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弁護士ブログ

2013/02/28

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 エレベーターのマナーというのが,私には今ひとつ分からないでいます。先頭で待っている人は,やはり一番先に入ったら,自分の行き先の階を押す前に「開」のボタンを押し続け,他の人が全員入ってそれぞれボタンを押した後に,自分の行き先の階を最後に押すべきなのでしょうか。

 

 自分としてはそういう意識があるものですから,そうしていたら,仏頂面で「バンッ!」と目の前でボタンを乱暴に押されたりすることがままあります。デリカシーの欠片もないような押し方です。時には「○階お願いします。」と命令されちゃったりして(笑)。まあ,先頭で待っていて,一番最初に中に入った人の宿命といえばそれまでですけど,愉快でない時がありますね。

 

 ですから,エレベーターでのそのような多くの経験をしていて,傷つきやすい私は最近では階段を利用することが多くなりました。健康にも良いですしね。今日の仕事はあれと,これと,それをしなければならないな・・などと考えながら,階段を一歩一歩踏みしめながら歩いていくのです。

 

 階段を一歩一歩踏みしめながら歩いていくというと,いつも連想する曲があります。私も昔から大変好きな曲なのですが,バッハの平均率クラヴィーア曲集第1巻の第24番(ロ短調)の前奏曲(プレリュード)です。これを聴いていると,自分が様々な苦楽を味わいながら,一歩一歩階段を踏みしめて歩いているような感じになるのです。下行音階もありますから,上に昇っていくだけでなはく,下に降りていくような部分もありますが,いずれにしても階段を連想します。大変佳い曲です。ユーチューブにもアップされていますし,他のサイトでも動画がありますから,一度聴いてみてください。

 

 さて,階段を上っていくというと,あの忌まわしかった民主党政権で日本国と日本国民は一旦地獄に堕とされましたが,これからは煉獄,天国へと続く階段を上がってゆくだけです(笑)。第二次安倍政権は発足してまだ間がないのですが,いかにマスコミが足を引っ張ろうとしても,その支持率は上昇しています。いろいろな面が評価されていると思いますが,まずは経済政策(金融政策も含む。)が素晴らしく,ようやくデフレ脱却への正しい一歩が踏み出されようとしています。

 

 まずは日銀総裁,副総裁の人事ですが,私としては以前から定見と見識のある岩田規久男先生(学習院大学経済学部教授)が総裁に適任だと思っていたのです。しかし,どうやらそれはないようで,何とか副総裁には就任して欲しいと切に願っております。とにかく,デフレ固定を確信犯的に続けて来た歴代の日銀総裁の責任は極めて重い。日銀理論,日銀の常識は世界の非常識なのです(笑)。そして,これからは「コミットメント」,「コミットする」という言葉がキーポイントになると思います。コミットするというのは,ちゃんと説明をし,その説明に「責任をもつ」という意味です。日銀はこれまでは,卑怯にも「コミットする」ことがありませんでした。責任を取りたくないからです。高い報酬や給与をもらっているのに。

 

 まずは皆さん,「日本銀行 デフレの番人」(岩田規久男著,日経プレミアシリーズ)という本をお読みください。騙されたと思って(笑)。これまた目から鱗の素晴らしい本です。大変勉強になります。そして,「日銀はだれのものか」(中原伸之著,中央公論新社)という本も誠に素晴らしい。中原伸之さんは元日銀の政策委員会の審議委員で,元金融庁顧問でもあられます。日銀がこれまでいかにデフレの「番人」であったかが分かります。

 

 いずれにしても,日本の対外資産は世界一です。技術力もポテンシャルも世界に冠たるものがあります。これからの日本経済,一歩一歩階段を上っていかなければなりません。財政規律といいますが,成長しなければ税収も増えませんからね。

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