・・・・・私的な面でいろいろとありましてね。ブログを更新することができませんでした。いかにお調子者,剽軽者の私でも,筆が進まなかったのです。でも,ようやく落ち着きました。
考えてみれば,たかだか10日程度中断しただけです(笑)。月に10回は更新するという偉業とも言うべき記録は今回途切れてしまいましたが,全国6193万人の読者のためにも(笑),ブログを再開することにいたします。
さて,我が栄光の読売巨人軍は,今シーズンはどうしようもありませんでしたが,一方,サッカーの名古屋グランパスも鳴かず飛ばずです。土曜日(11月7日)には,顧問先からのお誘いもあり,豊田スタジアムで名古屋グランパス対ヴァンフォーレ甲府の試合を観戦しました。メインスタンドの少しばかり良い席で観戦させていただき,本当にありがたいことです。
昔はよく瑞穂陸上競技場などへグランパスの試合を観戦しに行ったのですが,最近のグランパスの試合ぶりにはほとほと愛想が尽きかけておりました。足が遠のいていたのです。土曜日の試合も,前半12分には集中力を欠く守備で早くも失点です。不用意なパスミスが発端でした。ああ,久しぶりに来たのに今日もゲンナリだなあと思いました。
何とか前半で2点を取り,2-1で前半を折り返しましたが,グランパスの選手は全般的に相手選手へのチェック(プレス)が甘い,相手選手に好きにプレーさせているなと痛感しました。後半はどうだったか・・・。この点については何とか改善していました。チェック(プレス)を厳しくして,相手選手に好きにプレーさせず,積極的にボールを取りに行く姿勢が現れ,良くなったのです。結果は4-2で勝利しました。
でも,攻撃の形ができていた,そして明確に意図が読み取れる,さらに言えば選手間での共通理解(約束事)が確立していたのは,ヴァンフォーレ甲府の方でした。名古屋グランパスにはこれが欠けている。また特徴的なのは,失点の多さです。守備に課題があります。これは数字にも表れており,名古屋は順位としては全18チーム中10位にいますが,失点の多さは18チーム中の2位なのです(笑)。
素人に何が分かるか,とのお叱りをいただきそうですが,今日は私は言いたいことを言わせてもらいます(笑)。・・・攻撃もダメだ!本来はDFである闘莉王がFWをやっている現実・・・。確かに彼はまだまだボール扱いは上手いですが,本来はFWではなく,点取り屋ではありません。名古屋にはゴーラーが欲しい,そしてドリブラーが欲しいと思います。そして現在のような遅攻ではなく速攻ができるような,相手DFを恐れさせるような組織的な攻撃,選手間の共通理解(約束事)が欲しい。次期監督には小倉隆史氏が内定しているようですが,彼がS級コーチライセンスを取得したのが3年前であり,まだコーチ等の経験は浅いと言わざるを得ません。監督としては未知数でしょうね。
現在は名古屋グランパスから日本代表に送り出している選手は一人もいませんし,一時期のようなJリーグ屈指の選手層とは言えないのが現状です。フロントの役割は非常に重要だと思います。選手の補強,そしてあのアーセン・ヴェンゲルを監督として招聘したような眼力など,現在の名古屋グランパスのフロントのやる気が試されていると思います。