先日,バスツアーですが,うちのカミさんと一緒に福井県までカニを食べに行きました。年をとりますと,食べることが楽しみでね。それはうちのカミさんも同じ傾向を示しております(笑)。
マイカーを運転することもないので,やはりバスツアーは楽なもんですね。前夜は夜遊びが過ぎ,若干の睡眠不足でしたので途中は寝んねしていきました。バスツアーなんて久しぶりでしたが,たまには良いものです。さて,それにしても今年のカニも美味しかった。本ズワイガニを中心としたカニづくしのお料理の数々で,うちのカミさんもたいそうご満悦のようでした(笑)。ツアーの終わりには,紅ズワイガニの甲羅丼のお土産付き・・・。
今回の福井ツアーは,カニのお食事だけではなく,若干の観光もしまして,氣比神宮に参拝しました。氣比神宮というのは,福井県敦賀市に鎮座する北陸道総鎮守越前國一之宮なのですよ。社殿が造営されたのは702年(大宝2年,文武天皇)ですから,それ以来1320年もの長い歴史を誇っており,日本三大木造鳥居として有名です(あとは奈良の春日大社と広島の厳島神社)。確かに誠に立派な大鳥居でした。
今回のツアーでは,あとは年縞博物館という珍しい施設も見学しました。私も長いこと生きておりますが,「年縞」という言葉はこの日初めて耳にしたのです。年縞というのは,長い年月の間に湖沼などに堆積した層が描く特徴的な縞模様の湖底堆積物のことで,1年に1層形成されるようです。福井県にある水月湖という湖はこの年縞の形成で世界的に有名だそうです。水月湖から掘り出した約7万年分の年縞が45メートルにわたって展示されております。今から7万年前って・・・(笑)。
そして,帰途につく前に,「日本海さかな街」という海産物を中心としたお土産物センターに寄りました。夫婦で合計6000円分のクーポンをいただき,有効期限の12月末までに再び福井県を訪れる予定もないので,この日これを使い切り,イクラやワカメ,かにラーメンなどを手土産にしました。今回のツアー,なかなか良い企画だったと思います。