サッカーW杯がいよいよ決勝トーナメントに入り,佳境です。我が日本代表はここまであっぱれな活躍ですね。本当に凄いと思いますよ。対コスタリカ戦については監督と選手間,そして選手間同士の意思統一が不十分だったと思いますが,W杯優勝経験があり,決勝トーナメント常連の強豪ドイツとスペインにいずれも逆転勝ちしたのは誠に素晴らしい!
歴代の日本代表選手も立派でしたが,特に現在W杯を戦っている選手はほとんどが海外のクラブチームで揉まれている猛者が多いですね。ドイツやスペインを相手にするとリスペクトし過ぎるあまり「ひるんで」しまう傾向があるのですが,確かにリスペクトはあるでしょうけど,彼らは海外で揉まれているだけあって今回は決して「ひるんで」はいません。堂安の鋭いミドルシュート,三苫の敵陣を切り裂くドリブルとクロス,浅野の狭いコーナーを正確につく力強いシュートなどなど,堂々たるものです。
今日のクロアチア戦も大いに期待しております。ただ,クロアチアは2018年のW杯では準優勝しておりますし,歴代の代表選手だってアリョシャ・アサノヴィッチ,ズボニミール・ボバン,ロベルト・プロシネツキ,ダヴォール・シューケル,アレン・ボクシッチなどなどタレントぞろいでした。現在も世界ランク12位で,11位のドイツの次ですから正に強豪なのです。それにしても旧ユーゴスラビアというのは,セルビアやクロアチアが一緒だったのですから,これまた凄いわ。天才性あるタレントがきら星のように存在していましたね。さきほどのアサノヴィッチやボバン,ボクシッチなどに加え,セルビアなどにはあのドラガン・ストイコヴィッチ,シニシャ・ミハイロヴィッチ,プレドラグ・ミヤトヴィッチ,デヤン・サビチェヴィッチなどがいたのですから(笑)。凄いもんです。
さて,我が日本代表,全力で戦って欲しいものです。対クロアチア戦に勝利すれば,日本代表としては決勝トーナメントベスト8という歴代最高の成績となります。今まではベスト16が最高でしたね。そして,この試合に勝利すれば,次はブラジル(世界ランキング1位)と韓国の勝者と対戦します。先日ある番組で内閣官房副長官が「是非日韓戦が見たい。」なんてことを言っていましたが,それはやめて欲しいです(笑)。これまでの経験から,韓国と対戦しますとケガが怖いですし,勝っても負けても不必要に大騒ぎなどされたり,恨み言を言われたりなどとても後味が悪いからです(笑)。それよりも優勝候補ブラジルと正々堂々と戦い,日本代表がどこまで通用するか見てみたいですし,「良い試合だった」と世界中の観戦者を感動させてもらいたいのです。
まずはくどいようですが,対クロアチア戦,日本代表頑張れ!その時間帯にはもう熟睡中かもしれませんが,目が覚めていたら布団の中で暖かくしてテレビ観戦したいと思います。