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弁護士ブログ

2015/10/08

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 私の場合,せめて週に2日くらいは休肝日にしており,特に月曜日はいつも休肝日です。今週もてっきりそのつもりでいたのですが,月曜日の10月5日,今年のノーベル医学・生理学賞の受賞者の一人に日本の大村智さんが見事輝きました。本当に素晴らしいことだと思います。大村智さんが医学・生理学賞を受賞されたことと,私がその祝杯を上げることとは何らの関係性も,そして必然性もありませんが(笑),急遽休肝日をやめて祝杯を上げました。

 

 大村さんの業績は誠に素晴らしいものであり,それは何億もの人たちの命と,そして失明の危機から救う快挙でありました。心からの尊敬に値します。同じ日本人として誇らしい気持ちになります。大村さんの業績に関する報道ではガーナなどアフリカの人たちの命を救ったことが伝えられておりましたが,ガーナといえば千円札にもなっている野口英世博士です。本当に日本人の努力と世界に対する貢献は素晴らしい。自分も何とか人の役に立たなければと改めて思います。

 

 さて,このような次第で月曜日を休肝日として確保できなかった私は,翌6日の火曜日こそは休肝日にしようと思っていたのですが,今度はノーベル物理学賞の受賞者の一人に日本の梶田隆章さんが見事輝きました。連夜の快挙です。これまた日本人として本当に誇らしい気持ちになりました。ニュートリノ及びその周辺の研究分野では日本が世界をリードしています。梶田隆章さんが物理学賞を受賞されたことと,私がその祝杯を上げることとは何らの関係性も,そして必然性もありませんが(笑),またまた急遽休肝日をやめて祝杯を上げた次第です。

 

 思えば9月には日本が誇る物資補給機「こうのとり」5号機が国際宇宙ステーション(ISS)への物資輸送というミッションを見事完遂しました。アメリカの補給機打ち上げが6月に失敗したことを受け,アメリカ航空宇宙局(NASA)の要請で,日本がこれを成功させたのです。補給機の打ち上げ,完遂はアメリカ,ロシアで失敗が相次いでおり,日本の役割が増す中での打ち上げ,ドッキング,補給の成功と相成った訳です。日本の研究者の地道な努力と研究水準の高さが実を結んだのでしょう。これまた素晴らしい。

2015/10/03

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 女優の川島なお美さんが亡くなりました。享年54歳ですからそれはあまりにも早すぎます。ほんとうに心からご冥福をお祈りいたします。

 

 今朝の産経新聞の記事にも川島なお美さんのことが触れられていました。夫の鎧塚俊彦さんの喪主のあいさつによれば,川島さんは体にできた胆管がんの腫瘍を「戒めくん」と命名。昨年1月に手術を受ける前日には「女優としてもっと可能性を広げ、もっともっと川島なお美を熟成させる。そのための今後の人生の糧になる試練を与えてくれた神様、戒めくん、ありがとう。私はまだ生きます」と書き残していたそうです。川島さんは自分の生業(なりわい)というものに対してほんとうに真摯に向き合っていたのだと思います。

 

 私はもちろん川島なお美さんとは全く面識はありませんが,そのお父様の川島一夫さんとは11,2年ほど前にゴルフで1,2度ご一緒させていただいたことがありました。お父様の川島一夫さんは,私が裁判所に新規採用になった頃にはもう名古屋高等裁判所の事務局次長をされていたと思います。その後は簡易裁判所判事に任官されました。裁判所の職員としては大先輩です。

 

 川島一夫さんは本当に気さくな人で,ゴルフで一緒に回る同伴者によく気配りもされる優しい人です。それに確か,あるホールで2打目をショットし終わった後,少し上りのフェアウェイを一緒に歩いていた時,晩秋のことでもあり川島さんは少し鼻水が出ていました。川島さんは「洟垂らしながらゴルフしとっちゃいかんわなァ」などと言って自虐的な笑いを誘っておられたのを今でも覚えております。飾り気のない方です。今年4月には90歳を迎えられたとのこと,ほんとうに何よりです。

 

 さて,人の命と,たかだかジャイアンツの今シーズンとを同列に論じるのは誠に不謹慎ですが,ジャイアンツの今シーズンはもう終わりを迎えたと思います。CS(クライマックスシリーズ)など期待もできません。セ・リーグはヤクルトが14年ぶりにセ・リーグの覇者となりました。産経新聞のスポーツ欄もほんとうに気の利いた見出しを付けるもので,「ツバメ劇的 乱セ統一」ですと(笑)。それくらい今シーズンのセ・リーグはどこが優勝してもおかしくない混戦であり,正に「乱世」でした。

 

 ただいずれにしても,今年の巨人は史上最弱の打線で,優勝に値しないほどの打線の弱さです。私は昨日もうつろな表情でテレビ中継を観ておりましたが,クリーンナップの打率の低さは目を覆うばかりです。あるイニングの表示では3番坂本0.268,4番阿部0.245,5番長野0.244ですもの・・・(笑)。優勝などは夢のまた夢です。それに,本塁打数を見てビックリ。優勝したヤクルトの山田が37本,畠山が26本であるのに対し,巨人の阿部が15本,長野が14本,坂本が12本なのです。これじゃ話になりません。クロマティか誰かもう一度呼んできたらいいのに(笑)。

2015/09/30

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  ますます爽やかな季節となりましたから,もうほぼ毎日徒歩通勤をしています。傍若無人でマナーを欠く自転車乗りには不愉快な思いをしつつ,私は通勤がてら朝の散歩を楽しんでいる訳です。

 

 さて,先日,朝の出勤時に何かしら嫌なものを目にしてしまいました。そこはある製薬会社の入り口で,守衛さん(警備員)が入り口に立ち,出勤してくる社員に丁寧に挨拶とお辞儀をし,入り口のドアを開けてあげていたのですが,歳の頃まだ20代後半かせいぜい30歳前後の若い社員がすごく偉そうな態度で出勤して来まして,その守衛さん(警備員)の丁寧な挨拶とお辞儀に全く反応せず,会釈一つもできず,しかも入り口を開けてもらったにもかかわらず当然のようにふんぞり返って,その守衛さんに御礼一つも言いません。本当に困ったものです。

 

 「実るほど頭を垂れる稲穂かな」と言いますね。稲が実を熟すほど穂が垂れ下がるように,人間も学問や徳が深まるにつれ謙虚になり,小人物ほど尊大に振る舞うものだという例えです。要するに,人格者であるほど謙虚に振る舞うものなのです。さてさて,それにしても不愉快な若い社員でした。古くから,そして洋の東西を問わず,挨拶というものが厳然として存在し,続いてきました。それはやはり意味のある行為だからです。そのことも分からないようなバカ社員では会社がつぶれてしまうでしょう。あっ,余計なお世話か(笑)。

 

 さて,安倍内閣の実績の凄さは目を瞠るものがあります。泰然自若とし,そして存在感のある積極的な外交。特定秘密保護法や安全保障関連法(集団的自衛権行使)の整備。いわゆるアベノミクスによるデフレ脱却の方向性・・などなど。明確なヴィジョンと愛国心を有しているからこそこれができるのです。あの「異民族に支配されていたかのような」おぞましい民主党政権とは大違いです。民主党!こういうのを本当の政治と言うのだ!(笑)。

 

 まあ,安倍晋三という首相は余人を以て代え難い存在であり,任期と使命がある限り,もっともっと立派な仕事をしていってもらいたいと思います。全部が全部賛成できる政策という訳ではありませんが・・・(笑)。今回の安全保障関連法の整備については,世論調査によると国民に対する説明が足りなかったとの批判がありました。私に言わせれば,個々の国民が自分で勉強せよということになると思うのですが,確かにそういう批判には謙虚に耳を傾けなければならないでしょう。安倍晋三という首相がこれからさらに立派な仕事をしていくためにも,「実るほど頭を垂れる稲穂かな」の精神でやっていって欲しいと思います。

2015/09/11

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 昨夜は絶対に休肝日にしようと思っていたのですが,事務所を出て帰宅の途につく直前,プロ野球の速報を確認したら,7回までに巨人が阪神を4-1でリードしているではありませんか。すぐに決心が揺らぎ,コンビニでエビスビール2缶を購入し,我が家で晩酌と相成りました(笑)。しかし,今の巨人は打つ方も守る方も不安定です。本当にハラハラさせます。結局は5-4の辛勝でした。

 

 巨人の試合をとても正視はできなかったため(笑),チャンネルを変えたりしていましたら,NHKのBSで「浮世絵ツアー江戸の四季めぐり 夏の巻」という番組に出くわしました。これが本当に面白い番組で,つくづく江戸の文化,ひいてはこの日本文明の素晴らしさについて感じ入りました。文明というと大げさなようですが,日本には確かに独自の文化,伝統,人情,美意識というものがあります。やはり日本文明は,サミュエル・P・ハンティントンも述べているように,日本一国のみで成立する全く独自の文明なのです。渡辺京二さんが書き表した「逝きし世の面影」(平凡社ライブラリー)の世界なのです。これは名著ですよ。くどいようですが,江戸時代の庶民の文化は誠に素晴らしい。この番組ではいろいろなものを紹介していましたが,「線香花火」の儚げな美しさについて触れていました。

 

 もともとはこの花火は公家が花火を香炉に立てる形で楽しんでいたのですが,その姿が仏壇の線香に似ているものですから,「線香花火」という名称になったのです。今では手で持って楽しみます。

 

 線香花火には,火を付けてから儚く終わるまで4つの過程があります。第1段階は「牡丹」と呼ばれ,先に「玉」ができます。人生で言えば幼年期でしょう。第2段階は「松葉」と呼ばれ,玉が激しく火花を発します。人生で言えば青壮年期でしょう。第3段階は「柳」と呼ばれ,火花が低調になりますが,これがしだれ柳のようにしなやかで風情があります。人生で言えば熟年期(私もこれに属するようです。)でしょう。そして第4段階は「散り菊」と呼ばれ,最期は赤い玉がぽとりと落ちます。本当に線香花火は素晴らしく,儚く,とても美しい。

2015/08/18

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  2020年東京オリンピックのエンブレム問題に関してです。ベルギーの劇場ロゴのデザイナー側が,著作権を侵害されたなどとして2020年東京オリンピックのエンブレム使用差し止めを求めて提訴したことについて,東京オリンピックの大会組織委員会は提訴したデザイナー側を非難するコメントを出しました。

 

 この点に関する私の考えは前日のこのブログに書いたとおりです。潔くこのエンブレムは撤回すべきです。いろいろな面を考え,それが最も賢明だと思います。この大会組織委員会の会長があの森喜朗という人だからか,この委員会は様々な面で賢明さから遠ざかる方向へ向かっているような感じです(笑)。

 

 ついでに言いますと,賢明さから遠ざかる方向へ向かっているような感じなのは,IOC(国際オリンピック委員会)も同じではないかと最近思っております。夏季,冬季を問わず,IOCはどんな基準で,そしてどんな思惑で開催地を選んでいるのでしょうか。

 

 先日の産経新聞の記事(8月10日)では,諸外国の記事を引用し,最近のIOCの選択が賢明でないことを指摘しています。

 

 例えば,英紙ガーディアンの兄弟紙で,日曜日に発行されるオブザーバー紙は8月2日付けで「2022年冬季五輪に北京が選ばれたことは、またしても五輪の価値を崩す前例をつくった」と主張し,人権状況に問題がある国がホスト国となる選考方法に疑問を呈する社説を掲載しました。同紙はまず,北京が初めて夏季と冬季の五輪を両方開催する都市となったことに関し,大会は数千トンもの人工雪を作る機械に頼ることになると指摘。「これ以上の茶番がどこになるのか」と厳しく批判しています。おっしゃるとおり(笑)。その前に予定されている2018年の韓国の平昌の冬季五輪だって,会場施設の建設,資金,それに雪の問題などから,本当に開催できるのかと思ってしまいます(韓国のなりふり構わぬ強烈なロビー活動の前に落選したドイツやフランスが可哀想です)。

 

 また,米紙USA TODAY(電子版)は7月31日,北京は2008年の夏季五輪で,過去のどの大会よりも多額の400億ドル(約5兆円)が投じられ,インフラ整備のため推定150万人を移住させたことなどに言及し,「喜んで法外な金を支払い、住民を気にも留めない町が招致都市になるのはIOCにとっても問題だ」と指摘しています。

 

 極めつきは同紙の次のような指摘です。

 

 「途中まで招致を目指したノルウェーの首都オスロはIOCから①王宮か地元五輪組織委員会が費用負担するカクテルパーティーを催す,②道路にIOCメンバー用の特別レーンを設ける,③五輪組織委員長とホテル支配人の『歓迎の言葉』をIOCメンバーの部屋に季節の果物とともに置く-といった要求を突きつけられたことを紹介し,こうした「バカげた」要求が見直されなければ,「夏季でも冬季でも五輪を2年ごとに開催できるのは北京だけになる」と批判しています。正におっしゃるとおり(笑)。

 

 IOCはもっと賢明にならなければなりません。

2015/08/17

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 2020年東京オリンピックのエンブレムについて,ベルギーのデザイナーがIOC(国際オリンピック委員会)を相手取り,そのエンブレム使用の差し止めを求めてベルギーの裁判所に提訴したようですね。

 

 また,このエンブレムをデザインしたとされる佐野研二郎氏は,これとは別に手がけたサントリービールのキャンペーン商品の一部を謝罪とともに取り下げました。その理由は,そのデザインの一部に模倣があったからです。佐野氏自身もこれを認めていますし,確かに報道によれば模倣を超えて,トレースされたものもありました。

 

 2020年東京オリンピックのエンブレムについては今後は法廷闘争の場で決着をみるのでしょうが,ここはどうでしょうか,このエンブレム問題については潔く出直した方が良いと思います。というのも,仮に法廷闘争で雌雄を決したとしても,イメージが悪すぎるからです。エンブレムというのは,いわば大会の象徴のようなものでしょう。会場の至る所で東京オリンピックを象徴するものとしてこのエンブレムが人々の目に触れ,テレビ中継の放送開始冒頭にはこれが視聴者の目に触れます。これを目にした人はその都度,複雑な思いに駆られるのではありませんか。

 

 それに,このベルギーのデザイナーは言いがかりをつけているのではなく,客観的には確かにデザインの根幹が似ているでしょう。加えて,サントリービールのキャンペーン商品問題については,佐野氏個人もさることながらその事務所の体質が問題とされても仕方ありません。これは一般論ですが,訴訟などの場面では状況証拠,間接事実などといった用語がよく使用されますが,このエンブレム問題も状況証拠としてはかなり不利であり,模倣を主要事実とすれば,間接事実の存在という面でも相当に不利でしょう(笑)。

 

 素人の私は素朴に思うのですが,招致の時に使用したあの素晴らしい花柄のエンブレムは使えないのでしょうか。くどいようですが,あのデザインはとても良かったと思いますよ。

2015/08/11

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 時候の挨拶といっても,「暑いですね。」としかもう言いようがありません(笑)。これがあと1か月も続くというと,げんなりしてしまいます。でも皆さん,この夏,最後まで気を確かにもって乗り切っていこうではありませんか。

 

 それにしてもですよ,今のジャイアンツの打線は,史上最弱なのではないでしょうか。これほどショボい打線は見たことがありません。3試合で得点は僅か2点です。今でしたら,ジャイアンツよりも津商業の方が強いのではないか(笑)。

 

 東京ドームで巨人が広島に3タテを食ったのは10年ぶりだそうです。その10年前の巨人のオーダーは現在のように弱かったのかというと,全然そうではありません。1番仁志,2番二岡,3番高橋由伸,4番清原,5番ローズ,6番小久保,7番キャプラー,8番阿部,9番投手というのですから,これまた凄い打線でした。今は全くダメです。今年はどうも・・・。人間諦めが肝心です。

 

 日曜日にはテレビでNHK杯将棋トーナメントを観ました。この日の対局は羽生善治四冠(名人,王位,棋聖,王座)対北浜健介八段でした。過去の実績からしても順当にいけば羽生名人が勝利するだろうと予想しましたが,結果はその逆でした。でもこの対局を観ていて思ったのは,羽生名人の勇気と,男気です。

 

 この対局は双方穴熊同士でした。その終盤は羽生名人の陣営(王将のすぐ近く)で,北浜八段が銀や金を打って肉薄し,一方羽生名人がやはり銀や金を打って防禦し,千日手に近いような応酬が続きました(金と銀が微妙に入れ替わって千日手ではありません)。ハッキリ申しますと,どちらかが手を変えないと同じような応酬が際限なく続くような局面でした。

 

 そこで決然と手を変え,敵陣に打って出たのが羽生名人でした。時間があれば読み切り,実際には無理のある切り込みであったことに気づいていたと思われますが,秒読みの中で決然と打って出たのです。羽生名人としては,同じような応酬を繰り返していても見苦しい,自分は先手だし名人でもある,勝負にこだわるよりも何とか局面の膠着状態を打開しようとしたのではないでしょうか。結果的に羽生名人の敗北となりましたが,男気を感じましたね。

 

 将棋って結構面白いですね。本当に上手くできたゲームだと思います。さて,産経新聞は棋聖戦を主催しているのですが,翌日の産経新聞の将棋の欄(棋聖戦)の観戦子の記事に面白い記載がありました。昔から港町には将棋が割とさかんな町が多いようです。港町は,潮待ち・船待ちの時間があり,その暇つぶしに将棋が指されるのです。確かに,中原誠第十六世名人も宮城県塩竃市の生まれですし,その兄弟子の故・芹沢博文九段も静岡県沼津市の生まれであり,いずれも日本有数の港町です。

2015/08/03

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 暑いのなんのって,こんな調子であと1か月ほど過ごせというのは酷ですわ。夏というお方もホントに人が悪い(笑)。

 

 でも,日曜日は歌舞伎を堪能してまいりました。チケットが余ったからというので有り難いお誘いを受け,いそいそと出かけて参りました。市川海老蔵と中村獅童の「六本木歌舞伎」というもので,演目は「地球投五郎宇宙荒事」。

 

 市川海老蔵,目力もさることながら,声がいいですね。改めて思いました。何しろ市川團十郎家(成田屋)ですもの,荒事は得意でしょう。歌舞伎,日本の伝統芸能,いいですねえ。久しぶりでしたが,楽しませてもらいました。

 

 話は変わりますが,もう暑くて暑くて,あんまり暑いものですから,先日カラオケの場で,やけくそで新曲を披露しました(笑)。「だまって俺について来い」という歌で(青島幸男作詞,萩原哲昌作曲),新曲とはいっても私がカラオケで初めて歌ったから「新曲」と言っただけで,これは昭和39年の歌です(笑)。そう,東京オリンピックが開催された年の歌なのですよ。ハナ肇とクレ-ジーキャッツで,メンバーの植木等が歌っておりました。

 

 その当時は私も小学生でしたからこの歌のことは知りませんでしたが,後世になって知るところとなり(笑),何しろこの歌詞が好きなのです。この歌詞で展開された世界のいい加減さ・・・。これだけいい加減だとむしろあっぱれで,元気まで出てきてしまいます(笑)。この歌詞の1番だけは以前にもこのブログでご紹介しましたが,改めて3番までご紹介しましょう。

 

1番「ぜにのないやつぁ 俺んとこへこい 俺もないけど 心配すんな みろよ 青い空 白い雲 そのうちなんとかなるだろう(笑い声)」
2番「彼女のないやつぁ 俺んとこへこい 俺もないけど 心配すんな みろよ 波の果て 水平線 そのうちなんとかなるだろう(笑い声)」
3番「仕事のないやつぁ 俺んとこへこい 俺もないけど 心配すんな みろよ 燃えている あかね雲 そのうちなんとかなるだろう わかっとるね わかっとる わかっとる わかったら だまって俺について来い」

2015/07/30

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 7月24日には2020年の東京オリンピックのエンブレムが発表されました。このエンブレムはアートディレクター・佐野研二郎氏の作品であり,多くの応募作品の中から選出されたようですし,国際登録商標の確認を終え,国際オリンピック委員会や国際パラリンピック委員会の承認を得て決定したようです。

 

 しかしここに来て,このエンブレムのデザインがベルギーのリエージュ劇場のロゴにとても似ているということで,盗作疑惑が出ています。そのリエージュ劇場のロゴをデザインしたのはベルギー東部リエージュ在住のオリビエ・ドビというデザイナーです。彼は共同通信の取材に「盗用されたのか、着想を与えたのかは判断できない。」としながらも,同劇場からは「対策を講じるべきだ」との連絡を受け,今後弁護士と協議して対応を決めるということです。

 

 両者を比較してみると,確かに色目は違いますが,基本となるデザイン基調はとても似ています。この問題は今度どのようになるかは分かりませんが,東京オリンピックのエンブレムなのですから,どんな結末になっても後味は悪いですね。

 

 後出しジャンケンのようで気が引けるのですが,実は私はこのロゴを初めて見た時になぜこれが選ばれたのか疑問でした。ピンと来ないし,「なんかなあ-。」という印象を持ちました。右上に日の丸の赤が申し訳程度に付け足されているような感じでとても好感は持てませんでした。いやしくも国旗をあしらうのならば,その国旗に対するリスペクト(尊敬の念)が必要だと思うのです。そういうことからすれば,1964年(昭和39年)の東京オリンピックのエンブレムは日の丸がシンプルに,そしてその美しさを損なうことのない良いデザインだったと思います。

 

 それにしてもね,東京オリンピック招致段階でのエンブレムのデザインを皆さん覚えておいでですか。「TOKYO 2020 五輪」の上に,それこそ見事に桜の花をあしらったとても美しいデザインでした。これは世界的にも大好評だったのです。あれは良かった。今からでも遅くはありません。あのデザインに戻しませんか。

2015/07/29

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  近来稀に見るほどのショボい打線だなどと,そろそろこのブログに書いてやろうかと思っていた矢先,我が栄光の読売巨人軍が16安打,11点で快勝しました。やればできるじゃん(笑)。

 

 昨晩はたまたまうちのカミさんの帰りが遅くなる予定だったため,私はコンビニでビールのおつまみ用の海老入りグラタンと冷凍枝豆を買い,帰宅してグラタンを電子レンジにセットしたところで,居間のテレビから実況アナウンサーの大音声が聞こえました。台所からテレビの前に行きますと4番の亀井がタイムリー2塁打を放ち,6-0と大きくリードしていることが分かりました。「巨人もやる時はやるじゃん」と独りごちて台所に戻り,今度は冷凍枝豆を流水解凍していると再び実況アナウンサーの大音声が聞こえ,またまた居間のテレビを見てみると,5番の長野が2点本塁打を放ったことが分かり,8-0。「珍しいこともあるもんだ」などと独りごちて再び台所に戻ると,すかさず実況アナウンサーの大音声。またまた居間のテレビの前に来てみると,6番の阿部がソロ本塁打を放ち,9-0。実況アナウンサーはこのホームラン攻勢などを称して「今日はここ松山で夏の大花火大会です。」などと言っておりました。

 

 やればできますね,巨人も。松山と言えば,あの秋山好古,秋山真之兄弟,そして俳人の正岡子規です。司馬遼太郎の「坂の上の雲」を夢中で読んだものです。その正岡子規は病弱ながら当時アメリカから導入されたばかりの野球を好み,喀血するまで捕手としてプレーしていたこともあります。

 

 子規は,「バッター」,「ランナー」,「フォアボール」,「ストレート」などの外来語を「打者」,「走者」,「四球」,「直球」などと日本語に訳した功績が認められ,平成14年には野球殿堂入りを果たしています。

 

 それにしても私は,正岡子規といいますと,どうしても私の尊敬する人物として陸羯南という存在を想起せざるを得ません。陸羯南といえば,「日本新聞」を創刊し,三宅雪嶺,徳富蘇峰らと並び称される明治中期新聞界の巨峰です。陸は,隣りに移り住んだ正岡子規を支援し,紙面を提供し,生活の面倒を最期までみてあげた人物です。子規は「生涯の恩人」と泣いて感謝したということです。

 

 ジャイアンツの話題のつもりが,最後は陸羯南ということになりましたね(笑)。

 

 ところで,数回前のこのブログで,私が少年時代に熱狂した「真田幸村」というテレビドラマ(TBS系)のことに触れました。これの放映開始が昭和43年と書きましたが,実際には昭和41年でした。お詫びして訂正いたします。

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