でも,その自生している1本にかかる負荷は数本分なのではないでしょうか。例えば,櫛でとかしたり洗髪したりする時など・・・。
端的に申しましょう。その自生している虎の子の1本が抜けたら,それに結び付けられた数本が一挙に抜けてしまい,すごく刹那的な処置だと思うのです(笑)。結局,薄毛には薄毛になる原因があるのですから,体の内側から改善していかなければならないのではないでしょうか。何とか自生している髪1本に数本を結び付けて,いじめるべきではありません(笑)。私ももう相当な年齢です。諸行無常,盛者必衰の理です。秋冬になれば木の葉も散ってしまうでしょう。年齢相応に薄くなるのは必定なのですから,もはやジタバタしません。「是非に及ばず!」
父の日のプレゼント。東京で一人暮らしをしている娘からマッサージ機の贈り物が届きました。感謝,感激です。私などは特に首や肩が凝りやすいので,早速使ってみましたら気持ちいいのなんの・・・。
たまたま台所でコーヒーを入れようとして天袋を覗いてみましたら,「ぐりとぐら」の絵が入り,「すべてのことについて かんしゃしなさい」という文字の入った可愛らしいマグカップを見つけました。これは娘が幼稚園の卒園記念に園からいただいたマグカップでした。
そうか,娘は私にも感謝の気持ちを忘れないでいてくれたのか。ありがたいと思いましたし,私も娘に感謝しなければなりません。