「雑感」というタイトルですから,今日もとりとめのないことをダラダラと書きますよ。みなさん,最後まで気を確かにもってお付き合いください(笑)。
菅義偉という,本当は首相の器,資質・能力をほとんど持ち合わせていない方は,政権を担当することになった当初,基本的な政策理念として「自助・共助・公助」を高らかに掲げましたね。では,彼が自分の長男に対してなした処遇は,果たして長男にとって「自助」と言えるのでしょうか(笑)。
現在,この長男がらみの総務省高官に対する違法接待疑惑が持ち上がっております。どうやらこの長男は「ミュージシャン」だったようですが,菅という人が第一次安倍内閣で総務大臣として初入閣した際,そもそも政治とは全く無縁で経験もなかった自分の長男(当時弱冠25歳)を,何と大臣秘書官に「抜擢」したことは省内ではあまりにも有名な話だったようです。その後,大臣秘書官という経歴上のハクが付いた長男は,総務省所管業務と関連が深い業界に入りました。世間的にはあまり名の知れてはいない東北新社という会社に就職したのです。事実上この入社は,いわば「親の七光り」的な,コネ・情実による入社の可能性もあるのではないでしょうかね。穿ちすぎた見方でしょうか。
今回の総務省高官の違法接待疑惑は,その東北新社にいる菅ジュニアだったからこそ実現した接待であり(しかも10数回),接待を受けた高官もおそらくは,菅首相の長男だからということで「忖度」してしまったのではないか・・・。総務省というのは,電波法に基づいて放送の許認可を行う訳ですから,その高官(事務次官候補)が衛星放送を手掛ける会社の社長らから接待を受けたのが事実であれば,国家公務員倫理規程違反に該当し,懲戒処分の対象にもなるでしょう。
いずれにしても「李下に冠を正さず」です。傍から見てどのように思われるかという観点が必要です。話を元に戻しますが,さきほどの菅首相の自分の長男に対する処遇,「抜擢」は,同首相が高らかに掲げた政策理念である「自助」とは乖離してしまっています(笑)。
それにしても,このたびのWHO(世界保健機関)による中国武漢での調査は全くの茶番劇ですね。本当に笑えて来ちゃうほど意味のないもので,将棋に例えるならば投了間際の「形作り」のようなものです。相手は中国共産党なのですよ。1年以上も経ってからのこのこ出かけて行ったところで,不都合なものは全て隠され,対策されているに決まっているじゃありませんか。
中国が新型コロナウイルス感染状況等について極めて隠蔽的に行動していたことは既に公知の事実です。中国の武漢中心病院の眼科医であった李文亮医師は,2019年12月に原因不明の肺炎が広がっているといちはやくソーシャルメディアで良心に従って警告していましたが,警察から「虚偽の発言をやめろ!」と威嚇,弾圧され,結局は自らも新型コロナウイルスに感染して亡くなっています。また中国は当時からWHOに圧力をかけて時間稼ぎをし,深刻な事態である旨の発表を遅らせています。武漢当局が当時の真実(実態)を隠さずに申告し,中国政府がメディアを通じてちゃんと報道させていればこういう世界的に深刻な事態を招くことはなかったはずであり,かえって春節時期に中国人旅行者を無造作に「輸出」し,また外国人等を自国に入国させるなどの杜撰な対応をしたこと,隠蔽的に行動したことが世界的パンデミックを惹き起こしたのです。
アメリカのWSJ(ウォール・ストリート・ジャーナル)(電子版)は,2019年12月に武漢市で確認された174の感染例の生データについて,このたびのWHO調査団が提出を求めたにもかかわらず中国側がこれを拒否していたと報道しました。1年経った今でも中国共産党は隠蔽的です。また新聞報道によれば,WHOの調査団は,1月30日に中国共産党がコロナへの「勝利」を誇示するために開いている展覧会を訪れてもいます。プロパガンダに乗せられてしまっています。完全に茶番なのです。
誠に残念ながら本日は明るい話題はありませんでした(笑)。
今,自分にとっては壮大な社会実験のようなことをやっているんですよ(結局個人の実験ですけどね)。端的に言いますと,飲酒量を減らすことで自分の身体にどんな影響が生ずるか,という実験です。
以前の私は,1週間に1日の休肝日を設けることができるかどうかという人間だったのですが,最近では何と・・・1週間のうち約半分は休肝日とすることができています(笑)。どうしてそのようにしたかというと,飲酒量を減らすことで自分の身体にどんな影響が出てくるのか真剣に知りたかったからです。要するに興味に基づく実験です。
まだこの実験を始めてからそれほど経っていないのですが,これまでのこの実験で実感できていることは次の2点です。第1は,体重が減ること,第2は,睡眠の質が向上することです。
これらのことは従来からよく言われきたことですが,やはり実感できます。お酒を飲みますと,まずはお酒自体のカロリーが高いですし,私のようにおつまみがなければダメな人間は,どうしても美味しいものを食べ過ぎてしまいます。必然,オーバーカロリーになって体重が増える訳です。しかし,このように1週間のうち約半分くらい休肝日にしますと,体重が減少傾向にあります(体重計に乗ることが怖くなくなりました)。もちろん私の場合は,まだ標準体重よりも重いので,もっともっとこの実験を続けなければなりません。
次に,お酒を飲まなかった日は睡眠の質が向上します。もちろん寝返りを打ったりする際にはうっすらと目が覚めることもありますが,お酒を飲まなかった日は朝までほとんど目が覚めない,ぐっすりということもあるのです。医学的なことはよく分かりませんが,よく眠れる傾向にあることは間違いありません。
いずれにしても,この実験は気が変わらない限り,今後も続けたいと思います。かつて私は,家庭内で「連続禁酒法」という法を制定したことがありました。必ずしも禁酒しなくても良いけど,2日連続で飲んではいけない,これに違反した場合にはブタの貯金箱に500円硬貨を罰金として入れなければならないという立法措置を講じたのです。しかしこの法はほどなく,そしていとも簡単に死文化しました。全く守られなかったのです(笑)。
朝のうちは「よしっ!今日は休肝日だ。」と固く誓って出勤するものの,一日の仕事が終わって夜のとばりがおりる頃になると,悪魔の囁きが耳元で聞こえてくるのです。「あんた,今日も仕事よく頑張ったね。」,「自分を褒めたくならないか?」,「どうだ,ゆっくり寛いで一献傾けるのもいいじゃないか。」などといった囁きです。意志の弱い私は当然この誘惑に負けてその晩も飲んでしまうのです(ただし私の場合は,外で友達と飲むときは羽目をはずすこともありますが,自宅で晩酌の時はせいぜい350mlのビール2缶程度で終わります)。
それにしても,人間というのは成長するもので,私のような者でもやればできるんです。やろうと思えば1週間のうち半分程度は休肝日を設けることができるんです。体重が減って小顔になり,ぐっすり眠れて割と爽快感がある。いつまで続くか分かりませんけど,この実験は当分の間は続けたいと思います。