MLBのポストシーズンは,レギュラーシーズンとは明らかに違う独特の雰囲気,興奮がありますね。私は大谷翔平選手の活躍を期待していることもあって,ドジャースを応援しています。日曜日の朝は,同リーグ同地区の宿敵パドレス戦の第1戦でした。ホームアンドアウェーで5試合で最初に3勝した方が勝ち上がり,フィリーズとメッツの勝者とリーグ優勝(ナショナル・リーグ)を掛けて戦います。そしてその勝者がワールドシリーズへと駒を進め,アメリカン・リーグの覇者と戦うのです。
それにしてもやはり大谷選手は凄いですわ(笑)。0-3でリードされている場面で,チーム全員の士気を鼓舞するかのように同点3ラン本塁打をライトスタンドに叩き込むんですもの。この同点打でチームメートも奮起し,その後3-5と再びリードを許したものの,テオスカー・ヘルナンデスのタイムリーなどで6-5と逆転に成功し,終わってみれば7-5と第1戦をものにしました。
フレディ・フリーマン選手の姿には感動しました。彼はドジャースが地区優勝を決めた9月29日に右足首を負傷し,ポストシーズンでプレーできるかどうか危ぶまれていましたが,重要な対パドレス第1戦に強行出場しました。彼は大谷の本塁打に触発されたのか,次の回には自らライト前のヒットを放ち,右足首の状態が完全ではないのに一生懸命に走って何と2塁への盗塁を成功させたのです。そのシーンをリアルタイムで見ていて,私は目頭が熱くなってしまいました。
さて,大切な試合にドジャースが先勝したのを見届けてから一休みし,カミさんと一緒にその日(日曜日)の午後4時開演のコンサートに行きました。大好きなバッハの教会カンタータ4曲というプログラムです。
教会カンタータ第61番「いざ来ませ、異邦人の救い主」
同第150番「主よ、われは汝を求む」
同第45番「人よ、汝はさきに告げられたり、善きことの何なるかん」
同第147番「心と口と行いと生活で」
いずれも素晴らしい演奏でしたし,つくづくバッハはいいなあと思いました。特に昔から私が一等好きだった第147番は人口に膾炙した名曲中の名曲で,改めてバッハの凄さを感じました。
夜はその足でデパートのレストラン街で夕食です。よく行くその中華料理店は,いつでもすぐに席に案内してくれます。そんなには混みあっていないから(笑)。私はいつもの麻婆豆腐と白いご飯,カミさんはやはりいつもの五目炒飯を本当に美味しそうに頬張っておりましたとさ(笑)。もうこの年になりますと,コース料理はお腹いっぱいで全部は無理なのですよ。
日曜日,割と充実した一日でした(ただこのブログを書いている現在,ドジャースは対パドレス第2戦を戦っておりますが,大谷は調子悪そうですし,今日は負けそうです)。