3連休の初日,久しぶりにゴルフをしました。スコアの方は今一つでしたが,そんなに寒くもなく,また風もなくて楽しくラウンドすることができました。4人で回ったのですが,そのうちの一人にTさんという個性的で面白い人がおります。
ラウンド中に急にその人が言うには,最近頭の中を「喝采」という歌のメロディーがぐるぐる回って離れないのだそうです(笑)。「喝采」という曲は,実力派歌手のちあきなおみさんの持ち歌ですね。確かに短い期間であっても,自分の頭の中でぐるぐる回ってなかなか離れないメロディーがあったりしますよね。実はその時私もあるメロディーが頭からなかなか離れないので,思わずその面白いTさんの話に賛同しました。でも彼の場合,なんで「喝采」なのでしょうか(笑)。ティーインググラウンドでもTさんはそのメロディーを口ずさんでいましたから,よっぽどなのでしょう。でも音程が少し外れているのです(笑)。面白い人ではあります。
実はそのゴルフの時も今も,私の頭の中でぐるぐる回ってなかなか頭から離れないメロディーというのは,ボロディン作曲の「ダッタン人の踊り」です。これは歌劇「イーゴリ公」の第二幕で登場する曲なのですが,これが異国情緒たっぷり,すごく印象的で実に佳い曲なのですよ。最近このメロディーがなかなか頭から離れない(笑)。今この時も(笑)。
自宅でまったりしているときなどに,テレビで検索してYouTubeでこの曲を楽しんでおります。「ボロディン ダッタン人の踊り」とキーワードを入れて検索してみてください。かなりの数の動画が出てきますよ。それに第二幕で実際にこのメロディーに乗って踊られるシーンも誠に素晴らしい。その振付がやはり印象的で踊りもなかなか官能的なのです。
ボロディンという作曲家はなかなかのメロディーメーカーですね。その他に私の印象に強く残っているメロディーは,ボロディンの「弦楽四重奏曲第2番 第3楽章 夜想曲(ノクターン)」です。このメロディーがまた素晴らしい。これもYouTubeなどで一度お試しあれ。