私は,近所の床屋さん(理容)には約2か月に一度の頻度の通っており,その床屋さんに通い始めてからはもうかれこれ6,7年になるでしょうか。でもその床屋さん,先週金曜日の夕方にちょっとしたミスをしたのです。
その床屋さんに通い始めた当初に,「(顔そりの際)眉の方はどうしましょうか。」と尋ねられたことがあり,私は「何もしなくて結構です。」と答えたことがありました。要するに,床屋さんとしては眉毛の方も一部剃って形を整えますかという趣旨で尋ねたのですが,私としては自分のキリッとした眉毛に割と自信があったので,何もしなくてよいと答えた訳です。それ以降は毎回ずっと眉毛の方は何にも手を加えないでくれていました。
ところが,金曜日の夕方,カットと顔そりが終わって料金の支払の際,その床屋さんが「申し訳ありません。ついうっかりして眉毛の一部を剃ってしまい,すこしキリッとなっちゃったかもしれません。顔そり代を値引きさせていただきます。」と言ったのです。私は別に眉毛を全部剃られた訳でもありませんので,特に意に介さず,「ああ,そうですか。大丈夫ですよ。」と言って料金の精算を終えて店を出ました。ただ,その帰路,顔そり代(1200円)が値引きされたとはいっても,眉毛がどんな風になっているのか気になりましたので,早歩きで自宅に戻って洗面の鏡で確かめてみました。
そうしたら,やはり両眉毛の下の方に剃り跡があり,ただでさえキリッとしているのに,さらにキリッとなっておりました(笑)。
その昔,フジテレビ系のバラエティー番組「オレたちひょうきん族」の中で,ビートたけしが鬼瓦権造役でギャグをやったりしていたのをご存知ですか。「アルプス工業」と会社名が刺繍されているジャンパーを着ていて,眉毛がキリッとし過ぎていたやつです(笑)。あれほど極端にキリッとはしておりませんが,私の眉毛は当分の間,そんな感じでキリッとし過ぎたまま過ごさなければなりません。法律相談や打合せに来た依頼者から笑われないか,少し心配であります(笑)。