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弁護士ブログ

2023/08/30

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みなさん既にご承知のとおり,日本政府が福島第1原発の処理水の放出を決定,実行したことに対し,中国共産党や一部中国人が極めてエキセントリックな対応をしています。中国政府は日本からの水産物の輸入を全面禁止とする暴挙に及んでいますし,一部中国人は上海などの日本人学校に投石したり,卵を投げ入れたり,さらには日本大使館にレンガを投げ入れたりしていますし,テレビでも報道されているように日本の飲食店その他の施設,事務所などに極めて多くの嫌がらせ電話をかけ,「バカヤロー」などといった暴言を浴びせたりもしています。

 

このような違法な事態について中国共産党の報道官は,「このような事態になったのは日本政府に責任がある。」などと的外れなコメントをし,このような一部中国人による違法,不穏当な言動を制止しようともしません。尖閣諸島の国有化などの際には,中国に進出した企業も放火されたり,略奪されたり,投石されたり,酷い目に遭ったのですが,規模は異なりますが今回もそれに似たような状況です。

 

よくよく考えてみますに,中国という国,中国人のこのような言動を見るにつけ,彼らは100年前と同じようなことを繰り返していますね。変わっていません。はっきり申し上げて民度が低い。義和団事変の時の乱暴狼藉のミニチュア版のようでもありますし,現在の中国共産党による情報遮断の下(つまり中国共産党に都合の悪い情報は人民から遮断し,虚偽情報のプロパガンダのみ流布する),間違った情報や思い込みで軽率な行動に及ぶという意味では,まるで魯迅の「阿Q正伝」に登場する阿Qの集合体のようでもあります。また,約90年前,中国で副領事(外交官)として勤務したラルフ・タウンゼントが自己の生々しい体験に基づき,中国文化を厳しく指弾した「暗黒大陸-中国の真実」(芙蓉書房出版)という本で述べられた当時の中国の状況と基本的には変わっていないような・・・(笑)。

 

そもそも日本政府の今回の処理水放出計画については,国際原子力機関(IAEA)も科学的見地からその妥当性を認めているのであり,がたがた騒いでいるのは中国そして韓国の一部野党だけで,国際的にも多くの国々がIAEAの見解を支持し,日本政府の今回の放出計画に理解を示しているのです。

 

他方,原子力専門書「中国核能年鑑」には中国の13の原発から排水されたトリチウムなどの放射性物質に関する17か所の観測データが記載されています。浙江省の秦山原発は2021年の1年間に「218兆ベクレル」を排水し,これは今回の処理水に関する日本の海洋放出計画が設ける年間上限「22兆ベクレル」の約10倍に当たります(笑)。

 

また,中国は,大気汚染問題,水質汚濁問題,土壌の重金属汚染問題,酸性雨問題,砂漠化問題など多くの環境問題を抱えていますし,食の安全という点でも,高毒農薬検出,農薬超過残留,禁止飼料添加物使用,動物用医薬品超過残留,抗生物質検出等が多く,農薬,動物用医薬品,添加物等の乱用,違法使用が顕著です。「ゴミ油」(下水溝等にたまった脂っこい浮遊物から抽出した油),赤身化剤肉(価格の高い赤身肉にするため出荷前に赤身化剤を使用した肉。呼吸困難を起こし,死亡することもある。),「注水肉」(重量増加のために水が注入された肉),「人毛醤油」(毛髪から抽出したアミノ酸で製造した醤油)などの悍ましい問題があります(論文「中国の食品安全問題」農林水産省上席研究官 河原昌一郎)。

 

にもかかわらず,中国共産党の報道官は,今回の日本からの水産物輸入全面禁止措置の目的について,「(中国人民の)食の安全を守るため」などと正に噴飯物の弁解をしております。一体全体,どの口が言うねん(笑)。

 

今回の中国共産党の理不尽な措置の本当の目的は,①日本政府が米国と歩調を合わせて実施した先端半導体製造装置の輸出規制(先端半導体の製造装置など23品目を輸出管理の規制対象に加えた)を撤廃させるためのカードとして利用すること,②もう既に明らかになっている中国経済の減速(GDP成長率低下,不動産バブルの崩壊,デフレ経済への突入,不況,貧富の格差,極めて高い失業率など)に伴う民衆の不満の矛先を対外的な問題へ逸らせることにあるのではないかと思っております。

 

いずれにしても,今回の措置,その理由,乱暴狼藉などからすれば,正に「厚顔無恥」と表現するのがピッタリです。厚顔無恥という言葉の意味を国語辞典で調べますと,「厚かましく、恥知らずなさま。他人の迷惑などかまわずに、自分の都合や思惑だけで行動すること。」ということのようです。

2023/08/18

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女子サッカーW杯,なでしこジャパンは残念でしたね。でも,世界ランキング11位なのにベスト8まで進出したのですから,天晴れだったと思います。

 

ただ,ベスト4をかけた対スウェーデン戦では日本は前半が確かシュート0だったと思いますが,ほぼ一方的に相手チームにボールを保持され,消極的な戦いぶりで残念な気もしました。身長差は歴然としている中で,相手チームはロングボールを多用したり(いわゆるパワープレー),セットプレーでの得点を狙っているのですから,むしろ日本が厳しいチェック(プレスをかける)などして好きにクロスを上げさせないようにする必要があるのにこれが不十分で,逆に相手から厳しいチェックを受けてボールを保持できず,フィジカルコンタクトでも負けていました。

 

こういったことはかねてからの課題でしたし,今後もこのような課題をクリアしていく必要があるのではないでしょうか。来年はパリ五輪が開催されるのですから,定評のある組織力にはさらに磨きをかけながら,今回改めて浮き彫りになった課題を踏まえて修正していく必要がありますね(素人のくせに偉そうに【笑】)。

 

もう最近ではMLBのエンゼルスのメンバーをほとんど覚えてしまいました(笑)。大谷翔平選手の正に異次元の活躍ぶりに私も大いに士気を鼓舞されておりますし,同じ日本人として誇らしい気持ちにもなっています。以前はそうでもなかったのですが,最近では大谷選手の各打席,各登板の状況が気になって,時間があればNHK・BS1の放送をチェックしています。

 

彼の活躍ぶりを「異次元」と形容しましたが,現時点で指名打者としては本塁打42本,投手としては10勝,本当に凄いとしか言いようがありません。しかも,彼には所属チームを牽引していくリーダーシップもあり,またその愛すべき人柄も高く評価されています。

 

昨日の試合でも,第1打席で第42号本塁打を放ってチームの士気を高め,さらには2本の内野安打も放ちました。第42号本塁打も勿論ですが,何に感動したかといいますと2本の内野安打の時,大谷選手は,本当は連日の試合出場で肉体的にも相当に疲労していると思われるのに全力疾走して内野安打にしていることです。そのような一生懸命な姿を他のチームメイトも見習ってほしい(笑)。そうすれば,「なおエ」はもっと少なくできるはずです。

 

大谷選手のリーダーシップで思い出すのが,今年3月に行われたWBCの決勝(対アメリカ戦)における彼のチームメイトに対する戦前の次のような発言です。

 

「(アメリカチームは)ファーストにゴールドシュミットがいたり、センターを見たらトラウトもいる、ライトにベッツがいたり、野球をやっていれば誰もが聞いた選手たちがいると思うが、きょう1日だけはやっぱり憧れてしまったら超えられない。僕らは、きょう超えるために、トップになるために来たので、きょう1日だけは彼らへの憧れを捨てて勝つことだけを考えていきましょう。さあ行こう。」

 

大谷選手はもう既に日米の野球界ではレジェンドになっております。もう29歳であり,過去には左膝や右肘の手術をしていますが,今後も怪我のないようにますます活躍して欲しいと思っております。

2023/08/08

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サッカー女子W杯(オーストラリア・ニュージーランド共催)もいよいよ決勝トーナメント,佳境に入って来ましたね。わが日本代表(なでしこジャパン)はこれまで快進撃を続けており,その活躍ぶりはエンゼルスの大谷翔平選手と同様,私を励ましてくれています。

 

これまでの彼女らの戦いぶりなどを見ておりますと,何よりもチームとしての一体感,そして監督と選手との信頼関係の存在を窺わせます。また,対スペイン戦ではボールポゼッション(保持率)は譲り,隙あらばカウンター攻撃で少ないチャンスをものにするという戦術。そして5バックで守備的ながら高さを誇る対ノルウェー戦では,サイド攻撃や細かいパスをつないで(相手のミスも誘う),決定機をものにし,相手のパワープレー(ロングボールをゴール前に上げて身長の高さを生かす)に対しては,できるだけ厳しいチェックをしてクロスを上げさせない・・・。本当にうまく戦っており,それも戦術の共通理解が選手間で徹底しているからでしょう。

 

次は,世界ランキング3位で,あのアメリカを破ったスウェーデンが相手です。これまでの対戦成績では日本は1つだけ負け越しておりますが,8月11日のこの対戦も何とか頑張ってラウンド8(準々決勝)に勝ち進んで欲しいと思います。

 

先日の産経新聞の「産経抄」に書いてあったのですが,この日本女子サッカーの歴史も決して平たんな道ではなかったのですね。2011年のW杯優勝の偉業を達成した時には日本中が盛り上がりましたけど,女子サッカーの人気はやはり浮き沈みを経験し,国内リーグの観客動員については不入りに泣いています。

 

今から20年前のサッカー女子W杯アメリカ大会のさなかでのエピソードが「産経抄」で紹介されていました。当時,川渕三郎さんが日本協会会長として女子日本代表選手の激励に訪れた際,「問題や課題があれば言って欲しい。」と彼女らに声をかけた。そうしたら選手の一人が遠慮がちに,「合宿に行く時、交通費の前借りができないでしょうか。」とささやかで切実な願いを口にしたそうです。それくらい当時はまだ女子サッカー日本代表選手といえども冷遇されており,経済的にも窮状を訴えざるを得なかった。「胸が締め付けられる思い」をした川渕会長は彼女らに経費の先払いを約束してその場を去ったそうです。

 

国内女子サッカーについても,「なでしこジャパン」と連呼して4年に1度だけ注目するというのではなく,常日頃のサポート体制の充実,そしてたまには国内リーグの観客として球場に足を運んでもよいのではないでしょうか。

 

「なでしこ」の語釈の一つとして,「撫(な)でるようにして大切に扱う子供」というのがあります。今回大活躍している代表選手をはじめ,女子サッカーで頑張っている各選手たちに対しても,「撫(な)でるようにして大切に扱う子供」のように暖かく見守る必要がありましょう。

 

それにしても,次の難関は対スウェーデン戦ですが,これを突破すれば優勝も夢ではありません。イングランド,オランダ,スペインなどもやはり強敵ですが,何とか2011年以来の2度目の優勝を果たし,再び我々を熱狂させて欲しいものです。

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