好き嫌いはもう理屈抜きだと思うのですが,中国の国家主席の習近平という人の顔はどうにもこうにも嫌いなんですよ。それに何かしら薄気味の悪さも感じます。先ごろは反日のお友だち同士ともいうべき韓国に訪問しては同国の大統領ともども反日ごっこをしておりました。習近平という人はことあるごとに日本の歴史認識を問題にしてあちこちで批判しまくっておりますが,自国がかつてチベットに侵略して大虐殺をしたことや,東トルキスタン(現在の新疆ウイグル自治区)に対して行ってきた非道なこと,中越紛争,それに第二次天安門事件などに言及することはありません。日本だけを批判してホントにいい気なもんです。
7月9日からは米中対話が開かれており,中国の習近平は「新型大国関係」を臆面もなく提案しておりますが,アメリカとの温度差は明らかでしょう。なにしろこの習という人物は,昨年の6月の米中首脳会談で「太平洋は両国を受け入れるのに十分な空間がある。」などと述べ,あたかも太平洋を中国とアメリカで事実上支配しようとでもいわんばかりの,日本にとって極めて不愉快な提案までしております。
でもね,中国という国は本当にそのような大国面(づら)をしている場合なのでしょうか。環境汚染(大気汚染,水質汚濁,土壌の重金属汚染,自国近海が汚染されてているため中国漁民が遠くで違法操業を繰り返している実態などなど),腐敗官僚による収賄の横行,絶望的なまでの貧富の格差(ジニ係数は0.6を超えたとの説もあります),年間20万件を超える数の暴動の頻発,人権弾圧などなど,実際のところは「経世済民」の観点から自国の民生を良くしていくことこそが喫緊の課題なのではないでしょうか。余計なお世話でしょうけど(笑)。
それに中国経済もこれからは大変でしょう。間違いなく・・・。産経新聞編集委員の田村秀男さんは「事実上ゼロ成長、停滞長期化・・・中国市場幻想を捨てよ」と仰っています。
中国の統計ほど当てにならないものはありませんが,一般的には鉄道貨物輸送量と電力消費量はその国のGDP成長率の動向を窺わせる指標になると言われております。ところが,中国の場合,とても不思議な現象が起こっております。何と,この国の鉄道貨物輸送量が減少しているにもかかわらず,中国の「公式」統計上はGDPの成長率が7%台を保っているのです(笑)。とても変ですねー。不思議ですねー。田村さんは次のように述べております。
「2012年以降、GDP公式統計でみる実質成長率は現在まで7%台を保っているが、鉄道貨物データのほうは12年9月から13年6月にかけてマイナスまたは0%の成長を示したあと13年後半に回復したのはつかの間、今年3月にはマイナス3.5%に落ち込んだ。中国の経済不振は今や、リーマン・ショック当時より長く厳しい。」
「不動産相場が下がり出すと地方政府は土地使用権の販売を控えるので開発投資が減り、鉄道貨物輸送量も細る。他方で、地方政府は主要財源を土地使用権販売収入としているが、不動産相場が下がると財源難に陥る。使用権を乱売せざるをえなくなって不動産相場を崩落させる。」
「グラフが指し示すのは中国経済モデルの破綻であり、これまでの開発投資主導に代わる経済成長モデルの不在である。鉄道貨物輸送量が中国経済の紛れもない現実だとすれば、正真正銘の経済成長率は0%以下と見るべきであろう。再浮上させるためには、人民元を大幅に切り下げて輸出をてこ入れするしかないが、そのときは巨額の資本逃避ばかりか、悪性インフレが発生しかねない。」
中国は,韓国と一緒になって「反日」ばかり,そして他国の領海に侵入したり,戦闘機を異常に接近させたりしている場合などではないのです。特に中国経済は,「前門の虎,後門の狼」の状況なのです。
うーん,皆さんは体調いかがですか。蒸し暑かったり,そうかと思えば明け方は体の冷えで目覚めてしまったり,体調管理が難しい。年齢のせいか,若い頃よりも気象条件や気候が体調に与える影響の大きさを自覚します。晩酌も含め,少しは節制しなければなりません(笑)。
実は今度のW杯では賭けをしております。優勝国がどこになるのか・・・。私はドイツに賭けておりますが,いよいよ明日早朝にブラジル対ドイツの準決勝の戦いがございます。準々決勝でドイツはフランスと対戦したのですが,試合前にはドイツ代表選手の主力数人がインフルエンザに罹患し,大変なことになっているという情報があって私も心配していたのですが,ドイツは1-0で何とかフランスを退け,いよいよ優勝候補のブラジルとの対戦です。
それにしても,同じ準々決勝のブラジル対コロンビアの試合を観ていて思ったのですが,とにかく南米同士はプレーが荒っぽいですね(苦笑)。言っちゃ悪いですけど,それぞれの国の治安状態を反映しているかのような・・。ちょっとしたケンカみたいになっており,主審は毅然として試合をコントロールしないと途方もなく荒れた試合になってしまいます。ブラジルのエースであるネイマールはこの試合で椎骨を骨折し,無念にも当分の間出場できません。彼もこういう形で今回のW杯を終わりたくはなかったでしょうし。
いずれにしても,準決勝もすごい顔合わせですね。ブラジル対ドイツ,オランダ対アルゼンチンですよ。ホントに凄いわ。
凄いのはJ・S・バッハです。バッハの曲はどれも凄い。昨日なんか遠方の裁判所に出張したのですが,車中で聴いたのはバッハの平均律クラヴィーア曲集第1巻でした。ちょっとくどいですか?(笑)。特にこの第1巻の第8番目の前奏曲(変ホ短調)とフーガ(嬰ニ短調)の素晴らしさは何と表現したらよいのか分かりません。若い頃,ユーリ・ノルシュテインという映像作家(切り絵アニメ)の「話の話」という幻想的な映画を観たことがありました。音と絵だけの映画ですが,この映画の中でバッハのこの前奏曲とフーガが有する圧倒的な存在感・・・。もう今からかなり昔の話ですが,この映画を観て,改めてバッハの凄さを思い知ったのです。
蒸し暑かったり,意外に涼しかったりで,体調管理が難しい梅雨時です。読者の皆様,ご自愛をお祈りいたします。仕事に追われていることもあり,こういう状況ですとあまり考えもまとまらず,ブログのタイトルも「雑感」ということになります(笑)。
もう最近では,コンビニの店員は中国人アルバイトとおぼしき人々が主役となってしまっております(苦笑)。でもね,この人たちの接客態度にはガッカリすることが多いのが実情です。おそらく彼らは,マニュアル化された接客の仕方を経営者側から指導されているとは思うのですが,あまり実践できていませんし,その気もないようです。特に日本人スタッフや経営者がおらず,カウンター内が自分と同国人だけの場合は治外法権状態になってしまいます(笑)。先日なんか,私が買った商品はぞんざいに投げるようにして袋に入れられ,おつりだって仏頂面で私の手のひらに叩き付けるように渡されました。当然,「ありがとうございました。」の一言もありません。みんながみんなそうという訳ではありませんが,そういった傾向は確かにあります。日本人とは接客についての心構えが違うと言わざるを得ません。
新聞報道によりますと,ファミリーレストランの「ロイヤルホスト」が中国からの撤退を決めたそうです。一つしかない上海の店舗を6月19日に閉じ,親会社のロイヤルホールディングスと台湾企業との合弁でつくった運営会社も清算するとのこと。このように撤退が決められた理由については,より高い賃金を求めて従業員が入れ替わり,調理や接客などのノウハウが定着しなかったため,中国での今後の展開は難しいと判断されたようです。
これは私自身の穿った見方ですが,より高い賃金を求めて人が入れ替わるという点もさることながら,実際には日本的な接客のノウハウを現地の従業員にいくら指導しても,なかなか彼らが言うことを聞かず,日本の飲食店のような気持ちの良い接客が定着しなかったというのが実情ではないかと思っております(笑)。
話は変わりますが,ブラジルW杯のウルグアイ対イタリア戦で,ウルグアイのエースであるスアレス選手がイタリア人選手の左肩に「ガブッ」と噛みついた不祥事がありました。昨日のこのブログでも触れたとおりです。結局FIFAはこの噛みつきの事実を認め,スアレス選手に代表戦9試合出場停止等の処分を行いました。当然,ブラジルW杯の今後の試合には出場できません。
私がこの件に関連し,びっくりしたことは2つあります。1つは,ウルグアイ代表のタバレス監督のこの件に関するコメントが「この会見のように、人々が彼を攻撃していると思ったら、我々は彼を守る。これはW杯だ。安っぽい道徳じゃないんだ。」だったこと。噛みつきなどといった卑劣なルール違反を咎めることが「安っぽい道徳」なんでしょうか。ルール違反を擁護するような人間が代表監督をしていることは驚きです。2つめは,ある掛け会社が行った賭けの一つに「このW杯でスアレスが誰かに噛みつくか」というものがあり,あるノルウェー人をはじめとして見事に的中させた人が多数存在し,掛け会社は約760万円を掛け手に支払ったという話です(笑)。
さあ,いよいよサッカーのワールドカップがブラジルで開幕します。ワクワクしますね。ただ,どうやら放送時間が早朝のようですから,睡眠不足の人が続出するでしょう(笑)。とにかく,日本人は武士です,サムライです。正々堂々と臆することなく思いっきりフェアプレーで戦って欲しいものです。全力を出し尽くしさえすれば,結果はどうでもよい。
それにしても韓国という国はどこまでも反日なんですね。韓国のある大学教授が日本代表のユニフォームが日本軍国主義の象徴である旭日旗を想起させるという馬鹿げたクレームを付け,FIFAの会長や出場国32か国の各サッカー協会長などに抗議の文書を郵送したばかりでなく,ニューヨークタイムズにも批判広告を掲載させています。もう,つける薬がありません(笑)。
KBSという韓国の国営放送は,これまた笑えてきてしまうのですが,日本とザンビアとのテストマッチの様子をダイジェストで放送し,日本が4-3で勝利したにもかかわらず,ダイジェストのゴールシーンは全てザンビアだけで,これだけを見た視聴者は0-3で日本が負けたと当然に思うでしょうね(爆笑)。このKBSという放送局は,韓国のあるアイドルグループが4月1日にリリースした新曲の中の歌詞に「ピカ」という表現を入れたばっかりに,これは日本語だと断定して「放送不適合」とした放送局なのです(笑)。韓国という国全体も,そしてマスコミ全体もそうですが,反日ぶりは徹底しています。
では日本の昼間のBS放送はどんなもんでしょうか。結論から言えば惨憺たるものです。昼間のBS放送のコンテンツは,はっきり言って通信販売と韓国ドラマに尽きると言っても過言ではありません(笑)。実際に新聞の番組表を見てみますと,愕然と致しますよ,本当に・・・。通販の宣伝をやっていない時間帯は,これでもか,これでもかとまるで嫌がらせのように韓国ドラマを放送しています。一体全体昼間っから誰がこういうものを見ているのでしょうか。韓国はこういった韓国ドラマを無理無理輸出しようとしていますが,何と,何と,その62%を日本が輸入しているというのです。あれほど反日のプロパガンダ等を繰り返している国からこれだけの輸入をしているお人好しの日本・・・。
さあ,いずれにしても4年に1度のワールドカップです。開幕戦であるブラジル対クロアチア戦という極めて重要な檜舞台で,光栄にも日本人審判団がジャッジいたします。その能力と公正さという点で評価が高いということなのです。特に主審の西村雄一さんは4年前の南アフリカ大会でも主審を務めております。この大会の準々決勝のブラジル対オランダ戦でも西村さんは主審を務め,ブラジル選手がオランダ選手の足を踏みつけるという反則を見逃さず,容赦なくレッドカード(退場)を示したのです。この的確な判定についてはドイツの放送局も絶賛していました。その信頼と高い評価どおり,今大会の開幕戦でも,公正かつ毅然とした判定を見せて欲しいものです。
いや別に私と娘との間の父子関係が悪いという訳ではありません。娘は,私の誕生日と「父の日」が近接しているにもかかわらず,それぞれ別々にプレゼントを贈ってくれますし,父母の言うことはちゃんと聞いてくれますし,気がついたらお酌もしてくれますので,大変良い子に育ってくれました(笑)。
ただ,父と娘(こ)の人間関係に何も問題がないにしても,AKB48の評価をめぐってはこれまでは極めて先鋭な形で父と娘が対立してきました(笑)。私は,何よりもあのAKB48の総合プロデューサーの秋元康という人の顔が嫌いですし,上手く言えませんがああいった商売の仕方がとても好きになれないのです。僅か7秒ほどの握手のために握手券なる特典をCDに付属させ,CDの売上を伸ばして最大利益を追求する手法・・・。「総選挙」なるものを企画し,投票権もCDを購入することで獲得させ,ますますCDの売上を伸ばす。それに「ジャンケン大会」など。やっかみに聞こえるかもしれませんが,こういったサブカルチャーに狂った次代を担うべき若い世代の人たちが,AKB48の「総選挙」にはちゃんと投票しても,本当の総選挙(衆議院議員)には投票しない人もいるという状況には愕然とするのです。
今回の握手会における傷害事件は本当に許し難く,被害に遭われた方には心からお見舞いを申し上げますが,少なくとも握手会はどうかなーと思います。
哲学者の適菜収氏は秋元氏のこのような商法を女衒のシステムのようだと喝破していますし,少なからずそのような要素があることは否定できないでしょう。
さて脱線しましたが,父と娘(こ)の対立です。AKB48(むしろ秋元氏の商法)に対するこのような極めて否定的な評価を下している私(父)に対し,娘はこのような批判については真っ向から反論したり,批判を受け付けない態度を示していたのです。要するに彼女自身もAKB48が好きだったのでしょう。ところが,ところがですよ,私の娘ももう大人になったといいますか,最近ではAKB48や秋元商法を醒めた,そして冷めた目で見るようになってきたのです。さきごろ「総選挙」を放送していたテレビ番組がありましたが,娘は「もう見たくない」と言い,徐々に私の評価に近づいてきているのです。AKB48をめぐる父と娘(こ)の対立が氷解し,和解が成立した瞬間でした(笑)。
ところが,今度は娘は宝塚歌劇に首ったけになってしまいました(笑)。数年前に家族で宝塚歌劇を観に行ったことがあったのですが,確かにこれはやみつきになると言いますか,夢中になる気持ちが分からないでもない。娘は父に似て凝り性のところもあります。昨日,居間のテーブルの上に「宝塚友の会」入会申込書が置かれているのを発見し,ビックリしました(爆笑)。娘もまだ学生なんですから,もう少し学問というものに身を入れて欲しいのですが・・・。
実は6月6日は,不肖の身ながら私の誕生日なのでありますよ。ありがたいことに,カミさんと娘は今でも誕生祝いをしてくれています。ただ少し微妙なのは,いわゆる「父の日」が近接しておりますので,事実上は両方併せてのお祝いということで,お祝いする方は労せずして節約ができ,される方も節約されてしまった感,損した感が若干残ります(笑)。
同じ誕生日の著名人には錚々たるメンバーが名を連ねておりますよ。すごいですよ。例えば,スペインの画家のディエゴ・ベラスケス,ロシアの詩人・作家のアレクサンドル・プーシキン,ドイツの作家トマス・マンなどなど,すごいでしょ。だからといって,自分もすごいんだということになりはしませんけど(笑)。
また,どうやら6月6日は「梅の日」なんだそうです。これは「若梅会」というホームページにありましたし,今朝の産経新聞のある商品の広告欄にも記載されていたことですが,1545年の6月6日,時の天皇が京都「葵祭」で有名な賀茂神社に詣でられ,梅を奉納してお祈りになったところ,たちまち雷鳴とともに雨が降り始め,五穀豊穣をもたらしました。人々はその天恵の雨を「梅雨」とよび,梅に感謝するとともに,災いや疫病を除き,福を招く梅を「梅法師」と呼んで贈り物にするようになったと言われております(宮中日記「御湯殿 上の日記」)。これがお中元の始まりで,古来薬膳として貴重な梅はお中元の品として重宝されてきたようです。
確かに,梅干しを食べるとシャキッとしますし,いかにもクエン酸サイクルが体の中で回り始めたような感じがし,元気が出ます。ジャイアンツの選手達も梅干しを食べてシャキッとして欲しいんですが(笑)。
5月から6月にかけてって,毎年こんなに暑くて不快な天候でしたっけ。道行く人々は「何だろな,これ。」というような困ったような表情をしている人が多いようです。昨夜なんか寝るときにエアコンにスイッチを入れてしまいました。歳をとってしまったせいか,こういう天候に対する抵抗力が低下したように思います。食欲と睡眠欲だけはありますが・・・(笑)。
そんな中で,松山英樹選手はやってくれましたね。ジャック・ニクラウスがホストのメモリアル・トーナメントでアメリカツアー初優勝を成し遂げました。日本人男子選手としては4人目の快挙です。すごいですね,この人は。正に痛快事です。
考えてみればこの松山英樹という選手は,昨年日本のツアーに初参入だったにもかかわらず新人で4勝を挙げ,賞金王になってしまいました。今年はアメリカツアー初参入だったにもかかわらず,早くも勝利してしまいました。やはり並みの選手ではありませんね。考えてみれば,この選手はかつてメジャーのマスターズで最優秀アマとしてグリーンジャケットを着た経験もある訳ですから,大舞台でも物怖じしない性格なのでしょう。
ただ,彼の場合はパターで傷つけてしまったグリーンを直さなかったり,スロープレーやボールマークの位置を注意されたりしたこともあります。こういった点は当然修正していかなければなりません。また,快挙を成し遂げたメモリアル・トーナメントでは18番ホールのティーショットを打ち終えた直後にドライバーのシャフトを折ってしまっています。この時の状況については,ショットの失敗を悔しがってドライバーで軽く地面を叩いた際にティーインググラウンドに設置されていた標示物に当たってシャフトが折れてしまったようです。感情の赴くままに思いっきり地面を叩いて道具を粗末にしたりしたのではないようです。このことは同伴者のアダム・スコットも「証言」していました。ただやはり,不満なショットの直後に軽くではあってもクラブで地面を叩く行為は見苦しいと思います。海外でも何勝してくれるのか,将来が楽しみな選手なだけに,こういった点は注意した方が良いでしょう。
また,アメリカ大リーグでも日本人選手が大活躍しています。ア・リーグの投手防御率の第1位がヤンキースの田中将大(2.06),第2位がレンジャーズのダルビッシュ有(2.08)なんであります。これも凄いと思います。痛快ですね。もっともっと頑張ってね(笑)。
さてさて痛快だったのは,昨晩のBSフジの「プライムニュース」に出演していた石原慎太郎さんと平川祐弘さんの発言でした。この番組の出演者はとても当たり外れがあるのですが,昨晩は最高に近い顔ぶれ。平川さんはダンテ「神曲」(河出書房新社)の翻訳で有名な方で,私も熟読させていただきましたが,何より愛国者です。その普段の言説内容には共感を覚えます。平川さんは,東大で講義をしていた時のことを回想し,学生達は頭は良い,でもみんな朝日新聞の社説みたいなことばっかり言っていた。大したことはない。学生達の中には民主党の岡田克也という頭の大きい者がいたが,せいぜい民主党政権の時に外務大臣をやった程度だ。その点,安倍晋三はおじいさんの岸信介譲りのところがあって立派だと思う,などといった趣旨のことを仰っておりました。この平川さんは,最近「日本人に生まれて、まあよかった」(新潮新書)という本を出されました。早速買って読んでみようと思います。
一方,石原慎太郎さんは,「朝日新聞みたいなものは読むもんじゃない。あんな売国的な新聞もないよ。」とはっきり発言し,その発言が電波に乗って全国の津々浦々に伝播していったのであります(笑)。痛快な夜ではありました。
南シナ海や東シナ海での中国の傍若無人ぶり,傲岸不遜ぶり,厚顔無恥ぶりは止まるところを知りません。中国は国際社会においては事実上孤立し,完全に国際社会における「こまったちゃん」になっております。「こまったちゃん」というような可愛らしい表現は不相当かもしれず,「ならず者」というべきでしょう。中国の「ならず者」ぶりは今に始まったことではなく昔からです。
さて,「こまったちゃん」(悪い子)と「にこちゃん」(良い子)というのは,その昔に日本テレビ系列で放送されていた「ロンパールーム」という幼児向け番組で出ていたキャラクター人形のことです(ミツバチを擬人化したもの)。私も小学生のころ,この番組をよく観ておりました。「にこちゃんの歌」は今でも歌えます(笑)。
みなさん,この「ロンパールーム」という番組でちょっとした放送事故が起こったことは知っていますか。これは歴代の先生役のうち,第2代目のうつみ宮土理さんの時に起こったことのようです。先生がゲームの時間に,幼児のみんなに「『き』で始まるものの名前を言ってください」と質問したところ,少しやんちゃな男の子が「きんたまー」と答えたのです(笑)。みどり先生はこれにひるむことなく,「もっときれいなもので答えてね」と言ったところ,少しやんちゃなその男の子は今度は「きれいなきんたまー」と答えたのです(爆笑)。その直後に「しばらくお待ちください」というテロップが出た後に(CMの後という説もあります),テレビ画面でそのゲームの場面が再開された際には,その少しやんちゃな男の子が座っていた椅子にはクマのぬいぐるみが置かれていたというのが,その放送事故の顛末です(笑)。なおこれは都市伝説ではなく,うつみ宮土理さんがずっと後になってその事実をテレビで認めていたのですから,伝説ではなく「史実」だったのではないでしょうか(笑)。
残念なことにその少しやんちゃな男の子はその日は退場になってしまったのでしょうね(笑)。その子の椅子だけクマのぬいぐるみが置かれていた訳ですから(笑)。でもよく考えてみれば,その男の子が言い直した言葉だって『き』がちゃんと付いていたのですから,題意に従っており決して間違ったことはしていません(爆笑)。まあ,番組制作現場のスタッフとしては,この子をこのまま出演させていたのでは,もっとエスカレートして取り返しのつかない放送事故に発展しかねないと得体の知れない恐怖を感じたのでしょう(笑)。彼らにとってはそのすこしやんちゃな男の子は「こまったちゃん」だったのでしょうね。この男の子はおそらく私より少し若い年齢だと思いますが,今頃はどこかで「にこちゃん」として元気に活躍されていることでしょう。
最近変なのですよ,私の嗜好が。おやつに甘い物が食べたくなっているのです。昔はおやつと言えばせんべいのようなお菓子が好きだったのですが,最近は甘い物がやたら欲しくなっています。チョコレートとか大福とかフルーツケーキとか・・・。ガンになると食べ物の嗜好が変わることがあると誰かが言っておりましたが,ひょっとしたらガンになっちゃったのかしらん(-_-)。
日曜日の午前中はNHK杯将棋トーナメントをテレビで観ているのですが,そんな時もコーヒーと一緒に甘い物をいただいております(笑)。最近将棋というものが面白くなってきました。それにしてもつい先日終了した第72期名人戦は意外な結果に終わりました。あれほど強いと評判だった森内俊之名人・竜王が羽生善治三冠に0-4のストレート負けを喫し,名人位を明け渡してしまったのです。昨期(第71期)は同じ羽生三冠を4-1で圧倒していたのに・・・。
タイトル戦の場合,将棋の対局中も午後3時ころにはおやつが出るそうです(笑)。おやつの目的は「対局の息抜きやエネルギー補給・栄養補給」なんだそうで,確かに将棋の対局というのは先の先まで,そして何通りもの手順を読むのですからそれこそ頭脳の勝負です。そういう知的営為には相当のエネルギーを消耗します。
今回の将棋名人戦の第2局の第1日目のおやつですが,羽生三冠が注文したのは「みたらし団子と塩豆大福」だったそうです。穏当といいますか,当然といいますか,極めて妥当だと思います(笑)。でも,森内名人が注文したのは「喜多方ラーメンプリン」だったそうです(爆笑)。これが後々まで影響したのか・・・(笑)。
まあ,森内竜王はおやつに「喜多方ラーメンプリン」という冒険をしましたが,今度の棋聖戦(第85期)では挑戦者として羽生棋聖に挑みます。6月2日からのようです。雪辱を期待したいと思います。
将棋指し(棋士)とおやつと言えば,「神武以来の天才」と言われたあの加藤一二三さんが対局中に板チョコを10枚も食べたり(しかも数枚重ねて),バナナを一房(しかも一本一本房から取ることなく)食べたりしたという伝説が残っております(笑)。また,これは定説のようですが加藤一二三さんは基本的には明治の板チョコしかダメなんだそうです(笑)。
久しぶりに上野の鈴本演芸場に行って参りました。「何しに!」ですって?もちろん客としてですよ(笑)。本当に,落語てぇものは日本の話芸の精華と言ってもいいですねぇ。たまに無性に落語が聴きたくなる時があるんですよ。本当に。
ところが,ところがだ・・・。「昼の部」に少し遅れて行ったのですが,客席はほぼ満席に近いんですよ。びっくりしました。最初は立ち見で,演目の変わり目(合間)に係員が「お席までご案内します」ですと・・・。見たところおじいさんとおばあさん,せいぜいおじさんとおばさんばっかりでした(笑)。どこにこんなに大勢の年配者がいたのかと思えるほどに・・・(笑)。どこかの町内会か団体のご一行様なのだと思いました。
鈴本演芸場の「昼の部」でこんなに大勢のお客さんを見たのは初めてです。やっとのことで席に座ることができ,ちょっと窮屈ではあるものの缶ビールを飲みながら落語を楽しもうと思ったのですが,直ぐ右隣の壮年男性客がいけません。彼は不必要に大声で笑いすぎるのです(笑)。館内,満座の中で彼ほど不必要に大声で笑いすぎる客もいなかったでしょう。はなはだ迷惑なことでした。私としては,落語を楽しむというよりも彼のあまりにも不必要に大きな笑い声が気になって仕方ありませんでした。これでは平静な気持ちで落語を鑑賞するどころではなかったのです。それほどの大音声でした(笑)。
その客に「笑うな!」と言う訳にも参りません。みんなお金を払ってまで笑うためにやって来ているのですから(笑)。席を変えようにも適当な席も見当たらず,私はというと「中入り」の時にほろ酔いかげんで演芸場を後にしたのでありました。
ただし,春風亭正朝さんの「七段目」は非常に良かった。面白かった。私も大いに笑わせていただきました(直ぐ右隣の件の男性はもちろん大音声で笑っておりましたが・・)。芝居狂いの息子(若旦那)が父親から小言を言われているにもかかわらず何でも歌舞伎(芝居)の台詞で返してしまうというおふざけ・・・。何度聴いても腹の底から笑えます。