遅ればせながら,みなさま,新年明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
可愛い可愛い一人娘が現在東京都中野区で一人暮らしをしているのですが,年に2,3回は我が家に帰省してくれ,年末には必ず我が家で一緒に過ごします。今年のお正月も,親子三人水入らずで仲良く団らんの時間を過ごしました。お墓参りもいたしました。
さて,私は疲れがたまったり,本を読みすぎたりしますと,目が充血して眼球が痛んだりすることがあります。このような症状の時は,たいてい眼科では「強膜炎」という診断を受けます。そうですね,3年に1回くらいはこうなってしまいます。特に年始にそのような傾向があり,やはり本の読み過ぎ,疲れなどが原因です(年末には怒濤の2日連続ゴルフもありました)。
1月3日には目の充血があり,しかも眼球の痛みもあったものですから,4日(土曜日)に診療している眼科はないものかスマホで探してみました。いつも行く眼科は5日までお休みだったのです。そこでようやく正月4日も診療している眼科を見つけ,初診患者として訪ねてみました。するとどうでしょう,待合室は超満員,立って待っている人も大勢おりました。
問診票を書いて提出したのですが,どうやら待合室の他の人たちのほとんどは,予約患者のようです。・・・・・・いやーな予感がしました。途方もなく長い時間待たされるのではないかと・・・。というのも,やはり予約優先でしょうし,現に予約優先となる旨の案内書面も室内に掲示されておりました。
でも,その日は午後2時からは年始代わりにマージャンを教わりにいくことになっていましたし,どれだけ待たされるのかとても不安でした。私がその眼科に到着したのが午前10時30分ころだったのですが,私の診察がようやく始まったのは,何と12時40分ころでした。予想されたこととはいえ,本当に酷いもんです。目薬欲しさに何とか耐えましたが,正月早々辛い時間帯でした。
おかげさまでこのブログを書いている現在では,もうすっかり目の調子も良くなりましたし,病院で長時間待たされたその日のマージャン大会も1時間ほど遅れて合流したのですが,成績は初心者にしてはまずまずでした。醍醐味を知るには5年早いかもしれませんが,何となくマージャンの面白さも感じております。
さてさて,数回前のこのブログでもご紹介した本,「この世の景色」(早坂暁著,みずき書林)を読んでみましたが,前評判に違わぬ素晴らしさでした。読んでいて泣けてきますよ,本当に。特に「アマテラスの最後の旅」,「春子の人形」,「女相撲」などの章は涙なくては読めません。とても佳い本です。
病院で途方もなく待たされた辛い体験もありましたが,このような素晴らしい本に巡り逢えて,今年も幸先よくスタートです。