いや,私は元気ですよ。ピンピンしてます。もうダメかもしれないのは,わが日本国なのです。
石破首相は南米へ旅立ちましたが,この人物は国会議事堂内で行われた首班指名選挙の際に,こともあろうに,そしてあろうことか,居眠り(熟睡)をしていたのです。そのシーンを動画で見ましたけど,その醜悪で平和ボケしまくった姿に暗澹たる気分になりました。それを見ていた麻生太郎元首相は呆れ顔で,少し首をひねり「どうしようもないな。」という表情をしていたのが印象的でした。
次期アメリカ大統領のドナルド・トランプが選挙演説中に暗殺未遂に遭い,耳から血を流しつつも悠然と立ち上がって「俺はこのとおり大丈夫だ!」と言わんばかりに右手を天に向かって突き上げたシーンと,このたびの石破首相の寝姿とは対照的です。
ルッキズムだと批判されそうですし,これは言ってはいけないことだとは思いますが,石破さんという人はどうにも見てくれが悪すぎる。オスカー・ワイルドの小説「ドリアン・グレイの肖像」の中のセリフに「外見で人を判断しないのは愚か者である。」というのがあります。同様に「人の内面は外見に出る。」とも言っており,要するに外見を疎かにしない人は心も豊かということです。私も人のことは言えませんが,石破首相は一国のリーダーですよ。国会議事堂内で醜悪な寝姿を晒すな,と言いたいのです。
それに何ですか,今回の衆議院の委員会等の人事は!これまたあろうことか予算委員長を立憲民主党の安住淳,法務委員長を同党の西村智奈美,憲法審査会長を同党の枝野幸男と次々に重要なポストを譲っております。国会審議を紛糾させたいのかしらね。それに選択的夫婦別姓法案を提出され,由々しきことに採決にもっていかれますよ(現に法務委員長も立憲民主党の野田代表もこの魂胆を明言しています。)。さらには,憲法改正に完全に後ろ向きの立憲民主党の枝野が憲法調査会長というのでは,石破首相はもう憲法改正はやらないという消極的な姿勢を明示したも同然でしょう。
人事と言えば,三原じゅん子が子ども政策担当大臣,生稲晃子が外務政務官,今井絵理子が内閣府政務官・・・。おニャン子などといったアイドルが悪いとはいいませんが,本当に適任なんでしょうか。資質・能力,そして政策等に対する知見など,明らかに疑問があります。多額の歳費をもらって(禄を食んで)重要なポストを占めるのであれば,ちょっとは政策等を勉強してくださいな。石破という人は自らも実際は非保守政治家であるばかりか,起用した官房長官や外務大臣も媚中派,総務大臣も亡き安倍晋三氏を国賊呼ばわりした人物などなど・・・。
一方で,トランプ次期政権は着々としかるべき人事を内定させております。私が期待しているマルコ・ルビオ上院議員は国務長官です。そのカウンターパートは,あの岩屋毅外務大臣です。実質的には全く相手にはされないでしょう(笑)。それに,昨日「週刊新潮」を買って読んだのですが,その記事によると,石破茂とトランプとの電話会談は巷間5分間と言われておりますが,実際にはもっと短く,石破氏がトランプ当選に祝意を述べた後に続けて何か言おうとしたら,トランプは「忙しいから」と言って一方的に電話を切ってしまったとのこと(苦笑)。これはあきまへんわ。
もう,ダメかも・・・。