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2024/09/26

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そりゃ,最悪なのは決選投票に石破茂と小泉進次郎が残り,どちらかが自民党総裁になってしまうことです(笑)。これはいけない。高市早苗候補が是が非でも決選投票に進出しなければなりません。

 

これまで小泉進次郎の知識や経験不足,不勉強,いわば「底の浅さ」について言及してきましたが,石破茂もやはりダメです。彼は最近,「保守政治家-わが政策、わが天命」(講談社)という本を出したようです。「保守政治家」のタイトルを見て,思わず吹き出してしまいました。噴飯ものなのです。どこが「保守」やねん(笑)。

 

女系天皇という選択肢を排除しない,選択的夫婦別姓制度を直ちに導入しなければならない,「A級戦犯」が祀られている靖国神社には参拝しない・・・,もう一度言う,どこが「保守」やねん(笑)。

 

私もこれまでいろいろな文献を渉猟し,保守とは一体何なのかについて考えてきました。その結果,何となく分かりかけてきたのです。保守というものを理解するには,よく対立概念として指摘される革新と対比するのが理解しやすいと思います。

 

まず革新とは,現状を変えれば世の中はより良くなるだろうと信じて邁進する態度でしょう。とにかく人間理性の力を信じ切っているのです。こうなると,例えばその時の指導者や群衆が良しとすれば,ルイ十六世やマリー・アントワネットだろうがなんだろうが,断頭台(ギロチン)に送って首を切ってしまいます。

 

一方,保守というのは,人間理性を信じない,その時々の人間の頭の中で考えることには限界があり,ちょっと立ち止まって「(それは守らなくて)本当にそれで良いのだろうか。」と深く考察する態度,姿勢をいい,理性至上主義には陥らないというものです。例えば,男系男子で連綿と126代続いてきた天皇(皇統)を,ある一時代を構成する進歩的と称される人たちの判断で曲げてしまい,女系天皇を誕生させて本当に良いのだろうか。それまでの伝統(それだから尊いと思われるもの)を変えてしまって良いのだろうかと懐疑すべきではないのか,それが保守なのです。

 

こういった点でも,やはり石破茂はダメなのです(笑)。そしてこれだけは言うまいと思っていたのですが,人相がとりわけ悪いし,喋り方が気色悪い(笑)。ネバネバしている。「・・・ということで本当にいいのか。」,「・・・という問題が生じないのか。」,「・・・ということも考えねばならない。」,「・・・この点はさらに議論を重ねていく必要がある。」などといって,冗長に自問自答を繰り返しながら,結局は自分の意見を言わない(言えない)。首相といえば自衛隊の最高指揮官です。こんなんでは,議論しているうちに敵国ミサイルが本邦に着弾してしまいます。そして,外交の場面で何を議論してもG7の他の首脳から相手にされなくなるし,何よりもその独特の風貌から,相手からはキワモノを見ているような目で見られてしまいます。あー,とうとう言っちゃった(笑)。弁護士,名誉棄損で訴えられる(笑)。

 

今度の自民党総裁選の投開票はいよいよ明日に迫りました。政策内容からすれば,明らかに高市早苗一択になるのではないかと思っています。出馬会見の際の彼女の言葉,これは映画の一節からの引用だそうですが,これにはじーんときました。

 

「私たちが生きている『今』。それは偉大な祖先たちが、命がけで守ろうとした『未来』だった。だから私は守ります。今を生きている人々の命を。安心を。そして私はつなぎます。次世代を生きる皆様に、強く美しい日本を。それが今を生きる私たちの責務です。」

 

保守政治家ならこういうことを明確に訴える力がなければなりません。「保守政治家」という実際と相当に乖離した本を出すだけでは到底保守政治家とは言えないのです(石破茂)。

 

大西洋評議会グローバルシチズン賞を受賞したメローニ首相の名スピーチには心から感動しました。こういう保守政治家をいただいたイタリア国民は賞賛に値します。

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