神社というのは,神(かみ)の社(やしろ)というのですね。今は梅雨時で蒸し暑く,さすがの私も徒歩通勤ではなくマイカーかバスでの通勤になっていることが多いのですが,普段の徒歩通勤の経路にはとても多くの神社や寺院があります。道すがらそれらを見るにつけても,日本という国は神や仏の国なんだなとしみじみ思います。
徒歩通勤で,自宅近くの割と大きな神社の横を通り過ぎますと,数日前にも20代と思われる若いOL風の清楚な女性が神社の鳥居の一方の端に寄って一礼し,神社参拝のために歩を進めていく姿を見ました。恐らくは朝の出勤途中のルーティンにされているのではないでしょうか。
また,先日はこれも30代と思われる会社員風の男性が,やはりその神社で同じように一礼し,参拝に行く姿を見ました。
日本人というのは,やはり老いも若きも八百万の神の存在を感じ,自然に日々の生活の中に取り入れ,大なり小なり心のよりどころの一つにしているのだなと思います。つい先日も別の神社には「赤丸神事」の札が貼ってありました。「赤丸神事」というのは,新生児から6才位までの小児に,疳(かん)の虫・虫気(夜泣き・腹痛・不眠・かんしゃく・病弱)が起こらないように祈祷する神事で,頭の柔らかい部分(大泉門)に「朱」(赤い●印)を付けて鈴のお祓いを受けるというものです。神社のもろもろの神事はやはり伝統文化であり,日本人の生活に密着していますね。赤丸神事というのも茅輪くぐり期間中の神事で,うちの娘も小さい頃にやってもらいました。確か稚児行列にも参加していましたっけ。
さて,みなさんはご承知でないかもしれませんが,長崎県対馬市にある和多都美(わたづみ)神社では本当に気の毒な事態が発生しています。この神社はかねてからマナーの悪い韓国人観光客による迷惑行為にずっと悩まされてきたのです。
韓国人観光客の一部は,参拝目的ではなくこの和多都美神社を訪れ,タバコのポイ捨てや境内に痰や唾を吐き捨てるなどの迷惑行為を繰り返し,注意する神社関係者をばかにしたり煽ったりするような行動をとっていました。私もその動画を見たことがあります。また,マウンテンバイクでの立入禁止区域への乗り入れや,境内での排泄行為もあったということなのです。
結局,こうした度重なる迷惑行為を受け,神社はSNSを通じ,令和6年6月に改めて「韓国人出入り禁止」を表明し,これは韓国の大手日刊新聞でも問題が取り上げられました。私はこの神社の措置に快哉を叫んだのです。それでいいのです。それでいい。何度言ってもマナーを守らないのであれば致し方ないのです。それでも,その後この神社の周辺道路には大量のタバコの吸い殻が投棄されるという嫌がらせが生じているとのことです。
そういえば,かつて対馬の寺院から韓国人によって仏像が盗まれ,未だに返還されていませんし,対馬での韓国人観光客のマナーの悪さはつとに有名です。背景には反日教育があるのでしょうし,韓国人の中には対馬は韓国の領土だとのバカげた主張を行う者もいます。
寝言は寝て言え,バカも休み休み言えてなもんです(笑)。有史以来,対馬が韓国領土になったことが一度でもあったのか。あった訳がありません(笑)。ちなみに大韓民国の樹立宣言は1948年8月15日のことであり,まだ百年も経過していませんし,朝鮮半島の王朝などがかつて対馬を領有していたなどといった荒唐無稽な主張を裏付ける史料などもありません。また,当時の李承晩政権は竹島と対馬が韓国領だとバカな主張をしていましたが,アメリカ合衆国の公式文書であるラスク書簡により却下されています(1951年8月10日,ラスクというのは当時のアメリカ合衆国の国務次官補ディーン・ラスク,その後国務長官)。
そもそも我が国の古事記には八つの島を大八島国と呼び,「対馬(津島)」はその中の一つだと明記されているのですよ。古事記の時代から。今日のところはこれぐらいにしておきます(笑)。